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タイトルのように
 
私が産後のママに乳頭保護器をオススメすることは
 
基本的にはありません
 
乳頭保護器とは…
 
読んで字のごとく『乳頭を保護するための器具』
 
として販売されていて、商品パッケージにも
 
*乳頭にキズがあり痛むとき
 
*乳頭が過敏なとき
 
*扁平・陥没・小乳頭で授乳しづらいとき
 
などと書いてあります
 
 
そう書かれてしまうと、キズが出ているママや
 
自分の乳首って吸いづらそう…と不安に思っているママは
 
購入してしまうと思います
 
しかし、実際は、キズがあっても直接授乳したほうが
 
キズを作ることを繰り返さない、というふうに言われています
 
つまり、キズができた原因は必ずあって
 
それが解消されないような飲み方・飲ませ方をしているうちは
 
保護器の使用は一時しのぎにしかならず
 
外せばまたキズを作ることになってしまうということです
 
 
また、乳首の形状に関しては、十人十色、百人百色(という言葉はありませんが…)
 
本当に様々で、しかも赤ちゃんは『ママのおっぱいしか知らない』のです
 
他のママの乳首を比べることなんてありません
 
だから、これがボクのおっぱいなんだと思ったら
 
生きるために必死で飲もうとしてくれます
 
そして、飲めるようになります
 
 
とまぁ、前置きが長くなってしまいましたが…
 
そんなアンチ乳頭保護器の私が
 
ついにママに『乳頭保護器を試してみませんか?』という日が来てしまいました
 
逆に言えば、『この母子には乳頭保護器を試してみる価値がある』
 
というところまでのケアをしたことがなかったのかもしれません
 
 
生まれた当日・翌日・5日目とケアを行い
 
直接授乳も試み
 
搾乳しながら母乳分泌を促し
 
吸啜訓練も進めていき
 
直母→搾乳→カップ授乳を繰り返し
 
ママも赤ちゃんも頑張って頑張って頑張ってきた
 
生後11日目にして、保護器を試してみました
 
直接吸うことを嫌がっていた赤ちゃんが
 
保護器を使って、飲むことができたんです
 
それも、いきなり20mlも
 
なぜ、使おうと思ったのか
 
なぜ、これで飲めると確証があったのか
 
それを言葉にするのは、ものすごく難しいですが
 
私なりに乳房の状態、児の口腔内状態、児の飲み方など様々な角度からアセスメントした結果です
 
どの母子でも当てはまるというわけではありません
 
最低限
 
母乳の分泌が良好であるということ(片方を刺激すると反対からポタポタ落ちてくるくらい)
 
児の活気が十分であり、多少なりとも舌が唇より前に出ているということ
 
この2点は必要なことかなと思います
 
 
産院によっては、乳頭の形状によって、産後3日以内くらいに保護器を勧められることもあるでしょう
 
しかし、乳頭保護器では、乳房への刺激が減ってしまい
 
その後の母乳産生につながりにくくなると言われています
 
できれば、産後早期の乳房変化が一段落して
 
母乳分泌が十分に出てきて
 
それでも、どうしても直接飲めないということきには
 
試してみても良いのかなと思いました
 
 
そして、保護器を使用し始め、それで授乳がうまくいくようになったとしても
 
ずっと保護器での授乳で良いわけではありません
 
最終的には、保護器からの卒業を目指しましょう
 
できれば、1ヶ月以内に
 
赤ちゃんの体重が少ない場合には3㎏を超えるあたりくらいを目指して
 
保護器から卒業していけるように、助産師と一緒に進めていってくださいね
 
 
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本が出ました!
助産師の仕事とは女性の一生に関わること。助産師が、妊娠・出産を通してみつめる女性のからだと心。そして、未来の子どもたち。受け継いできた「いのち」を未来へつなぐために、いまを生きるすべての人たちに考えてほしいことを、助産師の視点で綴りました。性別や世代に関係なく、ご家族で読んでいただきたい一冊です。よかったら読んでください^^
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帝王切開後の経膣分娩

