ソーシャルスタイル別対処法(ピース君|エミアブル)テーマ:◇コーピング|仕事力up
「どうも、あの人とは相性あわない」
実は、タイプの違いによるところが大きいです。
産業心理学者のディビット・メリルとロジャー・リードによって提唱された「ソーシャルスタイル」論はとても参考になります。
今回は、ソーシャルスタイルの1つである「ピース君(エミアブル)」の特徴と対処法を紹介します。
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ピース君の特徴と対処法(エミアブル) |
「人との調和を大切にする」のがピース君。
相手の気持ちや雰囲気を大切にするタイプです。
【このタイプの見極め方】
・自己主張⇒小
・感情表現⇒大
比較的遅口。感情表現は豊か(怒りではなく「喜」「楽」)。
自己主張は得意ではなく、「…だと思う」「え…と、」と言葉を選んで話します。
【対人感覚】
・「周囲の気持ち」これが彼らの関心です!
【時間感覚】
・時間感覚は甘いです。会議に遅れてくるタイプです。
時間に関しては難しく考えなくて大丈夫です。
【決断方法】
・決断は苦手です。ランチメニューでも迷うタイプです。
【彼らへの対応】
・一緒に考えてあげると喜んでもらえます(相談役になる)。
・本人のメリットではなく、周囲の幸せに焦点を当てると会話が進みます。
【有名人例】
若乃花勝、田尾安志、馬場裕之(ロバート)、桜井和寿、
リンゴスター、野澤正平(元山一証券社長)、小渕恵三、徳川家康
【このタイプの話し方例】
[話すより聴くタイプ。表情豊か。
自分の言葉に「だと思う」などと断定するのは苦手]
※ミスチルの桜井和寿さん(右側)
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※上記の各ソーシャルタイプの名称は、伊庭のオリジナルです。デービッドメリルの「ソーシャルスタイル」論では、以下の名称で紹介されています。 ◆ドライビング(=ウィン君に変換) ◆エクスプレッシブ(=アピール君に変換) ◆エミアブル(=ピース君に変換) ◆アナリティカル(=ロジック君に変換) ~ここでは、より覚えやすいよう親和性の高いネーミングをつけています~ |