ソーシャルスタイル別対処法(ウィン君|ドライビング)
「どうも、あの人とは相性あわない」
実は、タイプの違いによるところが大きいです。
産業心理学者のディビット・メリルとロジャー・リードによって提唱された「ソーシャルスタイル」論はとても参考になります。
今回は、ソーシャルスタイルの1つである「アピール君(エクスプレッシブ)」の特徴と対処法を紹介します。
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ウィン君の特徴と対処法(ドライビング) |
「勝利(ウィン)にこだわる」のがウィン君。
情に流されることなく、合理的に目的の実現を目指すタイプです。
【対人感覚】
・「勝ち負け」にこだわります。あまり情緒的なことに関心を示しません。
勝つためなら厳しい対応も平気でとります。
【時間感覚】
・せっかちです。時間に対してはとても厳しい人です。
30秒遅れただけでも遅刻です。時間は守らないといけません。
・自分にとって無駄と思われるコトにストレスを感じます。
【決断方法】
・「事実」に基づいて自分でサクッと決めます。決断も早く、即断する人です。
【彼らへの対応】
・「意見を聞き、早く対応する」。これが彼らに対するの最適な対応です。
・相手がこのタイプなら、提案は3つ用意することをおススメします。
一部が違うだけで却下になることがあるからです。
自分の意思で「選ぶ」という行為が重要になります。
【有名人例】
本田圭佑、中田英寿、イチロー、ビートたけし、西川史子(女医)、
ジョンレノン、松下幸之助、田中角栄、ヒトラー、織田信長
【このタイプの話し方例】
[ウィン君の話し方:
早口で無表情。関心はプロセスより勝利]
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※上記の各ソーシャルタイプの名称は、伊庭のオリジナルです。デービッドメリルの「ソーシャルスタイル」論では、以下の名称で紹介されています。 ◆ドライビング(=ウィン君に変換) ◆エクスプレッシブ(=アピール君に変換) ◆エミアブル(=ピース君に変換) ◆アナリティカル(=ロジック君に変換) ~ここでは、より覚えやすいよう親和性の高いネーミングをつけています~ |