参考資料620 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

“究極”を暗示したヒトラー最後のラジオ演説
「「地下からの指名予言」の重要部分は、これだけである。ただ、これらとは別に、不特定のドイツ国民にあてた、ヒトラー最後のメッセージ、つまり最後のラジオ放送の一部が残っている。
 それは1945年3月20日に放送されたといわれ、3月30日ともいわれ、4月2日ともいわれている。この三日間全部に放送されたという説もある。
 いずれにしろ、そのころ西からは、40万人を超える米軍がライン河を渡っていた。東からは、100万のソ連軍がベルリンに迫っていた。爆撃だけでなく、ソ連の戦車砲の砲弾さえ、ひんぴんとベルリン郊外に落ちはじめていた時期だった。
 いつヒトラーの最終放送があったかの正確な記録など、そんな末期状況の中で残っているわけがない。放送そのものの内容も、録音盤はのちにソ連軍に持ち去られ、いま残っているのは、側近たちが別に録音しておいたディスクの断片だけだという。
 そこから起こした欧米の研究家たちの記述をつなぎ合わせると、ヒトラーはほぼ次のように言ったようだ。3、40分間の放送だったらしいが、残っているのは、次の切れ切れの7、8分間分だけしかない。
「国民諸君、同志諸君、最後まで諸君に敬意を表する。すでに戦況は・・・・わたしはベルリンと運命をともに・・・・しかしナチスは不滅である・・・・たとえ米ソがいったんは勝つように見えようとも・・・・。
 そうなのだ、それは砂の上の勝利だ。彼らは世界の真の支配者ではないからだ。彼らの背後で操る者・・・・ユダヤ・・・・イスラエル・・・・世界的なユダヤ国際資本・・・・。
 米ソは・・・・おそらく1990年代ごろまで、対立と妥協を繰り返しつつ、世界を運営しようとする。しかししょせん・・・・ヨーロッパと日本、東アジア、イスラム諸国、インド・・・・いずれ世界は米ソの手に負えなくなる。
 そのときユダヤはみずから・・・・に乗り出す。あわれなアラブ四ヵ国・・・・最終戦争。東西が激突するだろう。ユダヤはそれに勝って全世界・・・・なぜならそれが彼らの旧約聖書の約束だからだ。
 黙っておけば必ずそうなる。しかし、わたしがそうはさせない。そのための手を、わたしは死ぬ前に打っておく。それが最後の秘儀である。それによって人類はわれわれを受け継ぐことになる。しかも見よ、そのあと、わがナチスの栄光、レツトバタリヨン・・・・。
 それが真の卐(ハーケンクロイツ)の日だ。今世紀末の卐の日だ。そのときレツトバタリヨンが現われる。ユダヤを倒す。甦ったナチスの軍団とその強力な同盟がそのとき来る。宇宙からの復讐のカタストロフとともに来るぞ。
 それからが真の究極だ。真の終わりで真の始まり、真の淘汰、天国と地獄、21世紀のその年に、人類の驚くべき究極の姿・・・・ではそれを明かそう。諸君、それは人類・・・・」」
「1999年以後」五島勉著より

感想
>そのときユダヤはみずから・・・・に乗り出す。あわれなアラブ四ヵ国・・・・最終戦争。東西が激突するだろう。ユダヤはそれに勝って全世界・・・・なぜならそれが彼らの旧約聖書の約束だからだ。
 黙っておけば必ずそうなる。しかし、わたしがそうはさせない。そのための手を、わたしは死ぬ前に打っておく。それが最後の秘儀である。それによって人類はわれわれを受け継ぐことになる。しかも見よ、そのあと、わがナチスの栄光、レツトバタリヨン・・・・。

ヒトラーは聖書を予言書として信じていたようだが、神も悪魔も崇拝していなかったので黒魔術の秘法で成り代わろうとしていたと見るのが自然だろう。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11985933383.html
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11986769014.html

因みに、
「しかし、ヒトラーは「キリスト教」を嫌ってはいたが、「イエス・キリスト」という男を嫌ってはいなかった。むしろ敬意を払ってさえいた。興味深いことに、ヒトラーはイエス・キリストはユダヤ人ではなく「アーリア人」だと信じていたのである。そしてイエス・キリストの直接的な教え(教義)は、ユダヤ人によって著しく歪められたと信じていたのである。」
http://inri.client.jp/hexagon/floorB1F_hss/b1fha505.html
だそうである。(注:ヒトラーの言うアーリア人は実際のアーリア人ではないらしい。)

また、独自のキリスト教を作っていたらしい。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%8D%E6%A5%B5%E7%9A%84%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99(厳密にはヒトラーが作ったかどうか調べていないが採用したのはヒトラーだろう。)

おまけ