●高麗人参と生命力で現代病に克つ:健康法探求への道 | 上司からのパワハラで「うつ病」を発症するも心理学と出会い克服した人生

上司からのパワハラで「うつ病」を発症するも心理学と出会い克服した人生

17年前に会社の社長からパワハラを受け、それが原因で「うつ病」を発症。その後壮絶な人生を歩みながらも少しずつ自分自身を取り戻そうともがきながら心理学と出会い、心理カウンセラーとして新しい出発を果たした者の軌跡

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 ●高麗人参と生命力で現代病に克つ:健康法探求への道

 ●PS(編集後記)

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■高麗人参と生命力で現代病に克つ:健康法探求への道
 

 1.病気は「元気になれ」という信号

  ●病気ではないが元気でもない体

   現代、自然環境は山も川も海も空も植物も動物も、すべてが汚染されています。

   しかし、人間は自然から離れて生きていくことは出来ません。自然を食べ、自然を呼吸し
   自然の中に排泄して、何もかも自然と繋がって生きているのです。

   ですから人間の身体と地球環境は、どちらかが病んでいればもう一方も病んでしまう
   というような相関関係にあります。つまり、自然環境が汚染されていれば、間違いなく
   人間の体内環境も汚染されてしまうのです。

   自然も人体も、汚染されていればそれを綺麗にしようとして様々な薬品を用います。
   ところが薬(化学薬品)というのは、そもそも自然のものではないので、自然にとっても
   人間にとっても、それ自体が生命力を弱める要素の一つなのです。

   水道水を思い浮かべて見て下さい。汚染された川の水の菌を殺す為に、塩素などの薬品で
   消毒しています。確かにそれで大方の菌は死滅するでしょう。

   しかし、例え「綺麗」になったとはいえ、必ずしも「元気」になったとはいえないのです。
   何故ならば、そこには生命力が無いからです。つまり特別「病気」とはいえないが、決して
   「元気」ではないのです。

   なんだか、今の私達に似ていないでしょうか。私達人間も、いくら薬品を使って体内の菌
   を殺しても、それだけでは決して「元気」にはならないのです。

  ●自然治癒力を強める為に病気になる

   トータル健康法では病気を一つの信号として捉えます。問題はあくまでも生命力の低下で
   あって、病気にはそれに対する警告なのです。

   もし、病気という信号がなければ、ちょうど神経が麻痺しているのと同じで、たとえ身体が
   腐っていたり焼けたりしても、何も分らないまま死んでしまうことになるでしょう。病気に
   なるからこそ、今の自分が本当の自分ではないということが分るのです。

   トータル健康法の本来の目的は病気を治す事ではありません。本来の自分に戻る事、つまり
   「元気」になることが大切なのです。それによって、結果的に病気が「治る」のです。

   本来の健康な自分に戻るという観点からみれば、病気は、それがたとえどんなものであれ、
   私達の身体の異常を教えてくれて「元気になれ」と言っていると、捉える事が出来ます。

   病気という症状を、前向きに考えるなら、弱くなった「自然治癒力」を強める事の出来る
   好い機会だとも言えます。事故などで外から直接傷つけられたというような場合を除いて
   、体が「自然治癒力」を強める必要があって、病気になっていると考えればいいのでは
   ないかと思うのです。

   このように考えると、その病気の究極の原因、つまり生命力さえ回復すれば、治らない
   病気は無い、という結論に達します。しかし現代の医学はそれと逆行する場合が少なく
   ありません。身体全体を見ずに、病気そのものだけにとらわれる傾向にあります。

   そして、その病気が治れば、生命力そのものはあまり問題にされません。

   ただ、だからと言って西洋医学や東洋医学、それに民間療法など、直接病気を治そうと
   することを否定しているのではありません。痛くてどうしようもないときには、一時的
   に生命力を低下させたとしても、痛み止めを飲んだほうが良い場合もあります。

   トータル健康法は、それら東西の医学や民間療法の良いところを取り入れて総合し、
   より簡単に実践できるようにしたものです。このトータル健康法について詳しく論じる
   前に、まず、何故この健康法をライフワークとして研究するに至ったかということに
   ついて少し触れたいと思います。

 2.あっけない死とあっけない回復

  ●人は何故病気になるのか?

