蕎麦 ⅩⅥ【虐殺竹】各地の名物そば 東海静岡 北陸近畿富山石川福井滋賀京都兵庫奈良 陰陽 九州
蕎麦に関係する器具・道具
- 蕎麦製麺機等
- いえそば(タカラトミー) - 後継機、そば打ち名人は延しと切りを手動にして低価格化されたもの[175]。
- 生粉打ち名人(オホーツク物流)
- 十割屋(サンヨー)
- 十割蕎麦製麺機しこしこ(システムワン)
- 味玄(株式会社十割そば)
蕎麦が登場する作品
物語
- 忠臣蔵(仮名手本忠臣蔵) - 主に3つの逸話が忠臣蔵を題材とする作品中に引用される事がある。
歌舞伎
落語
落語の舞台となることの多い徳川時代〜明治時代の江戸・東京で蕎麦が好まれたことから、江戸落語の演目には蕎麦や蕎麦屋がたびたび登場する。なお、うどんが主流の関西で演じられる上方落語では、基本的に同じ噺でありながら、蕎麦をうどんに差し替えた内容にされる事例もある(「時そば」と「時うどん」など)。もっとも、江戸落語にも「うどん屋」という噺があるとおり、蕎麦一色というわけではない。
小説
随筆
俳句
- 打つの縁切るのゑんにて義士はそば(誹風柳多留)
- 鬼すだく戸隠のふもとそばの花(与謝蕪村)
- 信濃では月と仏とおらがそば(小林一茶)※現在では中村六郎の創作という説が有力[176]。
- そば時や月の信濃の善光寺(小林一茶)
- 蕎麦はまだ花でもてなす山路かな(松尾芭蕉)
漫画
- 蕎麦が登場するエピソードがある作品
- 美味しんぼ(原作:雁屋哲、作画:花咲アキラ)
- 第2巻3話「そばツユの深味」
- 第23巻7話「真夏のソバ」
- 第32巻4話「薬味探訪」
- 第59巻21話「対決再開!オーストラリア (5)」
- 喰いタン(寺沢大介)
- 第1巻6話 「カップラーメンから新ソバまで喰う」 ISBN 978-4-06-352016-3
- 犬狼伝説(原作:押井守、作画:藤原カムイ)
- 完結編ACT6 「野良犬」マッハ軒立喰師撲殺事件異聞
楽曲
浪曲
- 長編歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃(三波春夫)夜泣き蕎麦屋の十助の逸話が元になっている
- 浪曲 忠臣蔵外伝 〜そば志ぐれ〜(玉川勝太郎) 楠屋十兵衛の逸話が元になっている
映画
- 紅い眼鏡(押井守監督) 立喰いが非合法化された物語世界において、闇の立喰い蕎麦屋で登場人物が語り合うシーンがある。
- うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(押井守監督) 立喰い蕎麦屋が、地下格納庫に緊急脱出用の攻撃機を収容する登場人物のパニックセンターとなっている。
- 男女7人蕎麦物語(信藤三雄監督)
テレビ番組
- おそば屋ケンちゃん(1975 - 1976年、TBS/関西では第4話まで朝日放送→第5話以降毎日放送がネット)
- おひさま(2011年、NHK/井上真央主演)
- 学校そば屋テレビ局(1974 - 1975年、TBS/ずうとるび主演)
- 肝っ玉かあさん(1968 - 1972年、TBS/京塚昌子主演)
都々逸
- 信州信濃の新蕎麦よりもわたしゃあなたの傍がよい
蕎麦に関する諺、慣用句
- ソバを作ると村が栄える
- 特産品としての蕎麦を作ると都会からそれを目当てに人々がやって来るの意。
- 蕎麦作りに飢饉なし
- 発芽が早く痩せ地でも発芽する蕎麦が凶作に対する備えになるという意。
- 蕎麦の一吹き
- 凶作の備えになる蕎麦でも強風に倒されるとひとたまりもないから注意せよの意。
- 蕎麦で首くくる
- できるはずがないこと。「豆腐の角に頭をぶつけて死ぬ」と同義。
- 蕎麦の自慢はお里が知れる
- 蕎麦の材料になるソバは痩せ地でも育つので、蕎麦が名物の所は痩せ地の意。
- 小林一茶の句に「蕎麦国のたんを切りつつ月見哉」がある。※たんを切る=啖呵を切る、国自慢をする
- 蕎麦と坊主は田舎がよい
- 蕎麦と僧侶は都に良いものはないという意。
- 蕎麦屋の天ぷら、谷中の質屋
- 蕎麦屋の天ぷらは衣が多い事と谷中の質屋に持ち込まれる質草は僧侶の衣類ばかりだった事をかけたもの。
文化・風習
世界の蕎麦料理