「いま、訪れた微笑みの国、ここはThailand」
クレイジーケンバンド「バンコクの休日」より。
やってきました、タイの首都、バンコクです。
今年の第21回世界韓国語雄弁大会はバンコク開催。
昨年7年ぶりに大会を見(済州島大会レポート、大会編)、この間、韓流ブームなどの影響で海外弁士のレベルが確実に上がっていたのを目の当たりにし、今年は私がチャレンジすることにし、今後に繋げていこうと思いました。
そう、バンコクのスワンナプーム空港に到着し、イミグレーション(出国審査の場所)でのちょっとした出来事
審査が終わって荷物を取りに行こうとしたら、ちょうど歩いてきた係員さんが私のいたカウンターの横に置かれた物を発見。
タイ語でしたが、「これ、なに?だれの?」と言っているのが分かります。明らかに、出国審査をした誰かの忘れ物。
私の審査をした人が、「あーあ、」と諦めの表情をして、「どうしようもないわよ」というように首を横に振りました。
忘れ物は二つ。一つはiPadのようなものが入ったケースと、子供用スケッチブック。それは次女が好きなプリンセスソフィアの表紙……
それでピンと来ました
出国審査を待っていた、私の二つ前のグループが、両親と子供二人という西洋人旅行者で、四人一緒に審査しているものだからすご〜く長くて、また、西洋人のアジアの旅行先は中国に続いてタイが多いと聞いており、いろいろ思考していたため印象に残っていました。
もしかしたら、あの人たちのものかも
カウンターをでたら、まだ見えるところにいる
すぐタイ人のイミグレーションの係の人を呼び、お父さんが青いリュックをしょっていたので、「ブルー!」とかなんとか言って、物を持って行ってもらいました。
係の人が「これ、あなたのもの?」というジェスチャーをすると……
「……信じられないぜ……」というようなお父さんの表情。数秒の無言のあと、「Thank you!」を連発。
そのときの、「あんた、ナニやってんのよ」と言わんばかりのお母さんの表情が面白かった
タイ人の係の人は少しだけ微笑み、去って行きました。
「私が教えてあげたんですよ!」って言いたかったけど(^▽^;)、iPadだけだったら彼らのものとは当然思わなかったでしょう。プリンセスソフィアに感謝、ですね。
もしあのとき、彼らが忘れ物に気付かないまま空港をあとにしていたら、iPadを無くしたままか、なんとか見つけたとしても相当の時間と労力を使わないといけなかったでしょう。情報収集や撮影ができず、不便になったでしょうし、何より旅先で失くしものをしたら憂鬱です。
私も同じ日、家を出発するとき、子供のことなど自分のお膳立てだけでないこともしないといけないので、注意力が散漫になり、化粧ポーチをバックに入れ忘れてしまいました。ちょうど気を引き締めなきゃ、と思っていたので、いろんな意味で良かったな、と思いました。
さて、ホテルまでの移動は鉄道にチャレンジ
そして、「移動に小銭は必須!」と聞いていたので、空港で両替をしておいたのですが……
地下の空港鉄道の乗り場に行くと……
両替所がたくさん、しかも、人でいっぱい。もしかしてェ〜?と、嫌な予感。やっぱり…超レートが良い
ソウルの金浦空港もそうですが、ゲートをでる前の両替所はレートが悪く、でた瞬間、良くなる、そして、市内はもっと良い。
でも、両替できなかったときのリスクを考えるとしてしまうんですよね。こればかりは慣れないと、知らないと、ですね
移動の最中、日本の方が声を掛けてくださり、乗り換えやトークンの買い方を聞けたのと、駅を降りてホテルに行くまでの地図も頭に入れておいたので、迷わずたどり着くことができました
点呼の時間まで少しあったので、スピーチ練習と、汗を流すために少しだけスイミングもちろんオープンエア。南国のプールは気持ちが良いあ、写真取り忘れた…。
点呼の時に発表順番決めがありました。私は「外国人の部」の2番目になりました。
このとき大会当日の説明もありましたが、このコリアンチックなカンジ。やっぱりこの大会はネタの宝庫で面白い。
それでは今日はこの辺で。大会報告をお楽しみに〜