みなさまこんばんは。
今宵はいかがお過ごしですか?
最近は毎日「射覆(せきふ、箱の中身など、見えないものを当てる占い)」の練習をしておりまして、
最初は全然だったのが、
やっぱり毎日やるとだんだんと切れ味が上がっていくのがとても楽しいです。
ノーヒントで正解をだすまで、
1ミスまで来ました。笑
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占い復活のきっかけになった、
私の人生でのショック療法。
この経験は非常に大きく、思ったことがいくつかあって、
ぼちぼちブログにまとめていきたいのですが…
なんかこう、書いたものを読んでみても全然おもしろくなかったのでいったんお蔵入りにしました。
その代わり今日は、
バランスってやっぱ超大事だよね、というお話です。
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毎日楽しませてもらっている占いなのですが、
ベースにあるのは陰陽の思想、
そこから派生した「五行」の考え方です。
木火土金水。
この5つのエネルギーが、
お互いを生じたり剋(こく)したりして循環しているぜ~、というのが
超ざっくりとした捉え方です。
よく陰陽五行、なんて言われたりもしますが、
もともとは陰陽の思想が先にあって、
後から五行の考え方が追加されたという流れがあるようです。
さて、実はこの五行には、
循環するという性質以外にも、
単体での性質ももちろん持ち合わせています。
火は燃えあがるですとか、
水は滴り落ちるですとか…。
こういった理屈の中で、
「清五行」という考え方があります。
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例えば、陰陽五行抜きにしたとしても、
「水」っていろんな性質がありますよね。
その中の一つに、命の源のような側面があると思います。
綺麗なお水の川には、
魚などの生き物が生まれますよね。
ところが、
この川の水が汚染されれば、
当然生き物は生きていられず、また子孫が生まれることもありません。
ここまではわかります。
(自然にはまず起きえないですが、例えとして)
では、この川の水が、
「あまりにも綺麗すぎ」たらどうなるでしょうか?
純度があり得ないほど高く、
何のミネラルも余分なものも溶け込んでいない状態の、
清い、清すぎるお水。
実はこの水でも、
魚は生きていられず、また子孫が生まれることもありません。
実は、
清すぎるというのは、
捉え方によっては汚すぎるのと似たようなもの、なのですね。
これが清五行の考え方です。
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純度100%の良い人、というのは、
実は人間社会全体からみると、ある意味で悪、となってしまうことがあるのです。
最初にこの考え方を知ったとき、
「なるほどぉおお!!」と感銘を受けたのですが…
実はここ数年の私、
まさにこの清五行のような状態でした。
ひとつのことにこだわりすぎて非常にバランスが悪かったです。
いやぁ、知識を持っていても、活かせなければあまり意味がありませんねぇ…。笑
自分のことばかり、という人は、他人を思いやることでバランスが取れます。
いつも自分のことは後回し、という人は、自分を他人のように大事にすることでバランスが取れます。
最短を行きたいときほど、いったん立ち止まって。
ゆっくりでいいや、というときほど、少し急いで。
人生とは面白いものですね。