曽我町子さん逝去
オバケのQ太郎の声優や、数々の特撮番組での魔女、妖女役でご活躍だった曽我町子さんが亡くなられました。
最近では、魔法戦隊マジレンジャーの映画、TV本編での「天空大聖者マジエル」役をされていました。
たぶん特撮での出演はこちらが遺作となってしまったでしよう。
敵方の役が多かった曽我町子さんでしたが、最後は味方の大物だったのがなにか因縁めいたものを感じさせます。
やはり「魔女」としての存在感は抜群でした。
リアル民明書房
今朝、フジTVの「特ダネ!」のオープニングコメントで小倉アナがいってたんだけど、
「中国ゴルフ協会」が「イギリスゴルフ協会」にこりゃ~ケンカを売っていると。
どういうことかというと、ゴルフというゲームは牧童が羊飼いの合間に杖で石をころがして遊んでいたことから発祥したゲームというのが「通説」なんだ(その他ヨーロッパ各地での発祥各説もある)。
ところが「中国ゴルフ協会」が昔の中国に××というゲームがあってそれがゴルフの始祖・・・ということを抜かしたそうだ。大笑
中国は「世界最初のコンクリート」とか、まるで後世に影響を与えなかったものまで世界最初の大発見が大好き。
中国がかつてあった土地に文明が栄えて、様々な文化、文物が発明されたりしてきた。日本だってかつて遣唐使等で教えを請うまでの関係だったわけだが、こういう捏造にも等しいことで自国の文化文明も穢していることを中国人はわからないのだろうか?
「魁!男塾」というコミックがあって、「漢と漢の熱いトンデモ系格闘マンガ」なんだが、その中の解説に民明書房の本からの引用という形でコメントがはいる。
曰く、「呉隆夫(ごりゅうふ)という男が始めたのが現在のゴルフの始祖である」とかなわけだ。
コミックの世界だからこそ、笑い飛ばせるものであってリアルワールドでそれやったら只の失笑モノであることが、わかんないんだろうねえ、中国人。
しかし、韓国や北朝鮮、中国ってこういう与太話が好きなんだろう・・・
こちらのニュースでは、「捶丸の原型が欧州に渡り、スコットランドに伝わったのでは」といっちゃったようになっているけど、ホントにいいの?
空手バカ一代その2がまさかあったとはorz
先日のシンガポール武道家一家遭難事件続報(笑)
あった、というか、極真会空手じゃなかったけど、該当者がいたっつうかね、名乗り出たってところがまさにミラクル!
うーむ、すごいな、3日間通訳を介して修行して、免許皆伝かぁ・・・
と、いうか、亡くなった方に空拳法道の認定書だして、それでヨシとしますか・・・
モデル立ちするロボット
すごいねー、右半身(はんみ)を前に出して、左足を半歩退いて、腰ちょいひきの胸出しの右手はなして左手ぴったり、顎引いて右に小首かしげっという「ポイント押さえた女性型ロボット」(笑)
女性型ロボットというといろいろまあう、誤解うけやすいだろうが、技術的に言えばメーカーのほうも意識しているモーターの小型化とか、関節動作のなめらかさとかスピード制御とかの技術での革新があるわけだ。
女性型ロボットというと、ウランちゃんあたりと思う人も多いだろうが、世界にはもっとすごいインパクトを与えている女性型ロボットがいる。
1926年フリッツラング監督の「メトロポリス」。
これに登場した素体ロボット、といっても数カットのみの出演なんだが、「マリア」というロボットがでてくる。
すぐにマリアという女性のコピーとなっちゃうんだけどね。
バンビーノ
新宿シアターサンモールで「バンビーノ」観てきました。
「ノンケ」ではありながら、お金のために男に春を売る男達の物語。
元が「新宿ウリセン物語」という小説であるので、自分的には舞台を観ても微妙な部分があります。
というのは、昔、港区の麻布というところに住んでいて、「六本木」のゲイバーとかその他の方々については、その生活の一部を知っているから。
ま、そだよね、舞台化するなら、よい子ちゃん達の物語にしないと、ドロドロしちゃうもんなぁ。
やっぱり注目の役者さん、「慎一郎」役の吉田友一さん。まだ1回しかみていないけど、ワルぶってはみたりするものの、やっぱりいい人(笑)な役を好演している。
「売れっ子」な仮面の部分とホンネなよい子の部分、キャバクラ嬢に貢いじゃったお人好しさ加減。
ワルぶるところでも、慎一郎役上の「いい人さ」がにじみでちゃってます。
(逆に、次あたりでは吉田さんの「血も凍るような真のワル」の役とかもみてみたい気がする。)
ぱっとでてきたときからマスターと話をするあたり、カウンタ上のペリエをさっとラッパ飲みするあたりまでは、ちょっと刹那系のキャラクターかと思ったのだが、「圭介」、マスター相手にぐだぐだいうあたりでの
メッキのはげ具合が、やはり吉田さんのセリフ回しのうまさを感じさせていると思う。
ちょっと消化不良かなと思うのが、「竜太」伊藤陽佑さん。
ストリートミュージシャンとして舞台に登場して、それなりのいいつかみがあったんだけど、バンビーノの店への登場の仕方が唐突杉。
セリフ上でボロボロになっていたところをマスターに拾われて店にきたという経緯は話されるんだけど、それと彼の仁義なき行動、言動との「乖離」がなぜ起きたかは「本質」は語られぬままま。
でも、感情のこもらない独特なしゃべり方(うざい、というのは端々にあるが)から、最期にちょっと感情が隠るあたりへの切り替えは、さすがに伊藤陽佑さんだと思う。
「拓哉チッ」森山栄治さん、やっぱり「体育会系」(褒め言葉)なセリフと動きがうまいな。しかし、この方の役、舞台上手に向かって腰を90度に曲げて「お願い」するセリフが多いんだろうか?
