ソーシャルスタイル別対処法(アピール君|エクスプレッシブ)
「どうも、あの人とは相性あわない」
実は、タイプの違いによるところが大きいです。
産業心理学者のディビット・メリルとロジャー・リードによって提唱された「ソーシャルスタイル」論はとても参考になります。
今回は、ソーシャルスタイルの1つである「アピール君(エクスプレッシブ)」の特徴と対処法を紹介します。
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アピール君の特徴と対処法(エクスプレッシブ) |
「自己表現(アピール)にこだわる」のがアピール君。
自己表現を通じて、影響力を与えることを大切にするタイプです。
【このタイプの見極め方】
・自己主張⇒大
・感情表現⇒大
比較的早口で、感情表現が豊か。ジェスチャーも多用。
自分の言葉で影響を与えたい気持ちが強いため動作が大きくなります。
【対人感覚】
・「場に影響を与えたい!」これこそが彼らの欲求です!
【時間感覚】
・時間感覚は甘いです。会議に遅れてくるタイプです。
時間に関しては難しく考えなくて大丈夫です。
【決断方法】
・自分の好みで決める人です。「ウケるかどうか?」が判断基準。
【彼らへの対応】
・身を乗り出して、少し大げさに反応すると会話のリズムが良くなります。
聞き手のイメージは反応上手な「関根勉」というところでしょうか。
・このタイプへの営業を行うならば、
「斬新さ」「面白さ」をアピールすると契約が決まりやすくなります。
【有名人例】
長嶋茂雄、ゴン中山、石井慧、明石家さんま、久本雅美、
ポールマッカートニー、本田宗一郎、杉本太蔵、坂本龍馬
【このタイプの話し方例】
少し早口で表情豊か、内容は「感覚的」や「エピソード」]
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※上記の各ソーシャルタイプの名称は、伊庭のオリジナルです。デービッドメリルの「ソーシャルスタイル」論では、以下の名称で紹介されています。 ◆ドライビング(=ウィン君に変換) ◆エクスプレッシブ(=アピール君に変換) ◆エミアブル(=ピース君に変換) ◆アナリティカル(=ロジック君に変換) ~ここでは、より覚えやすいよう親和性の高いネーミングをつけています~ |