医学ニュースの深層 -37ページ目

YAZAWA・・・紅白に出たんだ(笑)

 なんで、今年冒頭に「最高の年」に・・・・なんて書いたと思う。


 12月31日の明け方、大学の前の居酒屋で彼の紅白出場を知ったんだが、どこにも書くなよと「脅され」て、ストレスが溜まってました(笑)。


 以下、アメブロガーヘ、YAZAWAから(笑)。


YAZAWAです。
ここが噂のアメブロ?いいじゃない。いい感じじゃない。
何てゆうの?こう、若い人達の情熱?魂の叫びって感じ?ソウルってゆうの?
そういうのYAZAWA、嫌いじゃないんだよね。
ここをみてる人達、何?ブロガーってゆうの?
まぁ、YAZAWAとしてはこれからも走り続けるわけで、それはいくら
ジジイになろうが、そのスタンスを変えるつもりは、ダイレクトに言うと、無いわけよ。
ここにくる人達も、何てゆうんだろ?こう、どんなにジジイ・ババアになっても
バカやってるYAZAWAを暖かい目で見守って欲しいよね。言いたいのはそれだけ。
それじゃ、YAZAWAでした。ヨロシク!


 ・・・ところで、歌詞を間違えてたらしいな。

まあ、まだ「iPS細胞」のお世話にならんでいいだろう(笑)


 たまには医学ネタを少し、ハズシました(笑)。

祈 最高の年になりますように!

あけましておめでとうございます。


 今年は、自分にとって「大殺界」も抜けることですし、今まで地道に蒔いてきた種が実を結び、昨年以上の成果を上げることでしょう・・・仕事の面では。


 プライベートの面でも、それに呼応して、かなり改善されるでしょう。


以上、今年の当たる「占い」ですо(ж>▽<)y ☆

ニューイヤーズ・イブ 2009

 政府の経済成長戦略は、昨日、正式に発表されるや否や日経平均株価が100円近く下げに転じた。


 確かに今年は政権交代があり、日本社会がいったん「初期化」(iPS細胞のように)はされた。しかし、その後、「培地」が悪いのか、ウイルス(誰とはいいません)入りで初期化したのがまずかったのか、・・・いずれにせよ、日本は完全なリプログラミングがなされていない。

 また、そこ(いわば、iPS細胞状態の社会)から、何らかの「正常細胞」に分化誘導しようと政権与党は躍起になっているが、分化誘導方法がおかしいためか、中途半端な、ふらふらした(チンピラのような)細胞になってしまっているのが、今の日本社会。


 ま・さ・に、iPS細胞が癌化する条件を悉く満たしており、日本社会は、政権発足3ヶ月ですでに癌に蝕まれかかっていると言えよう(笑)。


 このままいけば、ひどくなる一方だ。たとえ半年後あたりに「子育て手当て」などの「抗がん剤」(対象家庭に選挙用に狙いを定めて投与される「分子標的医薬」のようなもの)を「投与」しても、その後の激烈な副作用(大増税、雇用条件の悪化など)で、「日本の政党政治」の死期を速めるだけだろう。

 なお、そういうときに、歴史上証明されているのは「独裁者」が登場するということ。

さあ、どうなることやら・・・2010年。


 以上が、今年、ヒトiPS細胞で研究成果を「そこそこ」出し始め、海外の有力研究機関では、かなり高く評価されている「1研究者」から見た、今年の1年でした!


 いかがでしょうか?良いお年を迎えたいものですな、お互い。

飲み過ぎ注意、乳がんリスク ビール大瓶1日1本で1.7倍

 過度の飲酒は女性が乳がんになるリスクを高めるという大規模疫学調査の結果を、厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)がまとめ、25日発表した。1週間にビール大瓶7本を超える量を飲む人は、全く酒を飲まない人と比べ、乳がんリスクが1.75倍に高まるという。

 研究班の岩崎基・国立がんセンター室長らが、岩手、秋田など9府県の40~69歳の女性約5万人を平均約13年間追跡し、飲酒量と乳がん発症リスクとの関連を調べた。追跡期間中に572人が乳がんを発症した。

 対象者を(1)過去に(酒を)飲んでいた(2)飲んだことがない(3)時々飲む(月に1~3日)(4)週にエタノール換算で150グラム以下の飲酒(5)週に同150グラムより多い飲酒――の5グループに分けて発生率を調べた。(日経)



コメント:



「読者の皆さん(多くは、女性)、気をつけてね。」(笑)


 ただし、この研究・・・今、考えられるリスク因子を全部、考慮されているわけでもないからね。

 ここまで飲んでいれば、あるいは、ここまで飲むような情況にあるような女性は、他の疾患に罹る確率も高いので、まあ「ほどほどに」と、結局、そういうところに落ち着くわけですよ。

神経分化に不可欠な物質 再生医療に応用も

神経のもとになる幹細胞からニューロンなどの神経組織がつくられる際に、HuDというタンパク質の働きが不可欠なことを、神戸大の藤原俊伸准教授のチームが突き止め、米科学誌モレキュラーセルに25日発表した。

