頼まれごとと覚悟 | ドリーム・トレーナーの挑戦日記
仁誠塾ブログ
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7月読書No.6(13年No.114)
覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)/サンクチュアリ出版

吉田松陰さん

どんな生き方をしたんだろう?
何度、こんなことを考えただろうか

あの時代だったからなのか?
あの行動力
あの導く力
死する時の潔さ

そんな混乱した時代にならないとムリなんだろうか?
なんて思ったりもした

でも、どこかで憧れていて
どこかで目指している気もする

本気で人を育てようとした
育てようとしていなかったのではないだろうか?とも
育つように導いたのでは

教えようとするのではなく
自らも学ぶ姿勢を、行動する姿勢を見せるなかで
何かを感じてもらおうと
でも、感じてもらおうもなかったのでは

ホントに
何かを憂いて
黒船が来たのをみて、ヤバいと感じて
日本を鎖国から開国へと
自らの死を省みず…

イマの世の中
ソコまで考えることはないんだろうけれど

覚悟

その気持ちを何とか感じたい

何かをやろう

と思った時の覚悟
この会社を設立したときのあの覚悟

理学療法士には絶対に戻らない!というより
戻れない
スポーツトレーナーをスタッフへと譲った時のあの覚悟
維新会から仁誠塾を続けてきた
始めたときのあの覚悟

どれも
それを貫いてはきた
それは、コレからも変わらないんだけど

こうやって吉田松陰さんを感じると…
自分がやっていることが霞むし
恥ずかしくなる

ダメなヤツとは思わないけれど
まだまだと思わせてくれる
あの時代に生きていたら
それなりに覚悟できたんだろう

切腹なんてイマの時代
時代錯誤も甚だしいけれど
でも、やっぱり自分がやったことに対しての
悔しさ

それは持ちたい

この会社も
どこかで「頼まれごと」だった
やりたい、という気持ちはなく
周り見て、周りの声を聞いてやらなきゃと思った

スポーツトレーナーも頼まれたから始めた
理学療法士になったのも、当時の病院長に言われたからなった
人を育てなさい
なんて言われたことはない

自然とそうなった

なんとかなりたい
というみんなを見ていて
まずは、自分が出来るようにならねば

プレッシャーは確かにあったんだけど
やっぱり振り返り
楽しかったな
と思える

イヤではなかった

ただ、いつも反省ばかり
育て方が下手なんだと
導こうとしているんだと

導いてもいけない
自ら学びたくなるように
問いかけることが大切で
その問いかけ方もまだまだ下手なんだと

まだまだだけど
だいぶ、山を登って来れた
それは、それで満足しているし、イマを納得してやっている

力が足らないのではなく
他の何かが足りないだけ
それは、やっていけばまた見つかる

そんなことを思わせてくれるこの本というより
吉田松陰さんの生き方

好きだという人は多いし
よく語る人もいる
ただ…

実践するのは難しい
だからこそ、楽しめるんだと

HCDのみんなが
世の中どんな状況になっても
やりがいと生きがい、豊かになれるよう
仁誠塾のみんなもおなじように

そのためにできること
コツコツと積み上げるだけで
自分が知り得たことを紹介しながら
少しでも
自分らの役に立てられるよう

まだまだ学びたいし
まだまだ夢半ば

これから一歩ずつ前に