慶應通信の科目試験における
「6科目受験」についての雑感です。
私は一昨年の10月に慶應通信に入学し、
去年1月の初受験から
科目試験では可能な限り、
とにかくフルエントリーしてきました。
2015年1月、4月は6科目受験。
同年7月、10月は配本の関係で受験可能科目が少なく、
それぞれ5科目、4科目受験。
そして、今月1月は
2年目配本科目の受験解禁により
再び6科目受験でした。
「何故、6科目受験するのか?」
それは、、、
「受験費用」の関係です。(;´Д`)(ぇ
何科目受験しましても
「受験料」は発生しない慶應通信の科目試験。
ですが、「受験費用」は発生するのです。
私は毎回東京受験しているのですが、
往復の新幹線代で18,000円、
2泊3日の宿泊代で同じく18,000円、
「合計36,000円」が毎回の科目試験受験でかかっています。
「6科目」受験しますと
1科目あたり「6,000円」の受験費用ですね。
これが土日合わせて「3科目」受験となりますと、
1科目あたりの受験費用が「12,000円」となります。(白目
仮に1科目受験であれば1泊2日で良くなると思うのですが、
それでも受験費用は交通費18,000円+宿泊費9,000円ですから、
1科目を受験する為にその受験費用は「27,000円」となります。
どんだけセレブなんですかと。(*´▽`*)
なので、「様子見受験」とか「ダメ元受験」とか言ってる
金銭的余裕は無いのです!(;´Д`)(by貧乏サラリーマン
ということで、
私は「1科目あたりの受験費用を逓減させる為」に、
毎回フルエントリー受験を続けています。(T-T
さて、ここからが本題です。
1科目あたりの受験費用はともかく、
毎回の受験や履修計画について、
「6科目受験の罠」について考察してみます。
そもそも、
「少数科目(3科目以下)受験」と「6科目受験」の
どちらが良いのでしょうか?
なお、慶應通信での学習のペースや考え方は人それぞれでして、
毎回1科目ずつじっくり学びたい方や、
仕事や家庭で忙しい、あるいは他にもしたいことがあるなど、
そもそも複数科目を受験することが物理的に無理、
という方も大勢いらっしゃいます。
なので、必ずしもどちらが正解ということはありません。
従いまして、ここでは、
「同じ学習時間を確保でき」、
且つ「効率良く、安定して卒業を目指す」
という条件のもと、
「6科目受験」についてのメリット・デメリットを挙げてみます。
【メリット】
・受験機会が増える。
→数多くの科目に合格できると一気に修得単位数が増える
→同一科目を受験し続けることで
得意な項目が出たり、ヤマが当たった際に合格を狙える
・関連した科目を同時に複数科目受験する際、
一度の勉強で2度、3度おいしい
・1科目目で受験会場の雰囲気や論述での解答に慣れ、
その後、本調子で解答できる科目数が多くなる
(毎回、土曜日1科目目の受験は調子でません。。。)
・その回に撃沈しても、出題形式や出題内容を知ることができ、
次回以降の受験に役立たせることができる科目が増える
・学友との打ち上げの際、他の人を待ってなくても良い
(先に終わった組と早くおしゃべりしたいという場合は別)
【デメリット】
・1科目あたりの学習時間が減る
→相当時間がある人で無い限り、
6科目分の模範解答を作成することは困難。
・関連しない科目を受験する場合、
覚えるべき内容、量が膨大になる
・微妙に関連している科目の場合、
解答すべき内容が似ていて混乱する
(例:経営分析論と経営数学で同じ項目なのに
異なる計算式を覚える必要が出てくる)
・同一受験日の2科目目、3科目目は
直前での最終確認をしている時間が無い
→日曜日受験の場合、
3科目目の受験だけなら午前中を試験対策に使える
3科目フルエントリーの場合は朝から試験開始
・受験自体に結構体力を使う
土曜日の3科目について試験対策及び受験により、
その日の夜は日曜日の試験対策も辛い。
(仮眠のつもりが熟睡)(白目
・6戦全勝した場合、次回のレポ締切までに
新規で6科目分のレポを提出しなければならない。
→不合格で返却されれば、再レポの本数も増加
→短時間で作成したレポは不合格率も高くなる
すぐに思い浮かぶのはこの辺りですかね・・・。
で、実はこれ以外にも、
「6科目受験に潜む罠」というものがあるのです。
長くなりましたので、続きは次回。(ぇ
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