   人は、何故病気になるのかを考え、どうしたら健康でいられるかを考えたときに、
   振り返って見ると、30年前近く前の父の死が、最初のきっかけだったように
   思います。

   父は、56歳で亡くなりました。今なら若死にの部類に入ります。その日の事は、
   今でも、まるで昨日のように鮮明に思い出せます。

   当時、父は退職したばかりで、まだ再就職はしておらず、長年のサラリーマン生活
   の疲れを癒すかのように、のんびりと暮らしていました。

   その朝、父は私達と一緒に食事をし、食後のお茶をすすりながら新聞を読んでいました
   が、ふと顔を上げて、私に「よく勉強しろよ」と声をかけました。私は当時高校2年生
   だったので、照れくささもあって、「ああ」と生返事をしただけだったように思います。

   ところが、学校に父が倒れたという連絡が入ったのです。急いで帰宅すると、父は
   もう死んでいました。母の話によると、父は家を出ようとしたときに玄関で倒れたそうです。

   うずくまっている父に、声をかけたが、返事がない。あわてて救急車を呼びましたが、
   病院に着く前に、もうこと切れていたということでした。医者は死因を「脳卒中」と
   診断しました。

   私は父の死が悲しかったのはもちろんですが、それだけではなく何だかとても不思議で
   なりませんでした。

   朝、元気だった人が、夕方にはもう死んでいる。動き、食べ、話をしていた肉体が、あっと
   いう間に物言わぬ死体に変化してしまったということもしっくりしませんでしたが、父が
   健康を度外視するほどの大酒飲みであるとか、夜もろくに眠らずに働いてたというなら
   いざ知らず、あれほどに注意深くて、健康に人一倍気を遣っていたのに、こうも簡単に
   生命に終焉を迎えてしまうとい事も、とても受け入れがたい事だったのです。

  ●模範的な患者だった父の死
    
   こうして私の父は、何の前触れもなく、あっけなく、私達家族の前から姿を消して
   しまったのです。
   
   父は確かに血圧が高かったのですが、そのことを大変気に病んでおり、慎重に生活して
   いました。医者が塩分制限を言い渡すと、母も協力して塩分を極力抑え、几帳面な性格
   ゆえに降圧剤を忘れずに飲み、更には日々の暮らしの中で疲労を残さないように適当に
   休養もとっていました。

   血圧を下げる効果があると聞けば、野菜ジュースを飲んだり、健康法もいろいろ試して
   いました。もちろん医者の言うとおりに薬も飲み、休養もしました。いわば、医者にとって
   父は、”模範的な患者”だったのです。

   医者の診断も、薬の出し方も間違っていたわけではない、本人の努力が足りなかったわけ
   でもない、あれこれ試した健康法にも不審なところは一つも無い。どこをとっても、何か
   が間違っていたわけではない。では何故、あんなにもあっけなく死んでしまったのか。
   私は考え続けましたが、簡単には分りませんでした。

   私が異常なほどにまでにこの問題に悩み苦しんだのは、実は、父よりもはるかに不養生
   だった母が、長年苦しんだ重病から、あまりにもあっけなく回復したことがあったから
   でした。

  ●激痛に苦しんだ母の回復

   母の仕事は、毎日40~50人の食事を作る事でした。かなりきつい仕事で、無理が
   たたったのか、母は顔が歪むほどひどい三叉神経を病んでいました。

   三叉神経というのは、目から頭にかけて顔全体が痛む病気で、ひどい時は目を開けて
   入られないほどの激痛に襲われます。そばで母の発作を何回か見ていましたが、それは
   身の置き所がないような痛みでした。
 
