科目試験「6科目受験の罠」について | 『鈴太のノート』慶應通信を卒業した日記(経済学部編)

『鈴太のノート』慶應通信を卒業した日記(経済学部編)

慶應通信経済学部 68期秋組
2014年10月学士入学 2017年3月卒業(在籍期間2年半)

慶應通信の科目試験における

「6科目受験」についての雑感です。


私は一昨年の10月に慶應通信に入学し、

去年1月の初受験から

科目試験では可能な限り、

とにかくフルエントリーしてきました。


2015年1月、4月は6科目受験。


同年7月、10月は配本の関係で受験可能科目が少なく、

それぞれ5科目、4科目受験。


そして、今月1月は

2年目配本科目の受験解禁により

再び6科目受験でした。


「何故、6科目受験するのか?」


それは、、、


「受験費用」の関係です。(;´Д`)(ぇ


何科目受験しましても

「受験料」は発生しない慶應通信の科目試験。


ですが、「受験費用」は発生するのです。


私は毎回東京受験しているのですが、

往復の新幹線代で18,000円、

2泊3日の宿泊代で同じく18,000円、

「合計36,000円」が毎回の科目試験受験でかかっています。


「6科目」受験しますと

1科目あたり「6,000円」の受験費用ですね。


これが土日合わせて「3科目」受験となりますと、

1科目あたりの受験費用が「12,000円」となります。(白目


仮に1科目受験であれば1泊2日で良くなると思うのですが、

それでも受験費用は交通費18,000円+宿泊費9,000円ですから、

1科目を受験する為にその受験費用は「27,000円」となります。


どんだけセレブなんですかと。(*´▽`*)


なので、「様子見受験」とか「ダメ元受験」とか言ってる

金銭的余裕は無いのです!(;´Д`)(by貧乏サラリーマン


ということで、

私は「1科目あたりの受験費用を逓減させる為」に、

毎回フルエントリー受験を続けています。(T-T


さて、ここからが本題です。


1科目あたりの受験費用はともかく、

毎回の受験や履修計画について、

「6科目受験の罠」について考察してみます。


そもそも、

「少数科目(3科目以下)受験」と「6科目受験」の

どちらが良いのでしょうか?


なお、慶應通信での学習のペースや考え方は人それぞれでして、

毎回1科目ずつじっくり学びたい方や、

仕事や家庭で忙しい、あるいは他にもしたいことがあるなど、

そもそも複数科目を受験することが物理的に無理、

という方も大勢いらっしゃいます。


なので、必ずしもどちらが正解ということはありません。


従いまして、ここでは、

「同じ学習時間を確保でき」、

且つ「効率良く、安定して卒業を目指す」

という条件のもと、

「6科目受験」についてのメリット・デメリットを挙げてみます。


【メリット】

・受験機会が増える。

 →数多くの科目に合格できると一気に修得単位数が増える

 →同一科目を受験し続けることで

  得意な項目が出たり、ヤマが当たった際に合格を狙える

 

・関連した科目を同時に複数科目受験する際、

 一度の勉強で2度、3度おいしい

 

・1科目目で受験会場の雰囲気や論述での解答に慣れ、

 その後、本調子で解答できる科目数が多くなる

 (毎回、土曜日1科目目の受験は調子でません。。。)


・その回に撃沈しても、出題形式や出題内容を知ることができ、

 次回以降の受験に役立たせることができる科目が増える


・学友との打ち上げの際、他の人を待ってなくても良い

 (先に終わった組と早くおしゃべりしたいという場合は別)


【デメリット】

・1科目あたりの学習時間が減る

 →相当時間がある人で無い限り、

  6科目分の模範解答を作成することは困難。


・関連しない科目を受験する場合、

 覚えるべき内容、量が膨大になる


・微妙に関連している科目の場合、

 解答すべき内容が似ていて混乱する

 (例:経営分析論と経営数学で同じ項目なのに

 異なる計算式を覚える必要が出てくる)


・同一受験日の2科目目、3科目目は

 直前での最終確認をしている時間が無い

 →日曜日受験の場合、

   3科目目の受験だけなら午前中を試験対策に使える

   3科目フルエントリーの場合は朝から試験開始


・受験自体に結構体力を使う

 土曜日の3科目について試験対策及び受験により、

 その日の夜は日曜日の試験対策も辛い。

 (仮眠のつもりが熟睡)(白目


・6戦全勝した場合、次回のレポ締切までに

 新規で6科目分のレポを提出しなければならない。

 →不合格で返却されれば、再レポの本数も増加

 →短時間で作成したレポは不合格率も高くなる


すぐに思い浮かぶのはこの辺りですかね・・・。


で、実はこれ以外にも、

「6科目受験に潜む罠」というものがあるのです。


長くなりましたので、続きは次回。(ぇ


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