■息子の嫁と言う立場

認知症の症状が出ている父を
我が家に連れてきてからというもの
毎日のように
「旭川に帰る」
「世話になった」と言って
自分のカバンを持って
帰ろうとしています

その度に

母が入院中であること
父は短期記憶に難があり
少し前のことを覚えることができない
なので父が一人で
生活することは
難しいため
大阪の我が家で皆と
過ごす必要がある

そう伝えてきていますが
一度納得して
大人しくなっても
またしばらくすると
「世話になったな」と言って
玄関に向かおうとする

そうすると周りにいる家族で
大阪に残るよう説得する訳ですが

私が説得するときに比べて
嫁さんが説得する時の方が
どうも効果が弱い

つまり
私の言うことなら
短い時間で済むものの
嫁さんの場合だと
簡単には説得できない
そんな気がします

説得に使う言葉も
私が使う言葉に比べ
嫁さんはやや弱いと言うか
気を遣っている感じです

認知症になるとそのような
気遣いを受け止めた振る舞いは
できないのでしょうね

改めて親と同居している場合の
息子の嫁という立場の
難しさを感じました

私としては嫁さんには
我が親のように
私の父に対して
接してもらっても良いので

できるだけそのような
つまり実の親にはしないような
気遣いをなくしていくことが
義理の親に対しての
為になると思っています