翻訳メモリ
Wikipedia によると、「原文と翻訳文を一対としてデータベース化し、その内容を自動的に繰り返し利用することで翻訳を支援するソフトウェアである。」
いわゆる「翻訳ソフト」とは違う。
例えば、一度自分で翻訳した翻訳文と原文を記録し、次回の翻訳作業のときに同じ文章が出てきた場合にそれを自動的に適用するもの。
100%一致しなくとも、部分的な一致でも訳語を提示してくれるソフトもあるが、その際の判断はソフトを使用する人に委ねられる。
記録となるデータベースが大きくなればなるほど精度が上がると言える。
このような性格上、小説やビジネス文書のような、臨機応変な対応が多い文章には向かない。
製造業のマニュアル、法律文書、業界ごとの財務諸表、マーケティング・マーチャンダイジングなどに適している。