。端的に述べて,大きい。 本体底面には大きなカバーがあり,ネジを緩め,底面中央付近の窪みに指を引っかけるようにしていけば,比較的簡単に取り外せる  なぜここまで大きめの筐体なのか。それは,Galleria QF560が,3Dゲームをプレイできる「メインPC」として,拡張性を最大限確保しているからだ。ユーザーレベルでの構成部品変更はメーカー保証外の行為であり,変更したことによって何かトラブルが発生しても,筆者,pso2 rmt,編集部,そしてドスパラはいっさい責任を負わないので注意してほしいが,それでも,底面の保護パネルを開けると,追加の2.5インチドライブベイや,追加のSO-DIMMスロット2基へ簡単にアクセスできるようになっているのは,極めて重要といえる。 カバーを外した底面。向かって右側にぽっかりと空いているのがセカンダリの2.5インチストレージデバイス用スロット,その左(というか写真中央部)に2基並ぶのが追加のSO-DIMMスロットだ こちらは参考までに,底面のカバーを外した状態でキーボード上部のカバーを外し,さらにキーボードも取り外したところ。キーボードの下にSO-DIMMスロット×2があり,BTO標準構成のメモリモジュールが差さっている より。ストレージは最大2台,メインメモリ容量は最大16GBを選択できる CPU部から2本,GPU部から3本のヒートパイプがそれぞれ専用の放熱フィン部へと伸び,そこに大型の排気ファンが設けられている 実際,でも,セカンダリのHDDを追加したり,そのついでにプライマリをHDDからSSDへ変更したりできるうえ,メインメモリ容量も4GB×4の最大16GBを選択可能。だが,仮に予算の都合からひとまずBTO標準構成で入手したとしても,自己責任を覚悟するなら,カバル RMT,後からでも拡張できる。これはノートPCを長く使っていくうえで見逃せないポイントである。  また,筐体の厚みを利用し,大型のファンを搭載できているのも,Galleria QF560の強みだ。本機では,GPUが「GeForce GTX 560M」に固定され,CPUはBTO標準構成だと4コア8スレッド動作の「Core i7-2720QM/2.20GHz」が搭載されるが,それらの発熱は,計5本のヒートパイプで放熱フィンへと運ばれ,60mm角相当(15mm厚)のファンで,それぞれ筐体外へ排出される仕掛けになっている。このパワフルな冷却機構のおかげで,ゲーム中,熱がキーボード部へ伝わってくるような心配は無用だ
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