ほぼ、ノンフィクション:ヒトiPS細胞から精子や卵子作製OK
文部科学省の科学技術・学術審議会生命倫理・安全部会は10日、
人間のiPS細胞(新型万能細胞)や胚(はい)性幹細胞(ES細胞)などから精子や卵子を作ることを、
研究目的に限って認める指針案をまとめた。
受精卵の作製は禁止する。近く国の総合科学技術会議に諮問する。
指針案によると、精子や卵子を作る際には研究の実施機関内で審査を行い、国へ届け出る。
もとになる受精卵や細胞の提供者の同意が必要とし、作製後の譲渡は禁止する。
国内でこれまでに作られたES細胞については、この同意が取られておらず、
提供者を特定できないため、用いることができない。(読売新聞)
コメント:
国内のエイズ報告数7年ぶり減少…抗体検査大幅減の影響でしょう
ただ感染の有無を調べる抗体検査件数は08年から約15%減少しており、これが影響したとみられる。新型インフルエンザ流行でHIVへの関心が薄れたり、啓発不足になっている可能性もあり、厚労省の担当者は「危機感を持っている」と話した。
感染者・患者の94%は男性。感染経路では同性間の性的接触が62%、異性間が24%だった。ほとんどの年代で感染者は前年より減ったが、30代だけが4%増の581人で、人数も全年代を通じて最も多かった。(共同)
コメント;
今回の記事・・・バレンタインの日に、あてつけのつもりで書いているのではない(笑)。
日本では、抗体検査件数の大きな減少が、報告数の減少に繋がっていることは間違いない。実際には、単調増加していると思われる。
世界的にはAIDS関連死亡者は、2008年度の統計だが、およそ200万人くらい。
国連がエイズ対策に本腰を入れ始めた01年と比べると年間の感染者数は50万人、死者数は10万人、それぞれ減少。感染者総数の伸びも最近は鈍化しており、エイズ問題は世界全体でみれば峠を越しつつあるという見方もあるが・・・まだまだ、怖い疾患の1つである。
任天堂Wii症候群・・・再び!
報告を発表した英オックスフォード・ラドクリフ病院NHSトラストのKaren A. Eley氏によると、Wiiの発売前はコントローラーの使い過ぎで手の靭帯を損傷する患者の受診が多かったが「今や身体のどの部位にも起こるようだ」という。1990年代に流行したいわゆる「Nintendinitis(ニンテンドー腱炎:親指の腱に痛みが生じるもの)」に代わり、増えているのは足のけがで、床から2インチ(約5cm)の高さの「バランスボード」からの落下よる軟組織の腫れ、脱臼、肉離れ、軽度の骨折などがみられるという。英国では14歳の少女がこのようなけがで救急治療を受けた例もある。また、込み合った場所でゲームをするプレイヤー同士がぶつかることによる頭部の負傷ももう1つの側面であるという。
しかし、Wiiによる負傷はそれほど頻繁なものではないという。「ある意味、単に運が悪かっただけともいえる。バランスボードを踏み外した人はもっと多いはずだが、医師にみせるほどではなく、われわれが見ているのは特に重症な例」とEley氏は指摘。さらに、同氏はWiiの利点として、運動をしない人が体を動かすのを促す効果があると述べている。「そのような人は捻挫(ねんざ)や挫傷を起こしやすい。しかし、ゲームをすることにより、皆が運動に関心をもつようになればよいと思う」と同氏は述べている。
米ベス・イスラエル・メディカルセンター(ニューヨーク)のRobert Gotlin氏もEley氏の見解に同意し、「運動や娯楽の流行には新しいタイプのけががつきものである」と述べる一方、Wiiの場合は子どもを巻き込むものであるため、安全面をよく確認する必要があると指摘。やりすぎに注意し、生活の全部ではなく一部分だけのものとして、親の指導の下に与えるべきだと助言している。また、「神経筋のコントロールができるようになったばかりの7~9歳の子どもがWiiのゲームでバランスや動きを学ぶ利益が、負傷のリスクを上回るものなのかどうかが問題だが、動かずにソファに座っているより良いのは明らかで、便益に対してリスク(リスク便益比)は極めて低い」とも述べている。(日経)
