コレステロールとステロイド皮膚炎 | 代替医療師Vanillaのブログ

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健康でいるのも、きれいでいるのもあきらめたくない! シンガポールにて、日々精進。

ホルモンの材料って コレステロールっていう

脂なのは知っているかなぁ。

これはね 体で必要な分は、自分でも合成したり、

もちろん食事などからも摂取できるのよ。

ホルモンがないと わたしたちは 生きれないから

つまり コレステロールは 生命維持にとても大切なものなのです。

そして。。。。もちろん、ステロイドというホルモンクリームを

皮膚に塗ると、皮膚から侵入して、

免疫抑制の力で 炎症をそこではおさえて 

その仕事を終えたら肝臓に 処理されるように運ばれますっ。


さてここで。。。通常、ホルモンに必要な分のコレステロールの量は、

体がきちんと調整していて、余ったら処理するってことが自然に

出来ているのですわ。

ですから、コレステロール値自体に

あまり一喜一憂しないことも大事なのです。。。


でも、ステロイドクリームやらなんやらで、

毎日のように過剰に体内に取り入れれば、

処理するコレステロールは劇的に増えるでしょ。

それは 分かるだろうか。。。


そもそも、脂を乳化する力のある胆汁酸で 

コレステロールを溶かすのだけど、

全部は処理されないのです ショック! 

だってどんな臓器にだってキャパがあるのよ~ビックリマーク

みんなだって、そうでしょうはてなマーク

自分がまかされる仕事量が いきなり2倍3倍になっても

それまでと同じように処理できちゃうかなぁ 

いやいや 無理でしょう。

または 無理しすぎて 疲労困憊 バタンキューじゃないかいはてなマーク

はい。肝臓さんの 気持ちです


余った分はね 再吸収~っ 叫び

そう、9割以上体内に戻っちゃうのです。。。


戻ってもね。。。。体内で必要な量は決まっているでしょ。

使われないのに、またまた余計に入ってくれば、もっと余ります ドクロ

そこで 余剰コレステロールはね うーん 脂肪酸っていう形にも変換されたりしながら 

体のあちこちに分散されるのよ。

脂です。そう油。

もし、その環境が活性酸素でいっぱいの場であったら 

何が起こるか想像がつくでしょ?

注:活性酸素でいっぱいの”場”については、ググればすぐにわかるよっ

何が活性酸素を増やすのかねっ


そう、そすれば そこで『酸化』します

酸化コレステロール(過酸化脂質)は、もちろん

体にとって好ましいものではありませぬ 得意げ

ですから、体内の免疫細胞処理班がやってきて、処理しますっ髑髏

この処理班の働きを 赤く腫れ熱を持つ『炎症』というのよ。

血液中で流れながらも 炎症は起こるし 

行き着いた先の部位でも炎症はおこるよビックリマーク



まずは これが 始まりのひとつであります。。。

炎症をおさえるために使用したのに、炎症の材料になっていく。

ステロイドを過剰に使うことの怖さはここから始まるのです 泣き1

これって、油の授業とも繋がっていくでしょはてなマークピンとくる はてなマーク


これは、たったひとつの側面でしかありませんが、

コレステロールのこと、それを材料にするホルモンのこと、

その中でもコルチゾールのこと。




少しずつほかのテーマとも結びつけられるといいなぁ。

免疫学を勉強している人は、すっきり繋がると思うよ^^


今度の25日の講義は崎谷医師との

13:30~15:30 『ホルモン2 コルチゾールと甲状腺ホルモン』


さて もう来週だ~ガーン

そういえば、8年くらい前か。。

ある皮膚科の先生にコレステロールは代謝されて余らないっと 

怒られたことあるなぁ。。。

確かに余らないだけしか そこにないなら。。。だよっ


では では また なにかの話に繋げます~


同日開催の講座は こちらから

10:00~12:00 「子どもの皮膚炎を考える」

19:00~21:00 「ママ未来図プロジェクト1 医療現場での不妊治療の実態」


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