ちょりーっす!!ヾ(▼0 ▼;) 一葉でーっす。
確か捧げあいのはずなのに、一体一人でどこまで書き続ける気なのかしら?この人ったら…と誰もが思っているだろうこのお話…(  ̄ ・ ̄)♪
何となくセーちゃんと雑談かました時点では、キョーコがずぶ濡れハプニングにあった所を偶然、蓮が目撃する…程度だったのですが(予定通りだったらリーちゃん担当、5話で終わったハズ)
話を膨らませて大妄想中。その原因はヤッシーです。 ←
撮影現場に連れて行く予定だった蓮を、キョーコのメイクルームに連れて行ったりするから(笑)
そんな訳で…ち○○様!一葉、それなりに頑張っています!!応援コメント有難うございます♪
楽しんで頂けていたら幸いですо(ж>▽<)y ☆
前話はこちらです
目の保養は命がけ 1 (セ作)
目の保養は命がけ 2 (セ作)
目の保養は命がけ 3 (リ作)
目の保養は命がけ 4 (リ作)
目の保養は命がけ 5 (リ作)
目の保養は命がけ 6 (リ作)
目の保養は命がけ 7 (リ作)
蓮キョ愛捧げあい(応酬)命がけシリーズ
■ 目の保養は命がけ 8 ■
…台本の読み合わせに付き合ったのは、その一度だけだった。
いつもとは違う役どころを貰ったと喜んでいたキョーコは、けれどセリフ回しで悩んでいた。
――――― どうしても台本通りの言葉がすんなり出てこないんです…。
セリフは既に頭に入っているのに、いざ口にしようとすると言葉が出てこないと打ち明けられ、付き合った夜間のホン読み。
蓮はすぐに気が付いた。
それは、キョーコが役どころを掴んでいたからこそ、不具合になったのだという事に。
役の性格を考慮すると、自然と言いにくくなる言葉がある。
成長したものだ…と実感し、そのままアドバイスを送った。
――――― 最上さん。書かれているセリフを必ずしも台本通りに言う必要はないんだ。ニュアンスが同じならNGにはならないよ。
意味が同じなら平気なのだと教えたとき
そうだったのかとびっくり目になった顔も可愛かったことを思い出して、蓮は口元を緩めた。
キョーコに言われた言葉が鮮やかに脳裏に蘇る。
『 有難うございました!あの…あとは自分で頑張ってみようと思います。なので、見守っていて下さいね? 』
キョーコのお願いに、首を縦に振って了解の意思を伝えた。
君に求められる前に手を差し伸べることはしない、とハッキリとそう伝えた。
何より、いま彼女は芝居を愉しんでいる。
教えられて上達するとは限らない、大切なステップを踏んでいる所だから。
自分の力で頑張ろうとしている彼女の努力を
蔑ろにするような真似はしたくないと思った。
――――― 何より、彼女の意思を尊重したくて…
だから
彼女と交わしたのは、本気の約束。
それを守れない男なのだと、彼女に思われたくなかった。
撮影現場にいることをキョーコに悟られたくなかったのは、それが理由。
結局、約束は見事に違えてしまったけれど…。
これも致し方のない事だと思って欲しいと、蓮は頭の中で言い訳を呟く。
君に惚れたが故なのだから…と、本人には未だ伝えていない想いを胸に抱きながら。
屋上に吹き渡る風でキョーコの身体が微かに震えたのを見て取り、蓮はもう一度マネージャーの方へ視線を投げた。
組まれた腕の下。人差し指がちらちらと動いているのが見える。
残り時間を把握し、もういいだろうと決断を下す。
蓮はキョーコに言葉で番宣を促した。
「 あー…っと。そう言えばお店、いつ開店するんだっけ? 」
「 あ、今日ですよ!夜9時開店です! 」
「 なんだか贅沢だよね?週に一度だけ開店するレストランなんて… 」
「 そうですね 」
そう言って動きを見せた蓮に合わせ、キョーコはランプが点灯したカメラに顔を向けた。
一呼吸置き、明るい笑顔で大きく口を開く。
「 去年、海外での武者修行の旅から戻って来た私の親戚が経営するレストラン!『キッチントラベラー』をどうぞよろしくお願いします! 」
ハキハキと、そして明瞭に。
この撮影で必ずクリアしなければならないセリフをやっと口に出来た事で、キョーコはようやく一息を付いた。
尊敬してやまないその人に導かれ
心の底から想いを寄せる、大好きな人の腕の中で ――――― …
⇒リ作「目の保養は命がけ・9」 に続くのだよ
結局、使ったセリフ二つだけだった(爆)セーちゃん、ごめん!(。>人<。)
でも、すごく役に立ったよ!!本当だよー!!
しかしさ…放送が今夜始まるのに、本読みに付き合ったのが3日前って、辻褄合わないよね…。
昔はさ、人気のある役者さんばかり集めたりすると、次週の予告が入らず、今撮ってます映像が流れたりしたドラマとか有ったりしたんですけど。若い子は知らないよね~(笑)
Please do not redistribute without my permission.無断転載禁止
◇有限実践組・主要リンク◇