奈良を代表するフレンチ「Le BENKEI」/限定お正月ランチ | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。

久しぶりに奈良へ。伺いたかったレストランは「Le BENKEI 」最寄り駅は郡山です。



「Le BENKEI」は奈良を代表する素敵なフレンチレストラン。
「レストラン」というか、オーベルジュにも感じる佇まい。二千坪ある敷地はまるでヨーロッパのお城や豪邸の様な美しさと豪華さです。伺った瞬間12時の鐘が鳴り、ロマンチックな演出にうっとり。

 


店内はクラシックな雰囲気


中庭も楽しめ、テーブルには生花。
緑と空気の流れ良さを感じました。

2名で別々のコースを。
●お正月限定ランチ(6000円)
■フィッシュコース(6000円)


●大蛤と厚木椎茸の焦がしバターソース


最初からノックダウンされそうな前菜。
肉厚でジューシーな蛤としいたけ。

ソースが余りにもおいしくて、一気に食べるには勿体なく、
パンに付けてゆっくり食べたいのでキープしておきました。笑


■前菜
フィッシュコースの前菜は果物とお刺身。
本場フランスでも最近、お魚と果物の組み合わせが注目をあびています。
世界を巡っていらっしゃるオーナーシェフの感性が光ります。

●天使の海老と柑橘ソース


海老はもちろんおいしいのですが、
ニンジンのソルベもすごく好印象でした。
バジルソースやグレープフルーツなど
ずっと薫り良く、食べ進みました。

■海老芋と地鶏のソテー
むきゅっとした食感の地鶏、ホコホコしたお芋の相性良さを感じます。
羽根つきのお皿もオーナーシェフ自らのデザインだそうです

●左)宇蛇産のゴボウスープ ■右)マッシュルームのスープ

●鯛の白ワイン蒸し シェリービネガーソース 雑穀リゾット添え
肉厚で甘い身! しっとりした緻密さを感じます。 ぷちぷち弾ける雑穀もおいしかったです。


●山形産黒毛和牛ソテー 赤ワインソース(+1000円)

噛み応えある赤身が好き。ソースも濃厚でほんのりフルーティー。
■フィッシュコースのメインは 海老、ムール貝、蟹、帆立 と
 甲殻類好きの方には大満足のお皿です。


カダイフを巻いて揚げた海老、揚げ姿の美しさも素晴らしい。


●フォンダンショコラ フロンボワーズ風味 宇蛇の黒豆と抹茶のアイス

ナイフを入れると廻りはサクッ、中はふんわり。
と同時にフランボワーズの甘酸っぱい薫りが広がります。
宇蛇の黒豆の濃さと甘さ!おいしいですね。

■フィッシュコースのデザートは
モンブランと洋梨のアイス、コンポート

新年早々、頂く、大好物の和栗モンブラン。
プレートの中の1メニューなので、少し小振り。
その分黒豆とのハーモニーも楽しめます。


尾川オーナーシェフとご一緒に。
尾川氏は国際観光日本レストラン協会 会長やスローフードジャパンの理事もお務めです。


Le BENKEI



お店の方もお気遣い良く、おもてなしの心が伝わる素敵な時間が過ごせます。
今度は桜の季節にも伺ってみたいです。


みなさま お正月後お仕事初まり、体調を崩しやすいとき。
お疲れがでませぬように・・・

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