栗林あや(いがぐりこ)です。

 

私の母が大腿骨を骨折し、

現在リハビリ病院に入院しています。

 

 

 

 

母は市営団地に一人暮らしで

自宅に戻っての生活は難しいので、

いま、介護施設を探しています。


施設の候補は

だいたい絞り込まれてきました。

 

私は母の施設入居に向けて、

衣類の準備や、名前づけ作業、

そして実家の片付けなど、

着々と進めています。

 

 

これらの準備には

想像以上にお金がかかります。滝汗

 

つい先日も、

母の入居に必要な

新しい洋服や下着を購入するために、

しまむらに行って買い揃えてきました。

 


母が入院している間も、

団地の光熱費の請求書などが

続々と届きます。

 

 

 

私自身、

子供の頃に貧乏な家庭で育ち、

借金の取り立てが来る経験もありました。

 

その記憶のせいか、

督促状が届くのがとても怖いのです。

 

 

 

 

 

今回、母の突然の入院で

私が把握できていない支払いもあって、

 

その支払いの催促が私に来ると、

とても恐ろしく感じちゃうのです。

 

 

怖いので、請求書が来たら、

すぐに払うようにしています。

 

 

私にとっては請求書が

「生きるか死ぬか」の恐怖を感じる

オソロシイものなのです・・・ネガティブ

 



実は(あまりこの言葉は使いたくないのですが)

母はいわゆる「毒親」で、

 

私は、社会に出た10代の頃から

母にお金を無心され続けてきたのです。

 

 

若い私が

お金を必死にあげてもあげても、

母が満足することはない。

 

そして、

お金を必死にあげてもあげても、

わたしが欲しい愛情を

母からもらえることはない。
 
むしろ「これでは足りない。もっとくれ。」と言われてしまう。
 
 
 

だから

母が歳をとって認知が進んだ今でも、

 

「また母にお金を無心されて、

私がお金をあげてもあげても

頑張っても頑張っても。

底なしに搾取される恐怖」

 

が、私の心には張り付いています。

 

 

足元からぞぞぞーっと黒い手が伸びてきて

社会の闇に引き摺り込まれるような

恐怖があるのです。ゲロー

 

 

「徐々に奪われる恐怖」

「ますます奪われる恐怖」

「気づいたらものすごく奪われている恐怖」です。

 

 

 

でも・・・

最近、ふと気がつきました。

 

 

今一度、冷静に考えてみると、

現在母は入院中で、

お金の管理は私が行っています。

 

つまり、母の通帳は私が握っているのです。

 

 

だから、

母の必要経費は

母の銀行口座から支払っています。

 

つまり、私自身は一銭も損をしていないのです。

 

 

母は年金と

企業年金などを受け取っていて、

その範囲内でやりくりをしています。

 

入院中、私はその年金から

母の家の光熱費や、

必要経費などを支払っています。

 

だから私は、もう搾取されていないのです。

 

 

 

でも、今は入院費用などがかかるので、

母の年金だけでは

今後足りなくなるかもしれません。

 

もしその時になったら、

私が補填すればいいってことに気づきました。

 

 

それまでは

母が必要とする費用は、

母の口座から出せばいいのです。

 

 

 

それに気づいたら、

さらに「あること」に気づいて、

ハッと目が覚めました。

 


それは、

「私は一銭も損をしていない」というのは

完全な正確ではない、ってことです。

 

 

細かいものだけど、

母の光熱費や入院時のオムツ代を振り込む時、

振り込み手数料として

200円〜400円ほどかかります。

 

そのような出費を、

いままで私自身が

当たり前のように支払っていました。

(いちいち計算するのがめんどくさいので)


また、母が必要とする入院時の日用品も、

自分の買い物ついでにスーパーで購入して

そのまま私が負担していました。

 

 

これらの出費が、

まさに「徐々に奪われる恐怖」なのかもしれない

と気付いたのです。


「徐々に奪われる恐怖」は、

ほっておくと「ますます奪われる恐怖」になって、

いつしか「気づいたらものすごく奪われている恐怖」に膨れ上がります。

 

 

「気づいたらものすごく奪われている恐怖」は

私にとって、

社会の闇に引きずり込まれて、

「生きるか死ぬか」の恐怖を感じるくらいの

オソロシイものです。

 

 

 

そこで、

私は一念発起して

母にかかる細かな費用も全て計算し、

エクセル表を作ることにしました。

 

そして、それらの細かな費用を

母の口座からちゃんと徴収することにしました。

 

 

我ながら

「みみっちいなぁ」と思いながらも、

先日の振り込み手数料400円も

きちんと母から受け取るようにしました。


そうしたら、

私の抱いていた恐怖が

少しずつ和らいできました。

 

 

「母からお金を無心されて、底なしに搾取される恐怖」

「借金の取り立てが家に来る恐怖」

そして「生きるか死ぬかの恐怖」

 

それらが少しずつ薄れてきました。

 

 

 

「これはビンゴだ!」と思いました。

 

私たちは「大きな不安」を抱えているとき、

すでに「小さな不満」を

我慢していることが多いです。

 

 

今回の私の場合、

「ちょっとした出費を母のために払っている」

という小さな不満が、

 

いつの間にか、積もり積もって

大きな不安につながっていました。

 

 

これからは、

そんな小さな不満を見つけて解消し、

自分自身を大切にしていくことにしました。

 

 

 

大きな恐怖を減らすためには、

まず小さな不満を減らしていくことが

大事なのかもしれません。

 

 

一見、小さな出費や手間だと思えることも、

それが積み重なると

自分の心に大きな重荷となって現れます。

 

 

みみっちく感じるかもしれないし、

みみっちく感じているからこそ

ないがしろにしてきた、小さな手間や負担。

 

面倒だけど、

それをちゃんと管理して減らしていく。

 


自分にとっての不満やモヤモヤを

放置しないようにすることが、

 

自分自身を大切にする第一歩で

同時に

自分の恐怖を減らす方法でもあるのかもしれません。

 

 

 

===おまけ====

 

 

 

母の施設入居に向けて(まだA施設になるかB施設になるかは確定してないけど)、衣類などを買って、名前付けをしてる。


まるで保育園みたいだ。


最初はこういうタグシールを買って、

衣類や荷物に手書きで名前を書こうと思ったけど、

めんどくさくなって

楽天の業者で印刷されたお名前シールを注文することにした。

ちょうど5と0の付く日と楽天イーグルスの勝利で、セールになってた。


1200円で解決。ありがたやー😭✨

(ちなみにこれは「私が楽をするための費用」なので、私が負担している。)

この先まだ道のりが長いから、なるべく可能なことは、お金で解決しよう。


1200円で名前付けのしんどさが半減するなら、安いもんだ。
ネットでお名前シールな買える幸せな時代だね。

 

 

私が注文したのはこれ↓

まだ届いてないけど、いい感じだといいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

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