孤独のグルメ 【ドラマ原作漫画】Ⅳ【内】ペルー料理 冷やし…

 

書誌情報

  1. (1997年10月発売) ISBN 4-5940-2137-9
    • 文庫版(2000年2月発売) ISBN 4-5940-2856-X
    • 新装版(2008年4月22日発売) ISBN 978-4-5940-5644-5
  2. (2015年9月27日発売) ISBN 978-4-5940-7337-4

テレビドラマ

日本版

孤独のグルメ
ジャンル テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ東京
監督 溝口憲司 ほか
脚本 田口佳宏 ほか
プロデューサー 川村庄子テレビ東京
吉見健士共同テレビ
出演者 松重豊
外部リンク 公式サイト
 
Season1
放送時間 木曜日0:43 - 1:13(30分)
放送期間 2012年1月5日 - 3月22日(12回)
 
Season2
放送時間 水曜日23:58 - 翌0:45(47分)
放送期間 2012年10月10日 - 12月26日(12回)
 
Season3
放送時間 水曜日23:58 - 翌0:45(47分)
放送期間 2013年7月10日 - 9月25日(12回)
 
Season4
放送時間 水曜日23:58 - 翌0:45(47分)
放送期間 2014年7月9日 - 9月24日(12回)
 
Season5
放送時間 土曜日0:12 - 0:52(40分)
放送期間 2015年10月3日 - 12月19日(12回)
 
お正月スペシャル (2016年)
放送時間 金曜日23:15 - 翌0:15(60分)
放送期間 2016年1月1日(1回)
 
真夏の東北・宮城出張編
放送時間 水曜日22:00 - 23:08(68分)
放送期間 2016年8月3日(1回)
 
お正月スペシャル~井之頭五郎の長い一日~ (2017年)
放送時間 月曜日23:20 - 翌0:20(60分)
放送期間 2017年1月2日(1回)
 
Season6
放送時間 土曜日0:12 - 0:52(40分)
放送期間 2017年4月8日 - 7月1日(12回)
テンプレートを表示
OTVbelweder-front.jpg
ドラマ

関連項目[表示]

主演は松重豊で、松重は本作が初主演番組である。番組はドラマ本編と、終盤に原作者久住昌之がその日のドラマに登場した店を実際に訪れるミニコーナー「ふらっとQUSUMI」で構成されている。テレビ東京制作の連続ドラマ作品は近年はほとんどが製作委員会方式を採用しているが、この作品は製作委員会方式ではなく、テレビ東京の単独製作となっている。

制作プロダクションは共同テレビジョンが担当している。松重の主役起用は、共同テレビの吉見健士プロデューサーが強く望んでキャスティングした[11]。久住は、Season1以前にも長嶋一茂を主演としたドラマ化のオファーがあったが断った[12]。ドラマ化の企画は当初フジテレビへ持ち込んだが一蹴され、仕方なくテレビ東京へ持ち込んだ[13]。当初はドラマではなくドキュメンタリーとしての映像化を企画していた[14]

基本的にあえて原作を使わず、全てドラマオリジナルの話となっている。時間軸は原作より後年の設定で井之頭五郎も経年から性格が原作よりもやや柔和になっているほか、登場する店はすべて実在しているため、基本的に原作のような失敗エピソードは無い[15]。原作での五郎の言動が挿入される演出が度々行われ、Season1第8話のように原作に近いエピソードや、Season1第4話やSeason3第1話のように原作の延長にあるエピソードも存在し、あちこちでドラマ版が原作のやや後年であることを示唆する演出がありSeason3第1話では回想したかのようなセリフが盛り込まれ、Season4第9話は回想の場面はほぼ原作通りの展開である。食事シーンがメインである点は同じだが、原作ではほとんど触れられることのない「本業」である輸入雑貨の購入を検討する顧客とのやり取りが概ね毎回描かれている。

各Seasonの最終話にはドラマの中で久住がカメオ出演している[16]。最終話での五郎の締めの台詞も微妙に言い回しは変わっているものの「さあ、明日は浅草だな。何を喰おうか」となっている。Season5最終話には同Seasonでオープニングナレーターを務めた野田圭一がゲスト出演を果たした。紹介される店は関東を中心に大衆食堂など庶民的な店ばかりだが、放送後は「同じものを食べてみたい」と長蛇の列ができるという。店の選定のため、1シーズンにつき150軒程度をスタッフが手分けして回り、同じ店に複数回通った上で撮影オファーを出している[14]。逆に店の側から売り込んでくることも多いが、そういう店は一軒も採用していないという[14]

