昨年の後半から、顕著にケータイが売れない時代に突入しました。
キャリアはリスクをとらない方針をとり、
なんだかんだいってシェアがあるので、安泰路線。
逆にメーカーは不振となります。
総合電気メーカーの論理でいえば、ケータイは不採算部門になるので、
看板産業が傾けばケータイをきらざるを得ない状況になります。
こんな状況ですから、3.9G対策は万全ではありません。
折角、世界最先端の技術を誇りながら勿体無い話です。
国は暢気なもので、2015年には1Gbpsにしようとか、
周辺デバイスも強化してユビキタス社会を!なんて掲げています。
そのころ海外メーカーがごっそり来てしまうかもしれません。
もはや国で戦うしかないフェーズまで来ております。
こんなケータイの取り巻く状況のなかで、
今年の話題はスマートフォンやネットブックです。
PCインターネットの世界が、形をカスタマイズしてそこまでやってきています。
スマートフォンは、業務端末に変わる機器としての注目され、
そこにインストールするようなソフトウェアの市場も今後の面白いところです。
ノートPCで起こりうることがスマートフォンでも考えられ、
セキュリティ関連も市場になりえることでしょう。
企業内の内線をからめた法人向け端末もいよいよ市場として本格化しそうです。
端末は飽和とはいっても、それは個人向けユース。
法人ユースはこれからです。
ブログではここまでとしましょう。
いきべん通信でお会いしましょう。