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クラムボンのミト、妻夫木&松ケン学生運動映画で音楽制作
5月28日より全国で劇場公開される映画「マイ・バック・ページ」の音楽を、ミト(クラムボン)ときだしゅんすけ(Little Lounge*Little Twinkle)が担当している。
この映画は「リンダ リンダ リンダ」「天然コケッコー」で知られる山下敦弘監督が3年半ぶりにメガホンを取った作品。原作は文芸・映画評論家の川本三郎が新聞社に入社した1969年から1972年までのジャーナリスト時代を綴ったノンフィクションで、脚本家の向井康介が3年近くもの歳月を費やしてフィクションとして再構成した。
映画の舞台設定は全共闘運動が盛り上がりを見せている1960年代後半で、活動家の取材を続ける週刊誌記者を妻夫木聡、謎の活動家を松山ケンイチが熱演。忽那汐里、石橋杏奈、中村蒼といった新進気鋭の若手から、長塚圭史、山内圭哉といった舞台の実力派俳優、そして三浦友和、あがた森魚などが脇を固める。
ミトはこの映画の音楽を、クラムボンが所有する山梨県・小淵沢のスタジオで制作。徳澤青弦や美濃隆章(toe)を迎えて10曲ほど制作しているという。
山下敦弘監督の劇場公開用映画ではこれまで、「どんてん生活」「ばかのハコ船」で赤犬、「リアリズムの宿」でくるり、「リンダ リンダ リンダ」でジェームス・イハ、「松ヶ根乱射事件」でパスカルズ、「天然コケッコー」でrei harakamiといった通好みのアーティストが音楽を手がけ好評を集めているだけに、今回の音楽も話題を呼ぶことになりそうだ。
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