熊本地震 (2016年) Ⅴ【中】

 

 

 

土砂災害

地震によって発生した土砂災害は国土交通省が8月15日までに確認したもので九州6県で190件に達しており、このうち熊本県が158件となっている[131]。大規模な斜面崩壊や土石流、地滑りが発生しており、被害は特に南阿蘇村付近に集中している。

南阿蘇村立野地区では、16日の本震による大規模な土砂崩れによって国道57号と国道325号の交差する付近にある阿蘇大橋が崩落したほか、国道57号も複数個所で寸断された。県道28号の俵山トンネルも通行止めとなったため、立野地区から東側の村中心部へ行くには大きく迂回しなければならない状態となった[132][133](俵山トンネルルートは一部う回路を使って2016年12月24日に復旧)。立野地区では崩落した阿蘇大橋の西方に新たな土砂崩壊地が見つかるなどして、地区のほとんどに避難勧告が出され[134]、同地区の住民の多くが西側の大津町などに避難した[135]。南阿蘇地域で唯一の救急指定病院である阿蘇立野病院は、裏山が崖崩れの危険性があるとして閉鎖し、入院患者を他に転院させる方針を5月6日までに決めたため、地域の救急搬送体制が不安視された[136]。また、同地区にある九州電力黒川第一発電所で貯水槽の下の斜面が崩壊して貯水が麓の集落に流れ込んだ[137][138]

損壊した黒川第一発電所と立野集落
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

前震の発生から1週間後の4月21日には九州全域が強い風雨に見舞われたことから、地震により地盤が緩んだ地域での土砂災害が警戒され[139]、南阿蘇村で捜索活動中だった自衛隊が二次災害の恐れから捜索を中断した[140]九州大学善功企名誉教授は地震で生じた亀裂等や造成地の地盤境界に雨が入り込んで地滑りや土石流など複合災害が発生するおそれがあるとし、警戒を呼びかけている[141]

本震から約2か月後の6月20日から21日にかけて熊本県内は豪雨に見舞われ、甲佐町で国内史上4番目となる1時間雨量150ミリを観測した[142]。この豪雨による土砂災害によって熊本市・宇土市・上天草市で死亡した5人について、熊本県は「地震で地盤が緩んでいるところに大雨が降り、土砂災害が起こったとみられる」として、熊本地震の関連死と認定した[143][131]

 

 

 

複勝×3鉄板50-100%=62億%-737億割一点買い

単勝ガチ33-70%

枠連本命22-50%三点買い

ワイド対抗15-33%

ワイド再度10-22五ー七点買い

ワイド小穴6.7-15

馬連中穴4.4-10七ー十五点買い

馬単高穴3-6.7

三連複×3大穴2-4.4九ー三十点買い

三連単万馬券1.4-3

百五十倍小万9‰

二百倍中万6‰十二ー百点買い

三百倍高万4‰

五百倍大万大吉2.6‰十四ー二百点買い

七百倍上万1.7‰

一千倍特万1.1‰十六ー五百点買い

千五百倍最万0.75‰

二千倍限万0.5‰一千点買い

三千倍極万0.33‰

 

 

熊本地震 (2016年) Ⅲ【内】前震・本震/14日&16…