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ここ最近、立て続けに相談されました
 
前のお産で帝王切開をしたけれど
 
次のお産では下から産みたいという相談です
 
これを医学的には、帝王切開後経腟分娩試行(TOLAC)といいます
 
このお産に関しては、助産師だけでは取り扱いができません
 
医師の判断と、医師の立ち合いが必要となります
 
TOLACができるかどうか、それも病院の状況やご自身のおからだの状態
 
おなかの赤ちゃんの状態、前回の帝王切開の状況など
 
様々な側面からの判断が必要となります
 
 
帝王切開のお産となった理由は、人によって様々でしょうが
 
母子ともに、何らかの問題があって
 
帝王切開でのお産をすることによって、助かるいのちとなったことと思います
 
前回のお産には「必要だったこと」です
 
だから、次のお産には「必要ないこと」かもしれません
 
 
ただ、こんなこともありました
 
一人目に帝王切開でのお産をして
 
二人目のときには、前回の帝王切開という理由以外には帝王切開にする理由がなくって
 
自然に産むか帝王切開するか迷って、帝王切開を選択したのですが…
 
帝王切開に立ち会ってみて
 
あぁ、このお産は帝王切開でよかったんだ
 
と心から思える出来事がありました
 
詳細はお伝えできないのですが
 
もし、自然に産むことを選択していたら
 
母子ともにいのちを危険にさらすことになっていたでしょう
 
すべての人がそうであるとは思いませんが
 
帝王切開後の経膣分娩は怖いなと思った出来事でした
 
そして、出来る限り、帝王切開をせずに産める女性が増えるといいなと思った出来事でした
 
 
帝王切開になる様々な理由のうち
 
逆子や早産、高血圧などは予防できるものもあります
 
このblog内でもお伝えしていますが
 
妊娠してから気を付けることではなく
 
妊娠前から、気を付けることで、より予防効果は高まることでしょう
 
 
まずは、帝王切開にならないように、からだ作りを行うこと
 
帝王切開後をしたけれど、次のお産を自然にと望む場合
 
病院の選択、家族との相談、そしておなかの赤ちゃんと相談して
 
すべてクリアになって、不安がなければ、自然なお産を目指して頑張りましょう
 
不安があれば、帝王切開でのお産をおすすめします
 
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予定日を明日に控えたある日のこと
 
クリニックに1本の電話
 
『あの、明日が予定日の〇〇なんですけど
 
陣痛とかじゃないんですけど…』
 
涙声の電話を受けました
 
ご本人は、予定日も過ぎることもあるし
 
そんなに心配されていなかったとのことですが
 
ご家族から、色々言われたみたいなんですよね
 
里帰り先にご主人が来られていて
 
せっかく来てくれているんだから、今産んだらいいのにとか
 
明日が予定日なのに、何の兆候もなくて大丈夫なのかとか
 
 
いやね、ご家族のご気持ちもわかるんですが
 
いらんお世話 ため息
 
あ、これ赤ちゃんの気持ちです笑
 
 
赤ちゃんは賢くって、自分が生まれたいタイミング
 
生まれてもいいタイミング
 
そういうのをきちんとわかっています
 
もちろん、ママの気持ちも知っているから
 
このあたりで生まれてほしいなって気持ちも、くみ取ってくれます
 
 
だ・か・ら
 
まわりがどうこう言ってもダメなんです
 
むしろ、ママを不安にさせちゃうことは
 
赤ちゃんを不安にさせちゃうことにつながって
 
ますます生まれたくなくなっちゃう
 
 
待つのって、根気がいります
 
待たないといけないとわかっていても
 
ついつい口をついて出てしまうんです
 
でも、待ってください
 
ママを不安にさせるような言葉は出さないでください
 
『待つの♡』byブルゾンちえみ
 
 
そして、この電話の妊婦さんへのメッセージは
 
『赤ちゃん待っててくれたんやね~
 
ご主人と会うの久しぶりなんでしょ?
 
二人っきりで会える最後かもしれんのやけん。
 
赤ちゃん生まれたら、二人とも赤ちゃん優先になるから。
 
二人でデートしておいでよ。
 
そしたら、赤ちゃんもきっと嬉しいよ。』
 
そうお伝えして、きっと楽しんでくれた2日後
 
可愛い赤ちゃんが生まれてきてくれましたBaby
 
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