栗林あや(いがぐりこ)です。

 

「望まないネガティブな状況を、繰り返し引き起こしてしまう」

そんなことってあると思います。

 

そういったケースには、FAP(エフエーピー)療法がおすすめです。

 

 

FAPで何をやっているかというと、

「断片化したトラウマ記憶を再統合する」

っていうのをやっています。

 

「なんじゃそりゃ」って怪しく思えるかもしれませんが(笑)

スピリチュアルではありません。

 

 

 

私たちの記憶には

「状況記憶」「感情記憶」があります。

 

「状況記憶」というのは、例えば

「リビングでお父さんに怒鳴られた」

というような「状況」の記憶です。

 

それに対して

「感情記憶」というのは、例えば

「すごく悲しかった、悔しかった」

というような「感情」の記憶です。

 

 

本来、私たちは通常だと

この「状況記憶」「感情記憶」が結びついて

リビングでお父さんに怒鳴られてすごく悔しかった

そんな思い出として整理されて、

記憶の貯蔵庫に片付けられるのです。

 

 

 

でもこれが、何らかの理由で

「状況記憶」「感情記憶」が結びつかずに

「感情記憶」だけがバラバラになって断片化して

頭の中で散らばったままになることがあります。

 

 

「リビングでお父さんに怒鳴られた」

でも、そのことがあまりにもショックすぎて、

本当は悲しくて悔しかったのに

それを感じることができなかった。

 

あるいは、

父親に歯向かってはいけないと教えられたから

父親を憎む気持ちをグッと押さえ込んで

感じないようにした。

 

 

そうすると、

行き場を失った

「悲しい」「悔しい」という感情記憶だけが

断片化して、

頭に残ったままになります。

 

 

頭の中でカラスの破片のように散らばった

感情記憶だけが残っている。

 

だから、

その出来事から時間がたった今も

何かの出来事があるたびに

「なんとなく悲しい」「なんとなく悔しい」

あの時と似たような感情で苦しめられるのです。

 

 

 

 

そして、

その断片化した「感情記憶」

整理して片付けるためには

それにくっつける「状況記憶」が必要です。

 

その「なんとなく悲しい」「なんとなく悔しい」

を終わらせようとして、無自覚に

 

「悲しくなるような状況」

「悔しくなるような状況」を作り出してしまうのです。

 

(例えば「年上の男性に叱責される」というような状況に身を置いてしまう、など。)

 

 

つまり、わたしたちは無自覚に

その断片化した感情記憶(トラウマ記憶)

なんとかして整理しようとした結果、

 

また、望まない

ネガティブな状況を繰り返し

引き起こしてしまっているのです。

 

 

 

よく、いろんなセラピーなどで

「あの時の気持ちを感じきりましょう」と

当時の記憶を思い出して

思いっきり吐き出すような療法があると思います。

 

おそらくそれは

断片化した感情記憶を

再統合する目的があるのでしょうね。

 

 

でも、それには

当時のつらかった出来事を

もう一度思い出して再体験する必要があります。

 

それは

人によってはものすごく苦しくしんどいことで

精神的にも肉体的にも負担になってしまうのです。

 

(そもそもトラウマ体験を再上演してしまうと、

解離してトラウマ性人格になってしまう。)

 

 

 

そこで、FAP療法です。

(「エフエーピー」と読みます)

 

 

セッションの中で私が

トラウマ感情を喚起する「状況」を作るので、

 

受けてくださる方には

特にそれには注視せずに、

 

ただただ頭の中で、

私がお伝えする「キーワード」

(トラウマ記憶をどの切り口からアプローチするかという「キーワード」で、「主軸」と呼んでいます)

を、繰り返し考えてもらうだけです。

 

 

当時のことを、無理に思い出す必要はありません。

私に言わなくても大丈夫です。

(もちろんお話ししたい方は、丁寧に聞かせていただきます。)

 

特にそれ以外、なにもしなくて大丈夫です。

 

 

セッション終了後に

「状況記憶」「感情記憶」が再統合されるのを待ちます。

 

 

それだけなのです。

拍子抜けするかも。

 

やってることは謎に見えるかもしれませんが、

そういうことをやっています。

 

 

これを書いていて、

まったくうまく説明できている気がしませんが(笑)、

 

FAP療法は、

心理学の社会構成主義、ナラティヴ・アプローチの流れを汲んでいますので、

これ自体がオルタナティブ・ストーリーであり、

「不思議だなぁ。ヘンテコだなぁ。」

と思えるくらいで良いのだと思っています。

 

(・・・と、自分がうまく説明できない理由をこじつけで言い訳しておく(笑))

 

 

 

そうそう・・・

あとは、そもそも

「状況記憶」「感情記憶」

バラバラになる原因として

 

・睡眠不足(寝ている間に整理されるはずの記憶が整理されない)

・血糖値の乱高下

・ホルモンの乱高下

 

等が影響しているようなので、

 

まずは、できることとしては

FAPを受けてから数日は

なるべくぐっすり寝ていただくのが一番かなと思います。

 

 

 

「ネガティブな状況を、繰り返し引き起こしてしまう」

そんな方は、

一度FAP療法を受けてみられるといいかもしれません。

 

無理に2回目を勧めることはないので、

それも、ご自身の気持ちで決めていただいて大丈夫です。

 

 

何度も繰り返して抜け出せない悩みに

 
 
おかげさまで、今年に入って、
カウンセリング受付日には
1日2名様で満席の予約をたびたびいただいています。
(本当にありがとうございます)
 
 
実は今日
FAP療法中に初めて、
 
家のブレーカーが落ちて
停電してしまいました・・・ガーンアセアセ
 
ほんとすいません・・・ゲローアセアセ
 

寒波襲来で寒くて寒くて
家族が各部屋でエアコンをつけていた。。。絶望

夜だったのでちょうどお風呂と
くつろぎの時間とも重なって、
 
母屋でドライヤーつけたり、
湯沸かしポットつけたりしてたんだと思います。
 
 
めちゃ焦りました・・・・ガーン
 

しかし私は前者なので(笑)
絶対にこんなこともあろうかと予測していて、
 
非常用の電池で点くライト2台を用意していており、
すぐさまWi-Fiをスマホのデザリングに切り替えて、
パソコンはバッテリー駆動で、秒で回復。
 
 

 
 
わっはっは・・・
よかった・・・(´;ω;`)
 
あーーびっくりした・・。
この時期、ブレーカー落ちないように、気をつけなくちゃ。
 
ほんとすいません・・・ゲローアセアセ
そんなわけで、栗林あや(いがぐりこ)でした!
 
 

 

何度も繰り返して抜け出せない悩みに

「言ってみる」ことでブレーキをはずす

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