こんにちは、林です。
先日自民党が、
タイ、マレーシア、インドネシアの3ヵ国の観光客に対して
ノービザとする提言案をまとめたようですね。
尖閣諸島の問題がきっかけで中国人観光客が激減しているようですから、
その代わりにアジア各国の観光客を呼び込もうというものです。
これは個人的には大歓迎です。
どんどん外国人観光客が来てくれたら、
日本の観光地も活性化するでしょうし、
日本の良さをアピールする機会になります。
円安も追い風になるかもしれません。
ただ、ちょっと心配なのは、
トラブルが増えなければイイなぁと思います。
ビザ不要だと、現地の大使館や領事館の
チェックがまったく入りません。
不法滞在の外国人が増えたりして、
犯罪につながるのは困ります。
僕が以前、外国人の在留資格申請の仕事をしていた時、
日本の入管で許可が出ていても、
現地の大使館でビザが出なくて、
その外国人を日本に呼ぶことが出来なかったことが、
何度もあります。
法務省が許可を出してるのに、
外務省がそれを取り消してる訳です。
つまり現地の大使館や領事館というのは、
現地でなければ入手できない情報を持っている
ということになります。
ノービザになると、
そのチェックがなくなりますので、
それはそれで、少し心配になるのです。
その点、観光大国のフランスでは
どのような措置を講じているのでしょうかね?