ボジョレーヌーヴォーは、なぜ解禁日があるのか | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所

ボジョレーヌーヴォーは、なぜ解禁日があるのか

今年のボジョレーヌーヴォー
11月21日に解禁だそうですが、
そもそもなぜ「解禁日」が
決まっているのでしょうか?

なんとなく分かっていましたが、
きちんとした法律が背景にある
ということが分かりました。

その法律はフランスの法律なので、
日本は関係ありませんが、
ボジョレーヌーヴォーを出荷するのは
フランスのメーカーなので
そういうことになるわけです。

ちなみに、
ボジョレーヌーヴォーの輸出の
4分の1が
日本向け
だそうです。

日本は
すごいですねぇにこ


 

で、その法律ですが、
そもそもは
ワインが熟成する前の
いわゆる「早出し」を防ぐことが
目的だったようです。

きちんと熟成しないうちに
販売を開始する業者が出て、
要するに「早出し競走」になっていったわけです。

就職活動の「青田買い」を禁止する
そんなイメージですね。

それを禁止するために
ボジョレーヌーヴォー
11月15日に「解禁」するように。

ただ、11月15日が日曜日だと
法律が制定された当時のフランスでは
お店が休みだったので
それではまたまずいということで
「11月の第3木曜日」
ということになったそうです。

それで今年は
11月21日
だそうです。

[参考]
ボジョレーヌーヴォーの解禁日は、なぜ11月の第3木曜日なのですか?
 (サントリーお客様センターより)

 

日本は
世界の輸出ボジョレーヌーヴォー
4分の1を消費してくれるし、

しかも東洋の端にあるため
11月21日が一番最初に到来する国なので

フランスの各メーカーも
こぞって日本に輸出したがる
ということですね。

しかも日本人は、
「おフランス」とか
「ワイン」とか
「解禁日」とか
「一番乗り」とか
大好きなうえ、
みんな「右に倣え」で
「お祭り騒ぎ」してくれるので
ありがたい存在になれるのでしょうね。


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