●高麗人参と生命力で現代病に克つ:3.西洋医学と東洋医学と各種健康法 | 上司からのパワハラで「うつ病」を発症するも心理学と出会い克服した人生

上司からのパワハラで「うつ病」を発症するも心理学と出会い克服した人生

17年前に会社の社長からパワハラを受け、それが原因で「うつ病」を発症。その後壮絶な人生を歩みながらも少しずつ自分自身を取り戻そうともがきながら心理学と出会い、心理カウンセラーとして新しい出発を果たした者の軌跡

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 ●高麗人参と生命力で現代病に克 つ:3.西洋医学と東洋医学と各種健康法


 ●PS(編集後記)

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■高麗人参と生命力で現代病に克つ:3.西洋医学と東洋医学と各種健康法
 

 3.西洋医学と東洋医学と各種健康法

  ●健康への様々な入り口

   まず私はとにかく医学的な知識を習得することを心掛けました。しかし医学と言っても、
   あまりに漠然としていて、幅広いものでした。

   医学には、大きく分けて東洋医学と西洋医学があります。両者が目指すものは確かに
   ”健康”という点で同じではありますが、その考え方はかなり違っていました。

   更には、巷に氾濫するいわゆる”健康法”も数多くあり、むしろ残り少ない命と知った
   人が最後に頼るのは、以外にも医者ではなく、そうした民間療法や健康法だということに
   気がつき、これにも興味を惹かれました。

   西洋医学と東洋医学、それに民間療法に健康法、一体どの方法が健康に近づく早道なので
   しょうか。

  ●人間を部品に解体する西洋医学

   西洋医学は身体全体よりも、悪くなった「部分(部品)」に重点を置きます。とにかく
   悪いところを「切り取る」か、薬で「やっつける」かして消滅させることがその主要な
   目的です。

   しかし「部分」を治すことに集中するあまり、「内臓は治ったけれど、患者は死んで
   しまった」というような矛盾した事態も起こり得るのです。仮にそこまで極端でなくても、
   薬の副作用や、手術後の経過が思わしくないというようなことは、しょっちゅうあること
   です。

   それは、科学技術の”副作用”と非常に良く似ています。つまり、生活の細かな利便性を
   追求するあまり、環境全体への配慮を見失い、地球が汚染されやんでしまっているという
   ことです。

   確かに西洋医学は各部位によって高度に専門化されていて、一つひとつの研究ではとても
   素晴らしい成果を上げています。しかし、その反面、人間をそれぞれの「部品」の集合体
   としてのみ捉え過ぎて、人間の全体像を見失っているのです。

   これもまた、宇宙の始まりや原子の動きを説明することが出来る現代科学が「人間とは
   何か」というような本質的問題について沈黙せざるを得ないのと良く似ています。

  ●だれが病気を治すのか

   もう一つ、西洋医学の大きな弊害は、「病気は医者が治してくれる」という誤った「信仰」
   を生んでしまったことです。機械が壊れたら自分ではどうしようもないので、その専門の
   技術者に修理してもらうしかありません。壊れた機械がいつの間にか自然に直るということ
   はまずありません。

   しかし人間の場合は違います。医者や薬はあくまでも手助けをするだけであって、必ず
   しも病気を「治している」わけではありません。

   例えば、風邪などの時に医者が処方する薬は、痛み止めや解熱剤、抗生物質などで、それ
   は言うならば、よりひどくならないようにする為のもので、病気そのものを治すものでは
   ありません。

   また傷のほとんどは、特別何も薬をつけなくても、いつの間にか治ってしまいます。傷口
   につける薬は主に消毒薬であって、その目的は傷を治すためではなくて新たな感染を防ぐ
   ものです。

   手術の後も、医者はただ切った所を縫い合わせるだけであって、細胞組織を再生して元通り
   にするのは、あくまでも「自然治癒力」によるのです。

   人間にかかわらず、命あるものには皆、多かれ少なかれそうした「自然治癒力」が備わって
   います。そして、それは大抵の場合、無意識のうちに作用する為に、自分で治している
   という主体的な意識がないのです。
 
