トランプ大学の不動産投資セミナー | 踊る♪テキサスの不動産投資家
また、先日の記事の続きになってしまいますが、



トランプ氏は、トランプ大学という不動産投資のセミナーを提供していました。



まずは1時間半のフリーセミナーを開き、そこで3日間の有料のセミナーに誘致する。



その3日間では、肝心の投資のことはほんの数時間しか教えず、ほとんどの時間をマインドコントロールと、次の高いコースに誘致するために使う。その額、約3万5千ドルだそうです。



成功するためにはコーチングが必要と言われ、さらに不動産投資専用のソフトウェアの購入もすすめられる。しかも、前日にはクレジットカードの利用限度額をひきあげるように呼びかける。




そして、申し込んでしまったら最後。キャンセルをしたくてもキャンセルできず、多くの人から訴訟を起こされている。




そのセミナーのシステム、ロバート・キヨサキさんの不動産投資セミナー Rich Dad Education と酷似している、、、、、と言うか全く同じです。



金額はキヨサキ氏のセミナーのほうが更に高額ですが。





4年も前の話しですが、キヨサキ氏の不動産投資セミナーをうっかり受けてしまい、あまりの内容の酷さに私がめずらしく激昂したのを覚えています。アメリカ在住で不動産投資を考えている日本人の方の参考になればとこの時の記事に4日にわたって感想を書いてあります。





考えてみたらキヨサキ氏とトランプ氏は友人同士ですし、全く同じビジネスを展開していてもおかしくはない。


キヨサキ氏は自分のベストセラーになった本を利用したビジネス。


トランプ氏は自分の不動産王と呼ばれる俗称を利用したビジネス。


いえ、ビジネスと言うよりも詐欺と言ったほうが正しいかもしれません。







キヨサキ氏の高額セミナーにはもちろん申し込んでいませんが、正直なことを言うと無料セミナーですら多いなる時間の無駄でした。


「いかに上手く人に物を売りつけるか」


というセールスマンの手口が学べるかもしれませんが、不動産投資のことは学べません。







キヨサキ氏のあのセミナーが問題にならないほうがおかしいと思って調べてみたら、崖っぷちの状態でクレジットカードで高額セミナーに申し込んでしまい、自己破産をした人も少なくはなく、やはり彼も訴訟を起こされ問題になっているようです。











思い出してみると、会社をリストラされて藁をもつかむ思いでセミナーに来ている人や、何も分かっていなくてセールスマンの言いなりになっていたご年配の方もいたので、


そういう弱者からもお金を取っていたのかと、いま思い出しても腸が煮えくりかえる思いです。






夫は、キヨサキ氏のセミナーのことなどすっかり忘れていたようで、


「あれ、そんなに酷いセミナーだったっけ?
ああ、そうだ、そうだ。思い出した。
学ぶものは何一つなかったね。
時間の無駄にはなったけど、お金は使っていないからいいじゃないか。」



と別に気にしてなさそう。



じゃあ私も、いつまでもネチネチつつくのはやめましょう。




お金をむしり取られても、一部の人達には絶大な人気を誇る、、、、、、、どちらも何か人を惹き付ける魅力があるのでしょう。




でも、結論:あのセミナーと同じことをしていたトランプ氏、やっぱり信用できません。





ついでだから、次回は久しぶりに不動産投資のことも書いてみようと思います。