こんばんわ
藤原明子を
フジワラノアキラケイコ
と読むことを最近知りました。
堀口茉純です。
藤原明子はこんな人
↓
文徳天皇の女御。清和天皇の母。良房の娘。染殿の后とも。藤原冬嗣の娘順子が入内して文徳天皇を産んだのに続き、明子が清和天皇を産むに及び藤原氏の外戚としての地位は不動のものとなる。また「今昔物語」には、物の怪(け)に悩まされた后が加持祈祷(きとう)に来た金剛山の僧と狂乱するという話がみえ、類似説話が多い。天長五~昌泰三年(八二八~九〇〇)
”ふじわら‐の‐あきらけいこ【藤原明子】”, 日本国語大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com >, (参照 2012-07-24)
日本史的にはかなり重要人物で、
大学受験の時に当然覚えてはいたんですが、
メイシだとおもってた・・・恥。
最近、お子さんの名前の難読化で、
学校の先生が出席とるときに読めない事が問題になってますが、
考えてみたら、日本史って難読人名のオンパレードです。
江戸時代の国学者の本居宣長は『玉勝間』で、
〝近しきころの名には あやしき訓有て、如何とも読みがたきぞ 多く見ゆる”
(最近の名前は変な読み方が多くて、どうやっても読めない名前が多い)
とぼやいてるし。
実際門人の名簿に振り仮名振って対応してたみたいね。
そのせいか、自分の娘には飛騨、美濃、能登と、
めっちゃ読みやすい名前つけてます。(笑)
門人たちの出席簿を前に立ち尽くす本居先生、かわゆす。
先生のこの辺の悩みは今も昔も変わらないんだね。
もっちー(徳川家茂。堀口神推しの14代将軍。好きなもの・甘いもの&小動物)も、
家茂=イエモチって、知らなかったら読めないよね。
よく、いえしげるって呼ばれてるのを、私はしっている・・・orz。
あと、
主殿(田沼主殿頭意次。堀口が歴史上もっとも結婚したいと思う、イケメン政治家。人並みに好きなもの・賄賂 ※ちなみに今日7月24日が命日)
も、意次=オキツグって、
知らなきゃ読めないよね。
まあ、当時は百歩譲って諱呼びしないからいいかと、
官職名で呼ぼうと思っても、
主殿頭=トノモノカミって、
言われなかったらわかんないよね。
今問題になってるのは、読み方だけじゃなくて、
意味合いがちょっと・・・
というものが、キラキラネーム・DQNネームなんて言われちゃってるわけだけど、
夢枕獏さんの『陰陽師』読んでたら、
名前はこの世で一番短い“呪(シュ。まじない)”だ
って清明がいってて、
なるほどなとおもいました。
人や物のあり方の根本を縛るものなので、
大切にしなければならないんだって事ですね。
なんたって、生まれて一番最初にかけられる呪だからね。
人は、知らず知らずのうちに、
自分の名前に縛られています。
だから、難読はまだしも、意味的な問題はちょっと考える必要があるんでしょうね。
最後は堀口七つ道具の一つ、
手ぬぐいコレクションのなかからお気に入りをひとつ。
『江戸生艶気樺焼』に登場するおブスな主人公、艶次郎くん柄です。
ちなみに、外題は えどうまれうわきのかばやき と読みます。
読めるかっ。
ちなみに作者の山東京伝(サントウキョウデン)の本名は岩瀬醒(イワセサムル)。
どっちにしろ難読。
ps
最後に今月の浮世絵night情報掲載です。
良かったら遊びにきてね!