以前、"社会起業家" という呼称について
違和感がある旨の記事 を書きましたが、
同じように思ってる人は けっこう多く、
"社会起業家" として知られている
マザーハウスの山口絵理子さんも、
「社会起業家の 『社会』 っていらないんじゃないですか」
と、この風潮をバッサリ斬っています。
社会起業家って何だかよくわからない。
どんな起業も社会のために行なわれるもの。
はい。 私もそう思います。
『週刊エコノミスト』 の最新号(11/3号)でも
企業の社会的な役割には、
もっと広義の意味があると思っています。
なんで私たちだけが社会的企業と言われるのか、
どこで線引きが行なわれるのか、よく分からない。
社会性は主観になってしまいます。
私たちが商品に込めている 「途上国のイメージを変える」
というメッセージも主観ですし。
と述べる山口さん。
『週刊東洋経済』 のインタビュー(7/25号)では
グラミン銀行やフェアトレードも斬ってました。
群れず、流されず、惑わされず
本質を捉える目は現場主義者ならでは。
山口さんの記事、ぜひ読んでみてください。
全文読めば、この発言の真意がわかります。
*以前、山口さんについて書いた記事は コチラ