コメント:
このブログを書き始めた頃だったと思うが、Wii症候群ネタで医師国家試験用の「問題」を創ったことがあったなあ。
その後、昨年の6月あたりに、追加の情報も書いたので、御覧あれ。
ブログ内検索で、Wiiで検索すればヒットする。
今回のは、それらの集大成みたいなもの。
「峠越え」宣言を月内検討 新型インフルでWHO
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のフクダ事務局長特別顧問(新型インフルエンザ担当)は11日の記者会見で、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)が最盛期を過ぎたかどうかを検討するため、事務局長の諮問機関である「緊急委員会」の会合を月内に開催する方針を明らかにした。
WHOは昨年6月、豚のインフルエンザウイルスに由来する現在の新型ウイルスの警戒水準を最高位の「6」に引き上げて大流行を認定。その後、同水準を据え置いてきた。緊急委が最盛期が過ぎたと結論づければ、チャン事務局長が新型の流行は「ポスト最盛期に入った」と峠越えを宣言する見通しだ。
新型によるこれまでの確認死者数は世界で少なくとも1万5174人。感染が確認されていない死者も含めた実際の犠牲者数はこれを大きく上回るとみられている。
しかしWHOは欧米諸国や日本を含む東アジアなど北半球の多くの地域でウイルスの活動は既に低下傾向にあると分析している。
コメント:
ここでの予想どおりの推移で、日本も順調に減少してるよ。今回「第1波」は。
ただ、「楽観」するのは、まだ少々早いけど・・・。
さて、WHOは、フェーズを下げるか上げるか検討中のようだ。
フェーズをあげる?・・・と聞いて、皆さん、えっ?と思うでしょうね。
マア、「パンデミック」後という意味での「フェーズ 7」という名称をつけるらしい。
それよりも順次、現在の流行の度合いを示す「フェーズ」を下げていったほうがいいと思うし、また、重症度クライテリアあるいは、ウイルスの毒性強度のクライテリアの作製のほうに、いい加減、力点を移すべきだと思いますがね。
メタボ論争の再燃で儲かる方おめでとう:女性メタボ基準は腹囲80センチ より厳しく、厚労省
メタボリック症候群は、日本肥満学会などが2005年に「腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上」などの診断基準をまとめ、特定健診にも採用されたが、女性の腹囲が男性より緩い点などに異論も出ていた。
基準が変更されれば、保健指導にも影響を与えることになるが、厚労省生活習慣病対策室は「今回は妥当性判断の一つの材料。必要があれば検討会を設置する可能性もある」としている。
研究班は、全国の40~74歳の男女約3万6千人に、腹囲と、血圧や血糖値などの関係を調べた。メタボリック症候群は、内臓脂肪蓄積に加え脂質異常、高血圧、高血糖のうち2項目以上に該当する状態だが、男性で85センチ前後、女性で80センチ前後を上回ると、そうした状態になる可能性が3倍に高まり、心筋梗塞や脳卒中が起きるリスクが大幅に上昇することが分かった。(共同)
コメント:
いわゆる「メタボ基準」の改定。
今から4年ほど前から、特に「女性基準」は、今回くらいだろうなあとか、医学者(内科系)同士の雑談で、言われてた。まあ、今回の疫学調査(言っておきますが、若干、?なところは多々あるが・・・)で、「リスク増に関する1つの山」が示された格好だ。
今回の改訂の(医療というよりは)「健康関連産業」(食品から、健康機器、あるいは出版社)への影響は計り知れない。むろん、彼らにとっては、待ち望んだ「好結果」だろう。そして、これらの産業界(メーカー)から多額の「研究費」が関連医学者に流れ込むんだろうなあ(笑)。Wiiは、またまた、売れるだろう。
まあ、それは、さておき、あくまでも男女ともに「40歳以上」が対象の話だからな。
お気をつけあそばせ。