 このタンパク質が作用しないと必要な遺伝子が働かず、神経への分化が起きないことを培養細胞の実験などで確認。新型万能細胞(iPS細胞)から効率的に神経組織をつくる再生医療の手法に応用できそうだ。藤原准教授は「将来は神経変性疾患の原因解明にも役立つかもしれない」と話している。

 チームは、神経が成長するにつれて活性化するHuDに着目。調べるとHuDは、遺伝情報を読み取って神経分化に必要な物質をつくる働きに深くかかわっていた。



コメント:


 HuDか・・・。たとえば、肝細胞から創るiPS細胞は、皮膚繊維芽細胞から創るiPS細胞に比べて神経には、しにくいけれど、HuDのような物質を利用すれば、より、うまくいく。さっそく日本でも、そういう検証をやってもらいたいなあ。


 さて、近頃の幹細胞研究(iPS細胞を含む)の論文を見てると、「米国の研究の最前線にいる(私としては)驚きがない」お仕事とか「細かいメカニズムに踏み込んだ研究(大事ですよ!)」ばっかりだから、一般の方へのこういうブログでの紹介は控えていました。まあ、来年も、このスタンスは、あまり変わらないと思います。


 こういうブログで難しい基礎研究の英文論文を翻訳紹介しても、一般の方・患者さんには全く関係ないし、実際には研究は進んでいるように見えて、実は研究って、また「?」と戻る(3歩進んで2歩さがるくらい・・・なら、まだいいほう)ものなのに、研究が一直線的に大変進んでいるような「妙な安心感」を与えるだけかもなと・・・。

 たぶん、特に基礎研究の紹介は・・・(iPS細胞研究は例外的な進展速度のように見えますが、細かいところで乱立・立ち往生しているだけの観もある)・・・数ヶ月から半年に1回、進展具合を総括していくことが必要でしょうね・・・。


 ヒトiPS細胞関連の「発明・発見」で米国特許申請書なんかを書き始めると(ある意味、学術論文を書くよりも数段難しいのです)、余計に、そう思う今日この頃・・・。

新型インフル:米国とは全く違う日本

 米国疾病管理予防センター(CDC)のThomas Frieden氏は、新型インフルエンザの流行について「従来 の(季節性)インフルエンザ流行シーズンである今から5月までの間にどのくらいの感染者が出るか予測できない」と述べている。専門家の意見はさまざまだが「わからない」という見解が最も正しいだろうと同氏はいう。

 新型インフルエンザは、特に小児および若年成人に大きな打撃を与え続けている。CDCによると、最初に発生した4月から11月中旬までの間に、米国で4,700万人が新型インフルエンザに感染し、約1万人が死亡、21万3,000人が入院したと推測される。また、この期間に死亡した小児および若年成人の数は、季節性インフルエンザのシーズンでの平均数の5倍を超えるという。(共同)



コメント:


 米国では、もう1万人も死亡したのか!?

日本の50倍以上だな。


 米国の死亡例は、もう、はっきりいって、医療体制の悪さで半分以上、説明できるだろう。無保険者が6000万人もいる国だし、抗ウイルス薬投与も、ままならない人がいっぱいいる。受けられても、タイミングを失したとか・・・。


 あなた方、日本に生まれてよかっただろう?


是が非でも、国民皆保険制度は死守しなければならない!

忘れちゃいけない 鳥インフルエンザ(A/H5N1)

 12月21日のWHO発表によると、エジプトで鳥インフルエンザ(A/H5N1)の感染者が新たに確認された。患者は21歳女性で、症状は安定しているようだ。

なお、同国での感染者は90例目。

 

 感染者は、Gharbia Governorateの El Tanta地区在住の21歳の女性。12月15日に発熱および咳の徴候が現われた。同日、タンタ熱病院に入院、タミフル治療を受けたとのこと。


 疫学調査では、死んだ家畜と密接な接触があったことが明らかになっている。

エジプトではこれまでに報告された感染者は90例で、そのうち死者は27例となった。


う~ん、実に死亡率30%とは・・・恐るべきウイルス。


これに対応でき、しかもタミフル耐性の変異型でもと、いうならば新薬としては2つ。

それとの組み合わせならば、有力なのは複数あるが・・・。


 ただ、実際、日本で、今、発生すれば、患者さんを助ける前に、もう限界一杯の私が先に神に召されます・・・Jokeではありません。


 すまんね。クリスマスなのに。

医療機関にクリスマスプレゼント?:日医、増額小幅に「憤り覚える」・・・報酬改定

政府が2010年度の診療報酬全体の改定率を0・19%増と決めたのを受け、日本医師会(日医)は24日、引き上げが小幅にとどまったとして「憤りすら覚える」との見解を公表した。