   それで、つい、医者が治してくれたと思ってしまいやすいのでしょう。それは皮肉にも
   西洋医学の膨大な知識や実績への信頼が生んだ”美しい誤解”です。

   それが「医者への感謝」として現れるだけなら何も問題ないのですが、それを通り越して
   盲目的な医者崇拝、病院に行っていればそれだけで安心、病気になればまた医者に診て
   もらえばよい、そうなってしまっている人が少なくないのが現状でしょう。

  ●人間を全体としてとらえる東洋医学

   次に、東洋医学について簡単にご説明しておきましょう。

   東洋医学の本家中国には、生きているもの全てに陰陽があり、そのバランスがとれて
   いれば世界は平和で、自然は力強くて美しく、人間は健康でいられるという哲学があります。

   東洋医学もそれに基づいているので、身体全体の陰陽のバランスがとれていれば健康に
   なると考えます。だから健康でいるために、また病気を治す為には、体内のバランスの乱れ
   を整えるというのが特徴的な考え方です。

   すなわち、病気というものを、単に悪くなった部分だけの問題とせずに、患者の心の
   ありようや生活を含めた総合的なものの現れであると捉えて、人間を全体的に診ます。
   
   ですから、同じ病気でも、その治療法は人によって違ってきます。

   例えば、花粉症を初めとするアレルギー疾患について、東洋医学では大まかに言うと
   「体内を冷やすこと、水分の停滞が原因」としていますが、これは、体内を冷やすという
   事象だけを問題とするのではなく、胃の内部が冷える体質、水分が停滞する体質の人にも
   起こりやすいということを意味し、そうした体質を早くから診断し、アレルギーが出ない
   ように普段の食事「医食同源」や、生活法「養生法」から変えていきます。

   これを『未病』と言って、病気にかかる前から、自らの身体を知って、体質を改善あるいは
   体調を整えようにするのです。

   また、東洋医学は、単に医学的な知識だけにとどまらず、非常に深遠な哲学を前提として
   いる為、ある意味では西洋医学以上に難解かつ複雑であるともいえなくもありません。

   それで、患者本人の自然治癒力を重視するとは言っても、その具体的な実践にあたっては
   結局、専門家任せになってしまいがちなのです。

  ●最後の望みの各種健康法

   次に、昔から伝わっている民間療法や、流行の各種健康法について考えて見ましょう。

   前述したように、命の残日が言い渡されている人々は、こうした方法に最後の望みを
   託す場合が少なくありません。それは、とりもなおさず、今の医学の力では治せない
   と判断されたことですから、当然と言えば当然です。

   また、民間療法や健康法には「私は○○で治った」というような体験談がついてまわる
   ことが多いので、よけいに拍車がかかります。

   1.「紅茶キノコ」ブーム
   
     こうした健康法が人々の注目を集めたのは、昭和50年代の「紅茶キノコ」が最初
     だったように思います。その前に、滋養強壮の為にと登場した、まるでゴキブリの
     ような「九龍虫」というのがありましたが、見た目の不気味さなどからすぐに下火
     になりました。
 
     ネコも杓子も飛びついたという点でブームを巻き起こしたのは、まさしく
     「紅茶キノコ」で、テレビの奥様向け番組がその仕掛け人でした。    

     「紅茶キノコ」というのは、ビンの中に砂糖入りの紅茶とある種の菌を入れておくと
     出来るもので、一見するとクラゲのような形をしています。難病はもとより、高血圧
     から便秘まで、身体のすべての不調に効くというのがうたい文句でした。

   2.「深海ザメ」から「パンツ脱ぎ」まで

     その後も、ガンに効くという「深海ザメエキス」や「サルノコシカケ」などが登場
     しました。これらはいずれも現在に至るまで信奉者がいるようです。

     「酢大豆」も大当たりした健康法の一つです。大豆を酢に漬けておくだけで簡単に
     でき、しかも、大豆という日本人には馴染みの深い素材だったことから、一大ブーム
     になりました。

     その他、骨盤の歪みが万病の元とする「骨盤体操」、「骨盤調整」なども大流行
     しました。「指まわし健康法」が登場した頃は、電車の中で指をくるくる回している
     人をよく見かけたものでした。

