星とつながり大地と生きる半農半星生活をしている 今井恵理です☆
最近、なぜか「今井さんって、お子さん母乳で育てましたか？」と聞かれることが多い。
はい。
母乳で育てました。
その後、「どういうお産しましたか？どこでお産したのですか？」と聞かれます。
助産院でお産予定だったのですが、正産期２日前に破水したもので、連携とってた医科大でお産をしました。
というと、「私も病院だったんです…あと粉ミルクで…。」と、なぜか申し訳なさそうに答える。
なぜ、申し訳なさそうなのだろう。
それがいいと、その時思ったのでしょう？
私は助産院で自然なお産がしたかったし、母乳育児したかった。
それだけです。
叶わなかったけどね。
なぜ、そうしたかったのかは、農薬・化学肥料を使わない農業に通じる生き物として自然でありたいとか、いろんな想いがありますが、それは私個人のものです。
ちなみに、助産院でお産しようと楽しみにしていて、お腹の息子に「いつでも自分のタイミングで出てきていいからね～。」と語り掛けいたら、息子が選んだのは、予定日（そんなものは目安ですが）からひと月近く前の満月＆台風が迫る日でした（爆）
もうね、陣痛を感じながら、パニックですよ。
なんでパニックかって、助産院でどうしても息子を生みたかったのと、８か月まで福祉職で働いて、３歳までは自分で子どもを育てたかったので退職したら、そのタイミングで急に夫も職を失いましてね。
予想外で夫婦無職中の出産。
出産費用も助産院より大学病院は１０万円以上高くて、それもまた予想外。
しかも日曜日の早朝で、休日加算と早朝加算まで上乗せじゃん！とかねー。（ある意味、冷静だったよ。）
自分が助産院で産めないなんて、考えたこともなかったので、陣痛の最中、頭の中は「お金、お金、どうしよう。あんなに準備してきたのに、何がいけなかったんだろう！私の子宮の居心地がそんなに悪かったのかー？！」ですよ（笑）
まあ、それも、今集中すべきは息子と呼吸を合わせて息子をこの世にいかに健やかに生み出すかだ！と途中で腹が座り、破水＆陣痛が始まって４時間後にはスルッと息子誕生。
こんなにスルッと生まれるなら助産院で、こっそり産んでも大丈夫だったじゃんと、若干恨めしく思いました。
後で助産院の助産師さんに「ああいう自然の後押しがあるお産は、進みが早いんですよ。」と聞いて、そういうもんか、さすがだなーとか思いましたが。
息子が生まれたいときに生まれたっていうのは、のちに受胎・出産にまつわる占星術を学んだときに、予定日では私の星的な出産可能時期から外れていて、あの日だったらギリギリ私の出産可能日に入っていたことを知り、あれで良かったんだと今は心から思えます。
（受胎しても、出産可能期間でないと、出産に至れない。ちなみにこれは膨大な経験値も求められると思いますので、鑑定ではお応えしていません。）
母乳に関しては、おかげさまでこんなに反応いい人見たことないと言われるくらいスムーズに、息子の泣き声に連動して、ちょうどいい量が出続けてくれたので、そう苦労はなかったです。
それなりの準備をしてきたからかもしれないし、たまたまかもしれません。
もともと粉ミルクは使いたくなかったけど、もし出なかったら使わざるを得ず、それが嫌なら乳母を探さないと息子死んじゃうし、その後１０か月くらい夫の無職が続いたので、粉ミルク買わずに済んでありがたかったです。
で、期せずして大学病院での出産となったわけですが、いろいろな方が入院されていて、さまざまなお産の形というのを垣間見ました。
私のそれまで知らなかった世界を見ることになって、げんなりするようなことも、心痛むようなこともありました。
そこで思ったことは、ああ、答えはひとつじゃないなぁということ。
それを私に教えてくれるための出来事だったのかと思えるほど。
ちなみに児童施設で働いていた頃から、３歳までは何が何でも自分の手元で育てたい！って意気込みを当時まだ持っていて、引っ越し続きで実際どこにも預ける機会もなく、その願いは叶いましたが、今はそんな３歳児神話は信じてません。
手元で育てるもよし、預けるもよしと思っています。
手元で育てたあの時間は、私の宝物ですが、それでももしかしたら、もっと早く保育園に入れてあげたら、それはそれで息子には良かったかもと思っています。
母乳に関しては「胸の形が悪くなるから嫌。」って人に会った時、うげーって思いましたが、それがその人の考えであり、そういう母にご縁のある子が生まれてくるのだろうなと思います。（それがその子にとって、嬉しいとか心地いいかはまた別の問題。）
ホロスコープ読めば、そういう組み合わせなのだろうなと思えるような状況が見て取れるし。
私が３歳児神話を放棄したように、考えが変わるということもあるわけで、どの時点で何を選択するかはプロセスでしかない。
もちろん、こうしたことに限らず、人は振り返って、ああ、やっちゃったっていうこともあるとは思うけど、その時その時で自分なりに良かれと思って選択をしたのなら、結果は問わなくてもいいんじゃないですかね。
子どもに申し訳ないと思うのも、愛ゆえだと思うけれど、だったら、今からここから、今の時点で最善だと思う方向に行けばいいだけでは。
そんな風に、私は思います。
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