解離性障害④ ”自分を傷つける人格”の想いと役割り | 全国どこからでもFAP療法によるトラウマ解放カウンセリング  i-counseling つくば☆茨城

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数回に渡り心の傷がもとで起こる解離性障害について

書かせていただいております

 四つ葉以前の記事はこちら こちら  解離性障害①
                     解離性障害② 分類と二次的障害
                     解離性障害③ 多重人格


今回は第4回目になります


前にご紹介した多重人格の方の中におられる人格のみなさんは

それぞれ生まれてきた理由と役割があったと書きました

そして人格のみなさんの中には

ご自身を傷つけようとする方もいらっしゃいます

今日はその人格の方について書かせていただきます


自分を守るはずの解離なのに

何故そんなことをする人格が存在するのでしょう?

次の13がよくいらっしゃるタイプです

1自分を罰するタイプ1:自分をなじったり責め立てたりする(言葉で攻撃)

2自分を罰するタイプ2:リストカットやオーバードーズなど自傷行為をする(身体を攻撃)

3自分を傷つけた相手とそっくりになるタイプ


トラウマは圧倒的な力に飲み込まれてしまった様な時に抱えてしまうことが多いものです

なのでトラウマを抱えるときは無力感を一緒に抱えてしまいます

無力な自分=ダメな人=無価値

という構図が自分の中に出来上がってしまうのです

ダメな人なのだから指導する必要がある

ダメな人だから叱責しなければならない

と考える様です

そして自分を指導できる<格が上の人格>を作ることで

自分の中の引き上げを行います


また 先に自分を攻撃することで

周囲からの攻撃を防いでいることもありますね

激しく怒られている人を見ると

「そこまでに怒らなくてもいいのに…」

って気持ちになりますよね

それを無意識に先にやっている場合もある様です


自分を傷つけた相手とそっくりな人格が出る場合の相手は

身体・精神・性的虐待を繰り返し行った相手であることが多いです

この場合は逃げ出すことが困難な中で起こるので

その恐怖と絶望感から

逆に相手と同じ力を得ることで自分を保とうとする

という働きが起きる様です


13のタイプと書きましたが

それぞれ独立していることもあれば

3になっているから1をやる

ということもあります


いずれも<力のある者>を自分の中に創り上げることで

<無力な自分の引き上げ>を行おうとしているのです

そして自分の価値を確認しようとするのですね


自分を傷つけてまで価値を得ようとするなんて

悪循環に他ならないのですが

そこまでして得ようとする自己価値感というものが

人にとってどれほど大切なものなのかがわかるような気がします



何も持ってないようにみえても

今すぐ何かが出来なくても

あなたが存在することそのものがもうそれだけで価値のあることなんだってこと

あなたは自分の足で立って歩く力をちゃんと持っているのだということ


いつかそれを学ぶために

この人格たちの役割りがある様に思います




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