なお、あんまり、「ウエストの数値」だけが一人歩きするのは、好ましくない。
あくまでも「40歳以上の方での参考値」として、受け取ってほしい。
<緊急>アイデア特許成立の波紋:米企業がiPS細胞の特許取得「山中教授より3年先行
米バイオベンチャー、フェイト・セラピューティクス(カリフォルニア州)は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製にかかわる実験法について米特許商標庁から特許を認められたと発表した。発表によると、発明の日付は2003年11月で、アイデアでは、実際に作製した京都大の山中伸弥教授のチームの発表より3年ほど早い可能性がある。iPSを巡る知的所有権争いが米国でも本格化しそうだ。
4日にあった発表によると、同社の共同設立者の一人、ルドルフ・イェーニッシュ・米マサチューセッツ工科大教授が、03年にヒトの体細胞に遺伝子を導入することでiPS細胞を作製するための実験のアイデアを考案。04年に米特許商標庁に特許を出願した。
同教授はiPS細胞の研究で世界的に著名だが、ヒトiPS細胞の作製に関する論文は、山中教授らのほか、米ウィスコンシン大、ドイツ医薬品大手バイエルが07年ごろにほぼ同時に発表している。
京都大学iPS細胞研究センター国際広報室は、今回の特許について「iPS細胞を作製したというものではないと考えている。今回成立した特許は、京都大学の出願に影響が無いと考えている」とコメントしている。(朝日新聞)
さらに別の報道では・・・。
iPS細胞:米ベンチャーが関連特許取得
米ベンチャー企業「フェイト・セラピューティクス」(カリフォルニア州)が「体細胞を初期化する方法」について米国で特許を取得したことが8日、分かった。初期化は体細胞を受精卵のような状態に戻す操作。同社は、あらゆる細胞になるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作成に関する基本技術と主張、米国で初のiPS細胞関連の特許と位置付けている。
出願者は、同社創立者の一人で、米マサチューセッツ工科大(MIT)のルドルフ・イェーニッシュ教授ら。内容は、体細胞の初期化を可能にする遺伝子などを特定する技術という。
出願日は04年11月で、山中伸弥・京都大教授によるiPS細胞作成の特許出願より約2年早い。米経済誌ビジネス・ウイーク電子版は「山中教授はiPS細胞を作成したが、アイデアは我々が最初」というイェーニッシュ教授の言葉を紹介している。京大iPS細胞研究センターは「特許の記載データをみる限りiPS細胞を作成したものではないと考える。京大が最も早く出願しており、影響がないと考える」としている。(毎日新聞)
コメント;
1月31日の記事で、ある程度の「危機」をこちらでも、したためました(参照してください)。ただ、実は1月26日には、日本政府関係者に、
昨年末あたりには、全国紙の新聞記者に、
「これから数ヶ月以内に、iPS細胞関連の特許について、どんなことが起こるか」について、しっかりブリーフイングしておいた事項の「ほんの1部」なのです・・・上記の報道は。
なぜ、米国が、京大の山中先生に「ラスカー賞」まで出しながら、ヒトはおろか、
マウスiPS細胞までも、まだ保留していたのか、今回の事件で、おおよそ理解できるでしょう。
今回のような特許を俗に「アイデア特許」といいますが、こんなもんに特許を与えるのは許せんといったって、私もまったく同意しますが・・・あとは、裁判やるか・・・。
といっても、膨大な時間と資金がかかるし、あっ、お金は、小沢さんと鳩に出して貰おう(笑)。彼らの責任だよ・・・間接的だけど。
米国という国は、こういう「アイデア特許」のみならず、「ゴルフのパターの握り方」とか、「ブランコのこぎ方」まで、特許を与える国なのです。
まあ、京大iPS細胞研究センターおよび京大の知的財産管理関係者は、「呑気なコメント」ですな(苦笑)。
私でさえ知ってた上記、記事情報をなぜ、入手・解析・対応できなかったのか?
