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【衝撃動画】惑星「ニビル」が続々出現、地球滅亡も近い!? 太陽に寄り添う超巨大オーブめぐり議論紛糾
2017.05.17
■カメラの“補正レンズ反射”なのか……
トカナ読者であればよくよくご存じの惑星・ニビルだが、一説ではその独特の周回軌道から、数千年に一度太陽系に突入して地球にニアミスするといわれている。
地球の4~5倍の大きさで20~25倍の質量があるといわれているニビルが最接近したときの重力の影響はすさまじいものになるといわれ、地球上に隕石や小惑星の雨を降らせ、火山の噴火や地震が各地で発生して地上の生命の大量絶滅へとつながる大惨事になると予測されている。そして、もしニビル接近のときが近いのであれば、もうすぐ我々の文明も滅亡を迎えるのだろうか。
「Express」の記事より
しかし同紙は、その心配はないと読者を安心させている。なんと、この動画に映っている“地球サイズの惑星”は、単なるカメラの“レンズフレア”であると断言しているのだ。
レンズフレアは、太陽光のような極めて明るい光源がレンズに向けて当てられている時に、画角内のほかの部分に光が漏れてしまう現象だ。したがって、この太陽の隣にある青白く輝く物体は実は存在していないということである。動画のコメント欄の中には「2つの太陽からの2つのレンズフレアだ! なんてこった!」という皮肉っぽい書き込みもあれば、「動画の信ぴょう性を疑う」という冷静な声もあるようだ。
UFO研究家であり、悪意あるUFOデマ情報の分析・研究も行っているスコット・ブランド氏は「これは“補正レンズ反射”です」と指摘している。また、問題提起型暴露サイト「Metabunk.org」のスタッフであるミック・ウエスト氏は、この“補正レンズ反射”のメカニズムを同サイトの記事で解説し、自身のYouTubeチャンネルにこの現象が起こっている動画を投稿して説明している。それによれば、どうやら車のウィンドウ越しに撮影したことでこの“惑星”が出現した可能性がありそうだ、
“補正レンズ反射”で現れた実際には存在しない輝く“惑星” 動画は「Mick West」より
ということで話は一件落着という流れになりそうなのだが、本当にそれで良いのだろうか。同紙のほかの記事では惑星ニビルの接近に警鐘を鳴らすことも少なくなく、結論のまとめ方としてはやや性急で不自然な感もある。ともあれ今後も惑星ニビル=プラネットX、そして昨年にその存在の可能性が指摘されるようになった太陽系“第9惑星”の続報から目が離せない。
参考:「Express」、「Daily Star」、「Metabunk.org」、ほか