世相 | タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

ヤラれるから、絶対ヤメとけ。

というのはその昔タイ人の親友氏に、レン・プラ(プラクルアンの遣り取り。売買)を勉強したい、と私が言った事への返答で、当時は一般的タイ人にとってもまだまだ怪しい世界であったプラクルアンの世界も今は、インターネットとスマホの普及、若い世代のシアンの台頭でレン・プラの世界への気持ちも軟化している印象です。

この親友氏は、そもそも神仏に願い事等をするのが嫌いで、プラクルアンもまるで興味がないのですが、彼のお父様は、ちょっと堅気じゃない感じの人で、お付き合いされているのも警察や軍といった、ちょっとアレな感じの任侠っぽいお父さんでして、こう度量が大きい方ですので私みたいな他所者にも良くしてくれる方で、過去にはタラップ(丁番付開閉式のケース。金の使用量も多いので高額)に入ったワット・チャンハイ発行のリヤン(メダルタイプ)ルアン・プー・トゥワッドを戴いた事もありますし、お会いするとプラクルアンの話をさせて戴いています。

親友氏も加齢と共に付き合う人々が変化し、その中にもプラクルアン好きな方々が増えたり、またお父さんから貰ったプラクルアンを私に見せ、その詳細を教えよ、と連絡する事も増えてきました。タイのいわゆるハイソー(サエティ)な人々は年齢層が進むと共に、車、腕時計とお金をかけ、中年以降は親・親族から譲られたり、友人知人から薦められて、有名(で高価な)プラクルアンを持つ傾向にあります。こちら弊ブログに登場して戴いたお歴々にも、この集団に属する人々もいらっしゃいます。私は外国人特権と生来の面皮の厚さから、首元にネックレスがちらりと見えると「プラクルアン着けておられます?」とかド・ストレートに訊ね、見せて戴く事も少なくありません。良いプラクルアンをしている人は基本、そのプラクルアンをわかる人に見て貰い、褒めて欲しいと思っていますので、そこから良い具合に親交が深まったりする摩訶、仏様のご縁でございます。


前回掲載のコチラは私も参加させて戴いた食事会で孫世代に下賜されたもの。入れ物もさる事ながら、コンディションが素晴らしい。表面に詳細が書かれていないので知らない人はわからないプラ。

裏面。コレを見てわかる方はいらっしゃるかもしれないです。

こちらは私がお父さんから戴いたプラ・リヤン。コンディション…最高。


親友氏からのメッセージ。この写真を見て皆さんは何を感じられるでしょうか?

ちなみに、彼氏の問いですが、左上下段の2つは見えないのでわかりません。想像はつきます