先日のvanillaさん のお勉強会1日目のテーマです。


まとめてみました。かなり話が膨らんだ気が・・・


あ、セラピストとクライアントさんについては、

ここでは書きませんね。


一般的な人間関係に当てはまる依存・共依存についてです。



【依存・共依存】


私達人間は、自分以外の人がいなくては、


一人では生きてはいけません。


生きていく上で、自分以外の何か、または


「何か」に属していく必要があります。


ですが、「属する」とはいえ「あなた自身」は「他の誰か」ではないんです。


あなたはあなた独自の考えがあり、


感情があり、あなただけの肉体をもつ「唯一」の存在。


そして自分にも「イヤだ」などという感情があるように、


相手も「唯一の存在」、当然「相手だけの感情」があります。



親子、友人、パートナー、治療家(やセラピスト)とクライアント


などの人間関係において、大切なことを、


vanillaさんはこうおっしゃってます。


「自己と相手の境界線が健全に設定されているかどうか」


また、


「自分と相手の境界線の設定ができるかどうか」


相手にべったり甘え、寄りかかりすぎると、


相手は最初は嬉しい、かわいいと感じても、負担に感じたり、


苦しくて倒れてしまいます。


また甘えさせる、頼ってこさせることも


度が過ぎると相手の成長を妨げ、


一人では生きていけない人にしてしまいかねません。


また相手に嫌わるんじゃないか、愛されないんじゃないか


という理由で、断れない、受け入れてしまうのも


健全な付き合い方とは言えません。いずれ苦しくなって、


無理やりその感情を感じないように抑えたり、


素直に感じる自分を出せなくなってしまいます。



この「境界線を上手く作る」なかなか難しいですよね~汗


ここで依存・共依存になりやすいケースをあげてみます。



☆☆ 「人を助けたい」と思っている人 ☆☆


「人を助けたいと思うくらいだから、余裕があって自立できてるんじゃないの?」


と思われそうですが、ここにも依存・共依存が起こる場合があります。


⇒「私は本当にその人を助けたいのか。」自分によーく聞いてみてください。


人の面倒ばっかり見てる、


人の役に立ちたがる人には、


2つの種類があると思います。


ひとつは「自立していて、満たされているからしたいと思う人」


もうひとつは「満たされていなくて、人に頼られることで自分を満たそうとする人」


頼られてることで「自分を認められる」


「自分が価値があると思える」など、


の気持ちがないか。



後者は、「相手のため」と言いながら、


「そういう自分を凄いと思う」


「頼られることで、自分を認められる」など


=「自己の確立のため」に相手を利用します。



本人は「あなたのため」と本気で思っている場合が多いです。


そのため無意識に相手を抱えこもうとします。


(ここで、共依存が起こります。)


いつまでも頼ってきてくれることで、


その間は「自己を確立」出来るからです。


自分がいなくちゃ駄目と思わせ、抱え込んでしまいます。


「相手のため」と言いながら、相手が自立するチャンスを


奪ってしまうのです。



そういう人は、相手が良くなってくるといい顔をしません。


良くなってしまうと、もう自分を頼ってくれなくなるのでは、


と思うからです。



人が何かの状況から良くなっていくのは、


あくまでも「本人の意識」であり、「本人の力」なのです。


「私がこの人を助けた!」のではなく、


私たちは人が良くなるほんの「きっかけ」にすぎず、


ほんの少しの手助けをしただけ、ないのです。



また、そういう人は、相手が「ありがとうと言わない」と、


「せっかくやってあげてるのに~っ」と腹を立てます。


自立している人は、仮に「ありがとう」と言われなくても、


相手が「よくなったなら、よかったね」と、一緒に喜ぶことが出来、


特に気にしません。相手の感謝で自分を満たす必要がないからです。



本当の「相手の為」、とは


相手がつらくてつらくて立っていられない程の時は、


手を差し伸べ、支えるが、


最終的には「ひとり立ち=自立」できるような方向で、手伝っていく。



時には、相手に厳しいことを言わなければいけないかもしれないし、


時には突き放すことも、純粋に相手のことを思ったときには


必要なこともあります。



「寄りかかられすぎて、重いのよね」


「頼られすぎてきつい○| ̄|_


「私がいなきゃあの人は駄目なのよ」


という人は、本当は自分もその人を必要としてなかったか。


「助けたい」という心が、「相手のため」ではなく


「自分のために」なっていなかったか、


振り返ってみると気づくことがあるかもしれません。



シリーズ続きます。。。


おまけ ミニー


vanillaさんは、


「自分が出来ることをあえて頼むのおんぷ」とおっしゃってました。


自分でも出来るけど、パートナーに頼むことで、


①自分よりも上手なので、自分も助かる


②パートナーが


「相手を喜ばせる事が出来た」「自分が上手くやった」という男心を


 満たすことができる。


「それがお互いが自立した上での、ハッピーな依存っ心


とおっしゃてました


本当ですね~ 


vanillaさんの話し方は、本当に分かりやすくて、


そしてめちゃくちゃキュート。あっという間の3時間でした。