ハウスメーカーとの打合せを重ね、
プランもほどほど煮詰まってきたころ提示されるのが、
お得なキャンペーンやもっともな理由をからめた
「契約」へのアプローチ
ひどいところでは、
最初のプランと概算見積りを提出した直後に
契約を切り出してくる会社もあります。
遅かれ早かれ、契約を前に交渉しなければならないのが
契約金額を確定させるための価格調整や値引き交渉なのですが
ここで注意しなければいけないのが
営業マンが、いとも簡単にしてくる「値引き」や「現物支給」
「わかりました。それでは、端数の○○万円を値引きします!」
「今回はキャンペーンのため、食洗機をサービスいたします!」
など、
この、いとも簡単にしてくる「値引き」や「現物支給」の裏には
注意しなければいけない裏事情が隠されていることが少なくありません。
●その1)見積金額を事前に調整している可能性がある。
→じつは、値引きを想定済みの上積み金額にしている
希望予算を少し上回る金額提示はほぼ「間違いない!」
●その2)見えない部分で価格調整される可能性がある。
→契約後の変更にともなう追加工事金額で回収する
モラルのない会社では建材や断熱材の等級を落とす
こんなことをされたのではたまりませんね。
営業マンの最終目的は「契約」なので、そこに向けあらゆる策を
ろうして営業をかけてきます。
対して、こちらは家を建てた経験のない初心者です。
どうしても先方のペースで打合せが進んでしまがち。
そんなことにならないための防衛策
それは
「契約前に、プランと見積りは納得するまでじっくり詰める」
大事なのでくりかえします。
「契約前に、プランと見積りは納得するまでじっくり詰める」
この1点につきます。
誰に何と言われようが、これをやりきることです。
「このスタンスで行く!」と決めてかかることです。
契約後のトラブルのほとんどが、
本来、契約まえに決めるべきことを決めないで契約してしまう
見切り発車的な「契約」にあることを肝に命じて下さい。
そのツケは、契約後に噴出します。
言った言わない、やってくれると思っていた、いやそれは違います
などの泥仕合が始まるのです。
こうなると、もう最悪の家づくりになってしまいます。
「心から納得しないうちは契約をしない!」
ここだけは堅持して家づくりに臨むことをお勧めします。