岩手・宮城内陸地震2008【311前震】6月14日 土曜日… Ⅴ
- 観光業界
- 6月22日から、鳴子温泉旅館組合加盟の温泉旅館・ホテルが、宮城県内の避難所で避難生活をしている者を対象に日帰り入浴(送迎バスおよび昼食付き)を無料で提供。なお、同温泉と被災地とは、直線距離で20kmほど離れている[120]。
- 8月5日、仙台七夕花火祭において、5部構成のうち第3部を「震災復興支援花火」として開催した。また、被災住民34人が招待された[121]。
- 個人
- ふるさと納税の制度を利用して、被災地に寄付を行う者が見られた。被災地の出身者のほか、渡辺謙のような出身者以外からも申し出があり[122]、ふるさと納税の創設時の想定を超えた使われ方に当事者は感謝している[123]。
日本国外での反応
約1カ月前に四川大地震が起きたこともあり、外国メディアも高い関心を示した。ロイター通信は地震発生から約5分後に「東北地方で地震が発生」と伝え、その後も逐一速報したほか、AP通信やBBCなど詳細な報道が行われた[124]。
中国の主席胡錦濤と国務院総理温家宝が、内閣総理大臣福田康夫に対し「心からのお見舞い」を伝えた[125]。
在日本中国大使崔天凱は、日本赤十字社に岩手・宮城内陸地震の義援金10万ドル(約1070万円)を寄託した。崔は「四川大地震では、日本の皆さんから多くの支援をいただいた。このたびの地震に際し、胡錦濤主席と中国国民のお見舞いの気持ちをお届けします」と話した[126]。
在日本台北経済文化代表処代表許世楷は、2008年6月26日、岩手県知事、宮城県知事を相次いで訪ね、総統馬英九からのお見舞いのメッセージとともに、台湾からの義援金を600万円ずつ贈った[127]。
出典
- 平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震について -気象庁- 地震予知連絡会会報 第81巻 (PDF)
- 平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震 - 独立行政法人防災科学技術研究所
- 平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震の評価 地震調査研究推進本部 地震調査委員会
関連項目
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外部リンク
- 平成20年報道発表資料 - 気象庁
- 平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震について - 首相官邸
- 平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震関連 - 国土地理院
- 平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震(第79報) - 消防庁
- 平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震の対応について - 防衛省
- 平成20年岩手・宮城内陸地震災害派遣活動状況写真集 - 陸上自衛隊東北方面隊
- 2008年6月14日 岩手・宮城内陸地震(M7.2) - 東北大学大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測センター
- 内閣府防災情報のページ
- 防災 - 岩手県
- 防災情報 - 宮城県
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