とまあ、褒めるところは褒めると。
でねもってちょっと気になったのは、「竜太」の場面で怒る役の人が多いんだけど、ちょっと「怒っている」ってセリフに聞こえない方がいたのがきになったなぁ。
とまあ、そんなこんなで、「やっぱりうまい人はうまい」と思わせる舞台でした。
空手バカ一代
空手バカ一代といへば、極真会空手を設立された大山倍達氏のことですが・・・
いや、この話、すごいっすわ。
亡くなった武道家の妻&息子2人+近所の人10人が、
道場にあった「空手の秘伝書」を弟子に盗まれ、
武道家の死の間際に「青森県相馬村の極真空手の伝承者から秘伝書を譲り受けよ」と遺言される!
くぅぅ、かっこいい!まるでコミックじゃん!
近所の人10人ってのがよくわからないけど。
息子2人では絵にならないが、必死に秘伝書を求める「美少女と幼い弟」とか、弟子からの刺客、とかいたらカッコいいかも。
いや、すごいでつ。しかし、
まず、秘伝書を盗んだ弟子から取り返そうという発想がない。
それに、武道に興味のない息子二人がのこのこいって「極真空手の伝承者が秘伝書を渡す」と思っているのか?思っているのだろうなぁ。
そして、もし渡してもらえるなら、「伝承者」の後ろに巻物の山がありそうな予感。
しかも「上中下各巻15000円」とか値札付きで。
それにしても
>極真空手県本部の池田治樹支部長は「旧相馬村に道場はない。空手家がいると聞いたこともない」と困惑している
そりゃ、リアルワールドにいる人が極真空手の伝承者が山奥で修行しているとか突然いわれたら困惑するだろう。
それ以上にバカっぽいのが、
>地元観光協会も「全力で手助けしたい」と支援を申し出ている。
って、ホントに「手助け」するの?
なんか、ヒバゴンとかツチノコ探しとかと同レベルにカンチガイしていない?
(次回藤岡弘探検隊は「旧相馬村に極真空手伝承者を求めて」とかやりそうな悪寒)
宮川泰氏葬送
伊福部氏や宮川泰氏といった映画・TV番組の音楽の重鎮の方々がお亡くなりになっています。
でもって、
っということで、宇宙戦艦ヤマトの音楽を使って葬送が行われるそうです。
(個人的には「英雄の丘」だったりしたら、泣いてしまうかもしれないっす。)
がっ、こら「スポニチ」!
>テレビの最終回で、ヤマトが地球に帰還する直前に亡くなった沖田十三艦長の棺を、宇宙に送り出すシーンをイメージさせる葬送となる予定だ。
沖田艦長は地球到着寸前に亡くなって(というか、地球を見たからこそ、「地球か、なにもかも皆懐かしい」とつぶやいて亡くなるのだ)、葬送はおこなわれていませんからっ!
だからこそ、遺体は地球に運ばれ、宇宙戦艦ヤマト完結編で「脳死にはいたっていなかった」ということでふたたび現れるんですからっ!