   この病気を治したくて、この痛みから逃れたくて、母やあちこちの病院や治療院を転々
   としましたが、なかなか良い結果は得られませんでした。

   ところが、偶然紹介された優秀な西洋医学の医者のおかげで、あっという間に完治して
   しまったのです。

   この一事は、私に喜びと同時に衝撃を与えました。父は、健康にも、血圧にも、とことん
   気を遣っていたのにも関わらず、思いがけない発作の為に生命を落とした。それなのに、
   母や、無理に無理を重ねていたのにも関わらず、良い医者との出会いによって簡単に回復
   してしまった。この差は一体何なのだろう。こうして私と健康法探求の旅が始まったのです。


今日はここまで。
詳細は、下記の本を参照願います。


  ※資料
  「高麗人参と生命力で現代病に克つ」
  トータルヘルスアカデミー専任講師・日本体質強化普及会指導員 高田 忠典著より。
  発行:健仁舎

高麗人蔘と生命力で現代病に克つ―不健康のサイクルから抜けだそう/高田 忠典

¥1,260
Amazon.co.jp

■PS

今回の話は、資料の本の著者である高田氏の話です。

実は、僕の父も55歳という若さで亡くなりました。
原因は酒の過度の飲酒による肝硬変でした。

僕の父は特別、酒が強かったわけではありません。
毎日のように酒を飲んではいましたが
よく言われる「浴びるように」という飲み方ではなかったのです。

毎日、カップ酒を1杯とビールを1本くらいです。
今なら、むしろ健康に良いといわれる部類の飲み方です。

なのに、肝臓を悪くし、入退院を繰り返し、
結局は、肝硬変という病気を患い、死んでしまいました。

僕は父を間近で見ていたので良く分るのですが、
酒で肝臓を悪くしたというよりも、ストレスで肝臓を悪くしたのだと思います。

そこへ、毎日飲んでいた酒が災いをして
肝臓をますます悪くしていったと思います。

毎日のように、家に帰って酒を飲んでは、テレビに出てくる
人気歌手が出てくると、怒鳴り散らし、ファンだった巨人が負けると
怒鳴り散らし、母にいつもつらく当たっていました。

それを社会人になった僕が、毎日父親の愚痴を聞きながら
毎日を過ごすようになり、少し、良くなった時期もありましたが、
結局、仕事もいけなくなるほど、病状が悪くなり、
医者に止められているのにも関わらず、酒を飲み続け
結局、入院先の病院で「死」を迎えました。

この時のことは、今でも鮮明に覚えています。

当時、僕は一人暮らしをしていて、勤めていた会社の近くに
友達が借りていたアパートに、住んでいました。
(会社がアメリカに建てた工場に友達が出向に行っていた為)

その時、朝5時くらいだったでしょうか、突然、電話が
なりました。その時、本当に嫌な予感がしたのですが、
母からの電話で「父が危篤」だとのこと。

急いで、着替えて、父が入院している病院へと
直行しました。

しかし、病院に着いたときには、すでに父の意識は無く、
看護婦さんが、一生懸命に声をかけていましたが、
突然、全身が痙攣した後、心肺停止状態になり、
そのまま亡くなりました。

悲しかったというよりも、何が起こったのか
理解が出来ませんでした。

横たわっている父の身体を見ながら、弟と一緒に
ボーっと見ていたのを覚えています。


本当に、人間の死というのは、突然襲ってきます。

人事では済まされません。

僕も、子供達に同じような思いをさせないように
とにかく健康には気をつけないといけないと思います。


少しでもお役に立てれば幸いです。


次回からは「高麗人参と生命力で現代病に克つ:
健康法探求への道 3.西洋医学と東洋医学と各種健康法」についてお話します。

質問があれば、下記のフォームに記入して送信してね。


 良ければ、お気軽にこちらのフォームからご相談下さい。
 何でもいいですよ~。(病気に関する食養生の方法や、
 どんな健康食が良いかなど、また、病状改善の為の生活で
 気をつけることなど)

 ⇒ http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P16247193


それでは、次回をお楽しみに。

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