番組内で松重演じる井之頭の健啖ぶりが視聴者の食欲を刺激し「夜食テロ」の言葉で人気を博する[17]。当初は成功を不安視して「漫画とは別物」と述べていた久住も、言を訂正して絶賛する仕上がりとなった[18]。松重自身はSeason3で辞するはずだったが、意外にも高齢者たちから「次は何時やるのか?」と言われ自分が必要とされる事がそう無い上に続ける意義が残った事と、人間ドックにも引っかからなかったために現在に至っている。BSジャパンでは2013年1月10日からSeason1を遅れネット[21]。有料CSのチャンネル銀河ではSeason1・Season2・Season3を遅れネットしている[22]

Season1
2012年1月5日から3月22日まで、テレビ東京系で、毎週木曜日0:43 - 1:13の時間帯でテレビドラマ化(以下、特記無き場合は“Season1”と呼称)。
Season2
2012年に『孤独のグルメ Season2』と題した第二期ドラマが10月10日から12月26日まで、Season1同様テレビ東京系にて毎週水曜23:58 - 翌0:45に放送された[23]。放送時間が30分から47分間に拡大。Season1でも見られたが、メインの食事の前にカフェや甘味処に寄るのが定番となった。また、Season1と同じく本編終了後に原作者・久住昌之がドラマで登場した街のグルメを紹介する「ふらっとQUSUMI」も引き続き放送されていた。
Season2は東京ドラマアウォード2013において、連続ドラマ部門優秀賞を受賞した[24]
Season3
2013年7月10日から9月25日まで『孤独のグルメ Season3』が放送された[25]。「ふらっとQUSUMI」も引き続き放送された。
Season4
2014年7月9日から9月24日まで『孤独のグルメ Season4』が放送された。前作に続き「ふらっとQUSUMI」も継続。同年8月9日にはドラマ版初となる1時間特番『孤独のグルメ Season4 特別編! 真夏の博多出張スペシャル』を同日夕方4時から放送。このスペシャルでは五郎が初めて西日本(博多)の店で食事をする展開[26]。同時期に松重は『HERO』にも出演しており、その効果もあってかSeason3までは1%台だった視聴率がSeason4では2%台に上がった[27]
Season5およびお正月スペシャル(2016年)
2015年10月3日から12月19日まで『ドラマ24』10周年記念作品として、『孤独のグルメ Season5』が放送[28]。枠移動に従い、放送時間が47分から40分間に短縮。また、『ドラマ24』では初めてのテレビ東京単独製作の作品となる。引き続き「ふらっとQUSUMI」も継続。
第4・5話では五郎がシリーズで初めて海外(台湾)に出張。同じくシリーズ初となる前後編として、異国の地で通常のように食事をする展開[29]となる。なお、この前後編には後述する台湾版ドラマで「伍郎(ウーラン)」を演じたウィンストン・チャオ(趙文瑄)も出演、日台の主役たちが同じ店の飯を食う「夢の共宴」が実現した。
2016年1月1日23時15分 - 翌0時15分にはテレビ大阪を除くテレビ東京系列5局と独立局のびわ湖放送とテレビ和歌山にて、Season5の“ シメ ”も兼ねた1時間特番『孤独のグルメ お正月スペシャル〜真冬の北海道・旭川出張編』を放送した。
真夏の東北・宮城出張編
『孤独のグルメスペシャル! 真夏の東北・宮城出張編』のタイトルで、2016年8月3日に放送[32]。視聴率は5.1%(関東地区)だった[33]
お正月スペシャル〜井之頭五郎の長い一日〜(2017年)
2017年1月2日23:20 - 翌0:20に『孤独のグルメお正月スペシャル〜井之頭五郎の長い一日〜』を放送[34]
Season6(2017年)
2017年4月8日(7日深夜)から『ドラマ24』枠で、『孤独のグルメ Season6』が放送開始[35]。松重は同枠前クール(2017年1月)作品『バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜』に続けての主演となり、同枠での連続主演が初となる。

キャスト(日本版)