仕事で必要なこともゲームから教わった!? | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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私の自宅では、
ファミコン(&ディスクシステム)、PCエンジン(+CD-ROM2)、
スーパーファミコン、セガサターンが現役でございます。

これだけゲーム機がそろいますと、その配線も大変なのですが、
その配線方法も、私がゲームに親しんだが故に覚えていったのでございます。

初代ファミコンの配線。

3歳の頃におとんからファミコンを買ってもらいましたが、
その時の配線は、さすがにおとんにやってもらいました。

しかし、時が経つにつれ、
例えばテレビを買い換えた時とか配線をやり直さなければならない時が発生した場合、
おとんも忙しくてなかなかやってくれません。

となれば、自分でやるしかないので、これまでの配線を覚えながら、
まさに見よう見まねで習得していきました。

ちなみに、昔のテレビには黄・白・赤のビデオ端子がありません。
また初代ファミコンにもそれらをつなぐ配線はありません。

では、どうやってつないでいたかというと、
初代ファミコンに付属されているRFスイッチを使って接続しました。

こんなの。
上の方へみょーんと伸びている線をテレビのVHF端子(アナログチューナー)に接続します。
すると、VHFの1chか2chにファミコンの映像が映し出されます。

ちなみに、この1か2かは、ファミコンの背面スイッチで切り替えができます。
また、両チャンネルもテレビを見るのに使っている場合、
やはり背面スイッチ(TV←→GAME)で切り替えることができます。

ところで、2chにゲームを割り当てることが多かったことから、
インターネット掲示板『「2ちゃんねる』の語源ともなったらしいです。


さて、これでVHF端子にファミコンをつなげる術を身につけたのですが、
これを応用すると、
ビデオデッキもこの端子につないで楽しむこともできるようになるわけです。

そして、これがファミコンの次の世代のゲーム機を
楽しむのに非常に重要な術になるわけです。



というのも、スーパーファミコンはファミコンの配線を流用することで遊ぶことはできますが、
PCエンジンとなると話は別になってきます。

初代PCエンジン(白いの)も、実はファミコンの配線でOKです。
が、それ以降コアグラフィックス、PCエンジンDuo等は
ビデオ端子(黄・白・赤)がないと接続できません。

当時私が持っていたゲーム専用のテレビにはビデオ端子がなかったので、
それらをつなぐことができませんでした。
そこで登場するのが、『ビデオデッキ』です。

ビデオデッキのビデオ端子(入力)にこれらのゲームを接続して、
ビデオデッキとテレビはVHF端子につなげる。
そうすることで、ビデオ端子がないテレビでも
ビデオ端子を必要とするゲームができるようになります。

ビデオ端子が使えるということは、さらに次世代機のゲーム機も接続することができます。
また、レーザーディスクプレーヤー等も接続することもできますよね。
そして、ビデオ入力端子ということは、
そこに接続した機器の映像をビデオに録画することができる
ことを意味します。

つまり、もうひとつビデオデッキを用意すれば、
ビデオのダビングもできてしまうということです。


ファミコンの接続を勉強することによって、
ビデオのダビングに至までの配線を全てマスターしてしまったというわけです。

これがゆくゆくは、パイオニアの販売員として働く時の一助となり、
またホームシアターインストーラーとしても大いなる武器となりました。

当時はこんなこと思ってもいませんでしたがね、
やっぱりファミコンが好きで良かったです。