 対照的に、歯科の改定率が2・09%と医科の1・74%を上回ったことから、日本歯科医師会(日歯)は「新政権の英断を大きく評価する」とした。

 医師の技術料などに当たる「本体部分」の増額は、医薬品など「薬価部分」を削減した約5千億円も充当されたため、調剤を含む本体合計では1・55%引き上げられる。

 これについて日医は「3~5%の増額は必要」「小幅すぎる改定だ」と批判。病院より高い診療所の再診料引き下げなど、報酬の配分見直しを狙う政府の動きに対し「医療崩壊が解決する次元ではない」とけん制した。

 一方、日歯の大久保満男会長は記者会見で「(政治団体の)日本歯科医師連盟が民主党との関係を強めると予測している」と述べた。(共同)



コメント:


先ほど、某 新聞社による取材が終わったので、ホット1息しながら書いています。


 「歯医者は喜び庭かけまわり、医師は「コタツ」で「石」になる♪」

 これ、我ながら良くできたなヽ(゚◇゚ )ノ)


上記の記事は、特に診療所の開業医にとっては「地獄」だから、彼らは怒っているわけです。


 ここで、「どうせ、報酬を上げたって、その分は、彼らの奥様の毛皮代金に化けるだけだ!」といった厚生次官がいましたが(14年ほど前)、今、その「フレーズ」を、長妻大臣が繰り返せば、とっても面白いことになりますね・・・。







死者1万1千人超、新型インフル 世界全体で、WHOまとめ

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)が23日発表した新型インフルエンザの感染状況によると、世界全体の確認死者数は20日現在で少なくとも1万1516人と前週比934人増えた。欧州での増加が目立ち、391人増の少なくとも2045人と2千人を突破。これまでの死者数が最多の米州地域は335人増の6670人だった。

 検査で感染が確認されていない死亡例は集計されておらず、実際の死者は確認数を相当程度上回るとみられる。

 日本を含む西太平洋地域は19人増の1039人、東南アジア地域が98人増の990人などとなっている。

 WHOは日本や欧州など「北半球の多くの地域で全体としてのウイルスの活動は峠を越した」と分析している。



コメント:


 WHOは日本や欧州など「北半球の多くの地域で全体としてのウイルスの活動は峠を越した」と分析している。


→ 新型は、冬におとなしくしていく、ひねくれたインフルエンザウイルスと確定。

クリスマスイブで100日目:「鳩山政権に不安」広がる 欧米メディア論調

 発足から24日で100日を迎える日本の鳩山政権を不安視する論調が、欧米主要メディアで広がりつつある。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は22日付で「停滞という亡霊」と題した大型の分析記事を掲載し、遅い政策決定の問題などを指摘。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)も同日「鳩山の支持率低下」と大きく報じた。アジアでは中国共産党機関紙、人民日報が日米関係の悪化を伝えた。

 FTは分析記事で、経験不足という問題を抱えながらも、事務次官会議の廃止や事業仕分けの実施など、官僚主導の政治体制を打破しようとした鳩山政権の改革方針を評価。一方で「民主党はどのように政治を行いたいかは知っているものの、何をすべきかを必ずしも確信しているわけではない」と断じ、沖縄の米軍普天間基地の移設問題や税制改革に関する政権公約で閣内不一致が起きている問題を取り上げた。(日経)



コメント:


 今日は、クリスマスイブか・・・。

今、ハーバード大学と頻繁にやり取りしている「ヒトiPS細胞関連研究」が大詰めだし、今年は、お金も無いし、「気分」は・・・だよ。「シングルベルズ・クラブ」代表としては、例年通りだが・・・。


 そこで、上記の記事か・・・。

まあ、日本は、迷走を続け、国力の低下は著しくなると、世界から「評価」されてしまっているわけね。来年更に、こういう傾向は顕著になるだろう。 


 さて、「子供手当て」に大きな期待を持っている、民主党の支持者・国民は、支給された分は、結局は、お勤め先などから減らされた給料・所得を埋めることすら、あまりできず、おまけに、後で控えている「大増税」などで、かなりマイナスにしかならないことくらい、わからないのかな?

 おまけに、支給対象外の人々の年間負担増は、今から更に大変なもんだ。


 まっ、来年早々、2月半ばあたりに「政変」が起こっても不思議ではない。

夏には「衆参同時選挙」は、もはや堅いけれど・・・。



 今後、「結婚して子供を育てられる人たち」と、「そうではない人たち」との「格差」(経済だけではなく、ありとあらゆる面での)が広がり、可視化・固定化されていく。


 この点、私は、現政権で「格差固定社会」が完成すると今年の春あたりに書いた。(こういう表現で、今の現実社会の様を看破したのは、科学者・医学者では、残念ながら私くらいらしい。。。大手マスコミ各社の記者さんらによれば・・・。)


 一方、他の有名科学者らや「科学系の大学院生」らのブログなんかを、折に触れて見ていると、選挙前は、民主党万歳だった。しかし、例の「仕分け」以降、お金が削られる「危機」が増すと「期待を裏切られた」とか「失望した」とか、書いてある。


 これを見て、全く先見性のない「日本の知識階層」に対してこそ、私は「絶望」に近いくらい「失望」している今日この頃・・・。