アイスクリーム 曖昧さ回避【前右】製法 規格 日本
商品・販売形態
アイスクリームには次のような商品形態・販売形態がある。
個別パッケージ
コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどでは、一食分に包装されたアイスクリームが販売されている。製品の形態としては、紙製あるいはプラスチック製のカップに入ったカップアイス、プラスチック容器に一食分ずつ密封包装されて皿に簡単に取り出せるようにしたポーションアイス、プラスチック容器(パウチ容器)入りアイスクリーム、木などの棒にアイスクリームがついたアイスバーなどの形態をとる。また、個包装のアイスクリームを複数個ずつ箱詰めした形態でも販売されている(マルチアイス、ファミリーパック、箱入りアイス)。
日本でのアイスクリームの2006年(平成18年)度の国産品および輸入品の国内販売額は3558億円とされている(日本アイスクリーム協会集計)。うち、森永乳業12.5%、江崎グリコ 約12.0%、 ハーゲンダッツジャパン 11.8%、明治乳業10.5%、 ロッテ9.8%、その他(カネボウ(現クラシエ)、赤城乳業、オハヨー乳業、センタン等といったメーカー)43.4%(日本経済新聞社推計)。
バルク
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでは、丸型あるいは角型のプラスチック製あるいは紙製の大型容器に入ったアイスクリーム(バルクアイス)が販売されている。容量数リットルのアイスクリームが容器に充填されており、容器から取り分けて食べる。代表的なブランドに、ハーゲンダッツ、レディーボーデンなどがある。
外食産業
喫茶店、レストラン、ファストフード店などではデザートとしてアイスクリームを提供している場合も多い。喫茶店などではバニラアイスクリームだけを置いてある場合もあるが、レストランによってはアイスクリームの盛り合わせやフルーツなど他の食品との組み合わせからなるデザートも提供される。これらの飲食店では何らかの皿や器にアイスクリームを盛って提供する点が共通している。
専門店
サーティワン(西武ドーム、2009年)
アイスクリームを専門に売る店舗があり、そうした店舗は全国的、国際的または広域的なチェーン店であることも多い。代表的なものにバスキン・ロビンス(日本でのブランドは「サーティワンアイスクリーム」)、ハーゲンダッツ、ホブソンズ、ブルーシールなどがある。これらの店舗では多種多様なフレーバーのアイスクリームを提供し、コーン、ワッフル、紙製のカップなどを用いる。これらのアイスクリームは、店内で食べるだけでなく持ち帰りも可能である。
以下は主なアイスクリームパーラー。
- グロム
- ハーゲンダッツ
- バスキン・ロビンス(サーティワンアイスクリーム)
- レディーボーデン
- コールド・ストーン・クリーマリー
- コペンハーゲンアイスクリーム
- ブルーシールアイスクリーム(ビッグディップ)
- ホブソンズ
- ピエールマルコリーニ/GINZA
- レインボーハット
- マーベラスクリーム
- デイリークイーン
- キハチ ソフトクリーム
- ディッピン・ドッツ
- ベルティヨン
- アモリーノ
- ベン&ジェリーズ
- アイスパン