授乳中の不快感 | 助産師uticoが伝えたい 未来のいのちのために いまできること

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助産師uticoです^^
2019年9月、結婚を機に福岡から東京に拠点を移しタイトルも更新しました♡
夫と生活する中で感じたことを助産師目線でお伝えできればと思っています。

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年に1~2人程度、授乳中の不快感についてご相談があります


授乳中だけ、わけもなく悲しくなったり、嫌になったり


ネガティブな感情に包まれてしまうというものです


それ以外の時間は、育児も楽しく笑顔でいられるらしいのですが…



授乳中には、オキシトシンという愛情ホルモンが分泌されるので


一般的には、幸せな気持ちになる方が多いです


でも、それとはまったく反対の反応を示す方もいらっしゃるのですね


これはDMERといって、不快性射乳反射と言われます


授乳中の特に射乳反射が起きる時だけネガティブな感情に襲われて


数分で軽快するというものです



授乳中のホルモン変化は、オキシトシンだけではなく


プロラクチンというホルモンも一時的に上昇します


母乳を出すためのホルモンです


このプロラクチンが上昇することによって


脳内のドーパミンの値が下がることが原因ではないかと言われています


ドーパミンは神経伝達物質で、快の感情に関わっています


ですから、快の感情をつかさどるドーパミンが低下することで


不快感情を抱いてしまうというわけです


不快な気分になるのは、ママのせいでも赤ちゃんのせいでもありません


授乳を続けることに問題がなければ、ぜひ継続してください


もし、授乳をやめたいというほど不快感が強ければ


お薬を使うという方法もあります


お薬を使用しながらでも授乳を継続することもできますので


やめる前に、近くの産婦人科などにご相談くださいね




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