(いや、そういう戦略部隊であってほしかったが・・・まあ、そんなこといってても「詮無い」けど・・・。)
私は研究も臨床も、やってるから、特許対応しようにも、今は、全部、手が回らんのですよ。そりゃ数年前なら、やってたけど・・・。
でも、今でも、気づいた範囲では、ネタをそこらじゅうに、
まさに、こういう「ブログ」でも、ばら撒いては、いますが・・・。
まあ、日本政府としては、もう、世界で最も有能なバリバリの「外国人特許弁護士」を「助っ人」で雇って交戦だな。今から、ぬるい日本の環境で「高等教育」したところで、金と時間の無駄だ。・・・というのは、日本での「知的財産管理人材育成」なんて、高額な税金を21世紀初頭から投入して、各大学がやってたのですが、この様ですから・・・。
そして、もう「遅きに失したのかもしれないが」、特に、iPS細胞を臨床応用する気なら必須の「特許戦略」があります。まだ、間に合う部分があるので、ここでは、書きません。特許庁が鋭意、検討中だそうだが・・・。
いや、それにしても、MITのルドルフ・イェーニッシュ先生は、今回、「アイデア」に対する「先取権」を獲得したわけで、このことは、ノーベル賞受賞のためには「必須条件」。こうしたことを考慮すれば、今回の特許成立で「商売」というよりは、むしろ「彼の本音」は、ノーベル賞獲得狙いのための「特許申請・取得」なんでしょうね(笑)。
最後に、今回の上記の特許、そして先の「英国特許」を「破る」者が、いわゆる「iPS細胞競争レース」のWinnerであり、臨床応用に足るヒトiPS細胞を樹立しえた者になることでしょう。
(注:今回のコメントについては、無断でパクらないでね・・・。
ヤバイことになりますから(笑)
血液検査値、遺伝子で違い 東大・理研が共同研究
血液検査の20項目に延べ89の遺伝子が関連し、このうち46は新規に分かった関係。B型の人は血液が濃く、特に女性は、ほかの血液型より貧血のリスクが約21%低いことなどが判明した。7日付の米科学誌ネイチャージェネティクス電子版に発表した。
理研の鎌谷直之ゲノム医科学研究センター副センター長は「酒を飲んでいないのにガンマGTPが高い人がいるが、遺伝子の違いによるとみられる。従来の基準値を見直し、個人ごとの基準値の設定が必要だ」と指摘している。
がんや糖尿病、心筋梗塞などの患者1万4700人分の遺伝子情報や血液の検査値をコンピューターで解析。遺伝子には、人によって塩基配列がわずかに違う「多型」があり、多型による検査値の違いを調べた。(共同)
コメント:
大変興味深い研究成果です。
B型の血液の女性は、貧血リスクが21%低いとのこと。
たとえば、C型肝炎の患者さんにインターフェロン(長時間作用型)+リバビリンを投与すると、特に、リバビリンのおかげで、貧血が発現し、だいたい20%の患者が治療続行不可能になる。
このような貧血による治療未完例は男女で差が無かったが、今回の研究を参考にB型女性では、どうなるのか?ちょっと、Retrospective研究をしてみようか・・・な。
iPS細胞・・・効率性と安全性の狭間
米ソーク研究所と京都大学、アステラス製薬の研究チームは、脂肪などのもとになる幹細胞から動物の細胞などを一切使わずに新型万能細胞(iPS細胞)を効率よく作ることに成功した。研究成果を応用すれば将来、安全なiPS細胞を量産することができそうだ。米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。
研究チームはヒトの脂肪の細胞から幹細胞を取り出し、京大の山中伸弥教授の手法と同様に4つの遺伝子を入れてiPS細胞を作った。皮膚などの細胞からiPS細胞を作るのに比べて、ヒトでは20倍以上、マウスでは10倍以上も効率よく作ることができた。ソーク研の杉井重紀上級研究員は「もともとが幹細胞だから、iPS細胞にもなりやすかったのでは」と推測している。
また、iPS細胞の作製過程で必要な細胞培養は従来、動物から採取した細胞が不可欠だったが、脂肪の幹細胞が作り出す物質の影響で動物細胞なしで培養することができた。 (日本経済新聞)
コメント:
今までの方法では、樹立効率を重視すれば、癌化リスクが高まるし、リスクを避けようと思えば、樹立効率には、ある程度、目をつぶらざるを得ない。
効率性と安全性の両立は可能か?・・・答えは、案外、足元にあるかもね。
問題提議の「教材」研究例;白髪防止に大豆の力 名市大グループ実証