     また、寝ている間に行われる交感神経と副交感神経のスムーズな交代を邪魔しない
     様にして健康を取り戻すという「パンツ脱ぎ健康法」も、大勢の実践者がいたのでは
     ないでしょうか。     

   3.健康茶

     一方、次から次に現れた健康茶も、現在では定着した観があります。

     脂肪を溶かすというので女性に大ヒットした「ウーロン茶」を走りとして、胃と腸の
     強化には「センブリ茶」、神経痛に「ヨモギ茶」、高血圧に「杜仲茶」、ストレスに
     「アマチャヅル茶」、風邪に「カキ茶」、胃炎からダイエットまで効能が幅広い「オ
     オバコ茶」、風邪や頭痛に「キクの花茶」、疲労回復と滋養強壮の「ハトムギ茶」、
     ガンから虫歯まで何でもこいの「ギャバロン茶」など、枚挙に暇がないほどです。

   4.ブームとしっぺ返し

     「病は気から」とは良く言われること。確かに、人間の細胞というのは、人間の
     精神的な活力が大きく影響するもののようで、ガンが治った人からは「必ず治ると
     信じて希望を持っていた」という言葉を良く聞きます。

     また、「イワシの頭も信心から」ではありませんが、たとえそれが医学的に何ら
     根拠のないシロモノであったとしても、本人が”効く”と信じていたら、実際に
     効いたという事例も多々あります。

     こうしたことも、決して無視出来ないことでしょう。

     ただ、各種健康法というのは、仮に素晴らしい効果があるものであったとしても、
     それだけで病気が完璧に治るかのような過大な期待をかけ、頼り過ぎると、本来の
     すべき治療が出来ない為、症状がより悪化してしまうこともあり、また、それによる
     時間や経済的損失などの、しっぺ返しを食ってしまうこともあります。

     特にブームになっているものであればあるほど、実態以上に話が膨れ上がっている
     場合が少なくないので、慎重に検討する必要があるでしょう。


今日はここまで。
詳細は、下記の本を参照願います。


  ※資料
  「高麗人参と生命力で現代病に克つ」
  トータルヘルスアカデミー専任講師・日本体質強化普及会指導員 高田 忠典著より。
  発行:健仁舎

高麗人蔘と生命力で現代病に克つ―不健康のサイクルから抜けだそう/高田 忠典

¥1,260
Amazon.co.jp

■PS

今回延べた内容は、あくまでも一つの考え方であるので
書かれている事が全てではありません。

西洋医学には、西洋医学の利点があり、もちろん矛盾や苦手な部分もあります。
東洋医学にしてもしかりです。

民間療法も各種健康法も、それぞれ、人によって体に合う、
合わないということもあり、「この方法こそが絶対」というものはありません。

一番大切なのは、バランスを崩さないことであり、
食事に気をつけることであり、適度な運動と休養などのバランスを
保つことが一番大切です。

忙しい現代人には、難しい一面もあるかもしれませんが、
難しいと思わず、出来る範囲で、自分が出来ることを実行すること、
そして、毎日、少しの時間でも良いので、そういった運動や休養などを
続けることです。

そして定期的な健康診断は必要であり、
その結果を元に、食事や運動面などの生活習慣を改めれば
良いわけです。

「健康」を維持するのは、自分自身であり、
他人がやってくれるものではありません。

自分自身が、自分の体に対して、もっと関心を持って
大切に思って、いたわってあげることが大切です。

今迄ご紹介した内容や、これからご紹介する内容などを参考に
是非、自分自身で工夫して、日々実践するように心掛けて下さい。


少しでもお役に立てれば幸いです。


次回からは「高麗人参と生命力で現代病に克つ:
生命力と気と血力」についてお話します。

質問があれば、下記のフォームに記入して送信してね。


 良ければ、お気軽にこちらのフォームからご相談下さい。
 何でもいいですよ~。(病気に関する食養生の方法や、
 どんな健康食が良いかなど、また、病状改善の為の生活で
 気をつけることなど)

 ⇒ http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P16247193


それでは、次回をお楽しみに。

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