だいじょうぶ?PS3
PS3は2006年11月に発売が延期された。
原因はBDに関するプロテクション(コピーガード)の仕様がしっかりしないこと、だそうで。
PS3はBlu-ray Discの普及に一役買うだろうことは予想されていたし、Blu-ray Discはハイビジョン録画への道が期待されていたが、ここでまた仕切り直しということになったわけだ。
PS2の普及はDVDの普及に一役買っているわけで、ここでの延期はBD連合にとっては痛いところだろう。
SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)の久夛良木健社長&CEOはPS3はプアマンズBD再生装置とはしないといっているが、ではPS3の存在意義とはなんだろう。
現状では、PS2またはPSのソフトとの互換性は?であるし、今後BDの機能(というか容量)を十分に活かしたゲームができるかといえば????なのだ。
たとえば現状でもFFXIIのようなゲームは十分にできているし、容量のアドバンテージは本当に必要なのか?
ゲームの開発環境や開発費にお金がかかりすぎれば、大手メーカーの「無難な」ゲームタイトルのみとなるおそれがある。(これはPS2でもいわれていたことだ。)
X-BOX360といい、PS3といい、新世代ゲーム機の行方はあまりにも混沌としている。
PSP版サクラ大戦1&2
あー、まずいです。
PSP版サクラ大戦1&2の発売日をすっかり失念しておりましたです。
あわてて、購入して、ちょっとやりはじめ。
すでにセガサターン版、Windows98版、ドリームキャスト版、WindowsXP版とそれぞれ1&2、
さらにPS2版で1に当たる「熱き血潮に」をやっているので・・・
軽く9回分(かつそれぞれでヒロイン分だけやっているので・・・×(6+8)かい)か・・・よくやったなと自分でも思うのです。が、まあ、あのPSPのハイビジョン的縦横比率でサクラ大戦のOPをみて、うーむ時代よなと思った次第。
ゲームのほうはリップスがでるのが遅く、ちょっとかったるい。(まあWindows版よりは全体にマシですが)
サクラ大戦1&2を終えたあかつきには、PSPがコイコイ&大富豪ゲーム機となります。(笑)
西堀って・・・
戦隊シリーズの戦隊メンバー他登場人物にはいろいろなレトリックがあります。
たとえば、デカレンジャーでは探偵小説作家名+お茶の名前。
野村胡堂+梅昆布茶で胡堂小梅とかね。
マジレンジャーは
小津のまほうつかい
きうらば
とからさ
だったし。
ボウケンジャーでは、
明石 暁(あかしさとる)
伊能真墨(いのうますみ)
最上蒼太(もがみそうた)
間宮菜月(まみやなつき)
西堀さくら(にしほりさくら)
というメンバー。
伊能真墨は伊能忠敬から、伊能忠敬は千葉県佐倉の人、江戸時代中期に伊能図といわれる日本地図を作製された方。この方の非凡であったのは磁極の北と真北が違うことから「北極星」を北として測量をした。
最上蒼太は最上徳内から。最上徳内は江戸中後期の人で、当時の蝦夷(北海道)、千島、ウルップ諸島、樺太などを調査し、とうじのアイヌ人の生活などを調査、待遇改善などした人。
この人かいなければのちの間宮林蔵の偉業もなかったといえる。
間宮菜月は、もちろん間宮林蔵から。間宮林蔵は間宮海峡(当時樺太は島であるか半島であるかが同定されていなかった)を含む樺太、沿海州の踏破をし、のちに蝦夷図(北海道地図)を完成させます。
シーボルト事件のとき、シーボルトは樺太が島であることを間宮林蔵による地図を観て驚いたそうです。
とまあ、ここまでは江戸期の有名な探検家、といってもいいでしょう。
では、明石暁は?
明石はおそらく明石元二郎大佐(のちに大将)から。
この人物、日本のスパイ養成施設陸軍中野学校出身。日露戦争のときには後方攪乱のためヨーロッパに潜入し、ロシア帝国への不満を持つ各民族、階級等にとりいって反乱をおこさせ、満州でおこなわれた日露戦争の正面にも影響を与えたという人。ってただのスパイじゃないかとおもうがさにあらず。
この方をモデルに山中峯太郎という小説家が「敵中横断300里」という冒険小説にしたてたのが有名。
駐独武官が単騎ロシアを突破するというもの。
で、西堀さくらは?
西堀は、西堀榮三郎氏から。この方は、やはり探検家といえる存在で、戦前から京大の中国の白頭山遠征をしたり、雪山賛歌の作詞家としても有名。
戦後は第一次南極越冬隊の隊長を務め(プロジェクトXでもやってたね)、マナスル登頂などをされた方です。
ということで、実在4人、半架空の人物(明石)1人ということですな。
欧米なら、ヴェルヌの一連の作品とか、ハガードのアラン・クォーターメインとかいらっさるわけ(つうか、世界を植民地にしたのがすべて探検だった・・・)だが、
日本には冒険、探検小説といわれる分野がそれほど多くないのがこういう結果になっているのかも。
ちょろっと頭に浮かぶのが香山滋の「人見十吉」くらいだものな。