みそ汁や豆乳を飲むと、白髪が黒髪になるかも-。豆腐やみそなどに含まれる「大豆イソフラボン」に毛を黒くする作用があることが、岡嶋研二教授、原田直明准教授ら名古屋市立大の研究グループのマウスを使った実験で確認された。研究成果は米・栄養生化学誌に掲載される。
グループは、イソフラボン2ミリグラムを混ぜた餌を、背中部分の体毛をそったマウスに3週間食べさせた。その結果、髪の黒さに影響するメラニン色素の割合が(5匹の平均で)1・23倍に増加。見た目にも、黒くつやつやした毛が生えた。
さらに毛根の数が増えるなど、発毛効果も確認した。イソフラボンが入っていない餌では、メラニンの量に変化はなかった。
岡嶋教授らは、イソフラボンとトウガラシなどに含まれる「カプサイシン」を併せて取ると、体内で細胞の再生などを促すタンパク質「インスリン様成長因子-1」が増えることを実証。髪の元となる毛母細胞の増加につながり、人でも発毛効果があることを突き止めていた。
今回の実験で、イソフラボン単独でも白髪の防止に効果があることがはっきりした。
岡嶋教授は「毛が生えたり、黒くなったりする仕組みはマウスとほぼ同じなので、人でも効果が期待できる。最近、朝、みそ汁を飲まない人が増えているのではないか。食習慣を見直し、適量のイソフラボンを取れば白髪を防ぐ効果があるだろう」と話している。(共同)
コメント:
このところ、イソフラボンのネタが、やけに連発する。
・・・と考えている先生方も多いだろう。
だいたい、過剰なストレスが続けば、老若男女問わず、ヒトでは白髪が増えるが、そのあたり、今回のマウス実験では、どのようにコントロールされているのでしょうか?興味があります。
・・・まあ、それはさておき、正直、今回の研究をヒトに「当てはめるのは」・・・?だ。
日本では、爺さん、婆さんは、昔から(若いときから)、習慣的に味噌汁を飲む(食べる)ヒトが多いけれども、皆さん、白髪になるか、禿げてるぜ(笑)。
このような歴史的かつ臨床的な事実を、どう、説明するのでしょうか?
「防止効果」なあ・・・、これも、あまり期待はできないのでは?
じゃあ、トウガラシも併用すれば、ヒトでの白髪・禿げは予防できるのか?
・・・それでも、?だ。
これだから「基礎」の先生は・・・とは、私の「戯言」ですので、
基礎の先生は気にしないでください(笑)。
それに、だいたい、白髪を防ぐのが・・・いいことなのか?
白髪頭の格好の良い、素敵な、おじさん・おばさんは、いるぜ。
そういう年のとり方を、したいものだ。・・・と、思いませんか?
(気になるから再掲) 大豆製品に肺がん予防効果 ただし非喫煙男性のみ
たばこを吸った経験が無く、豆腐や納豆など大豆製品を多く食べる男性は、あまり食べない男性に比べ、
肺がんになるリスクが低くなる可能性があることが厚生労働省研究班の大規模調査でわかった。
大豆に多く含まれる「イソフラボン」が関係しているらしい。
研究班は、45~74歳の男女計約7万6千人を最長11年間追跡。
一日に食べる大豆製品の量により四つの集団に分け肺がんの発症率を比較した。
その結果、たばこを一度も吸ったことがない男性に限って比べると、
大豆製品を一番よく食べる集団(イソフラボン換算すると豆腐約200グラム)は、
最も少ない集団(同約40グラム)より肺がんになるリスクが57%低かった。
豆腐40グラムはイソフラボン換算で納豆3分の1パック相当という。
喫煙しているか、過去にたばこをやめた男性では、大豆製品の消費量による差はなかった。
女性も大豆製品を食べる人の方が肺がんリスクは低い傾向が出たが、
統計的に有意な差は出なかった。
イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをし、乳がんや前立腺がんを予防する効果があるとされる。
(→ ここ、要注意・・・下記、コメント参照)
研究を担当した国立がんセンター予防研究部の島津太一さんは「たばこをやめても効果がないのは、
喫煙による遺伝子レベルのダメージが残っているからではないか」と説明している。(朝日新聞)
コメント:
先日の記事の続報です。
女性の場合について、コメント追加しておきます。
イソフラボンのサプリメントなどによる過剰摂取は控えてください。
上記の記事中では、良さそうなことが書いてあるから気になりました。
サプリメントなどにより大豆イソフラボンのみを過剰摂取すると、
女性ホルモンのバランスが崩れる可能性があり、
月経周期が乱れたり、子宮内膜増殖症のリスクが高まりますから。