参考資料575 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

プロローグ(1999年の破局を超えて)
「「1999年7の月、恐怖の大王が降ってくる」「それによって人類は滅亡する恐れがある」「しかし、もし“別のもの”が現われれば破滅は避けられる」「“別のもの”とは、“日の国”に現われるであろう“新しいメシー(救世主)の法”のことである」。
 いままで私が追ってきた『ノストラダムスの大予言』の核心を、むりやり三行にまとめると、右のようになる。
 要するに、いままでは、人類の前途には破滅しかない。だが、“別のもの”“新しいメシーの法”が出てくれば希望はある、ということ。ただ残念ながら、その“別のもの”“新しいメシーの法”の正体は、ノストラダムスの大予言では、はっきりと示されていない。
 示されないままに、“1999年、降ってくる恐怖の大王”に当てはまるものは、毎日増えていく一方だ。原発の放射能・大気や水や食物中の数十の毒性物質・フロンガスと炭酸ガスの温室効果・それらが現に惹き起こしている世界的な異常気象・増えつづける新兵器や宇宙兵器・・・・。
 これらが、なんの災厄も起こさずすべて丸くおさまる、と本気で言い切れる人がいたら、お目にかかりたい。なにしろ、どれも人類と地球が、かつて持ったことのない破滅要因ばかりなのだ。必ず何かが起こると考えるほうが、「影響ない、関係ない、未来はバラ色」とシラを切り通すより、よほどまともだ。
 問題は、その「何か」の災厄が、いつ、どんな形で来て、どこまで行くか、である。「1999年7の月」という期限は正確か。そのとき来るのは大異変か世界大戦か、それともそれ以外のものか。
 また、それはほんとに阻止できるのか、できないのか。もし阻止できるとしたら、そのあと、つまり「1999年以後」には、どんな世界が来るのか。いまと同じような世界なのか、何か大きな変革があるのか。
 それを追求したのがこの本である。ノストラダムスでもわからない未来の秘密に迫るため、ノストラダムスを超える魔性を持った人物の予言が、この本には出てくる。
 それは、ノストラダムスや聖書その他、これまでの予言には見られない異質のもので、想像もつかない究極の未来へあなたをみちびく。悪魔の究極と言っていい。しかしそれが、かつてない異常な時代に突入していくあなたに、魔界からの強い助けの力になることを祈りつつ。」
「1999年以後」五島勉著(1988年)より

感想
前回の五島勉氏の「聖徳太子の予言」の解釈より1996年に「別のもの」が現われ、

「人王九十六代(九十五代と書かれた断片もある)に当たり、天下一たび乱れて主安からず。この時東魚来たりて四海を呑む。日、西天に没すること三百七十余日、西鳥着たりて東魚を食らう。そののち、海内一に帰すること三年、ミコウのごときもの天下をかすむる事三十余年、大凶変じて一元に帰すなり」(五島勉氏の解読では1996年。)

「そこはちゃうように思います。たしかに“太子の未来記”でも、これから、信じられへんような大変化が人類に起こることになってます。けど、それはハルマゲドンではおへん。そうではのうて、ハルマゲドンいうものを、根本からひっくり返してぶちこわすようなことどす。その大変革に比べれば、ハルマゲドンなんて予言、ここの京都の和菓子より甘い思います。そやから、世界はその大変化で、めちゃくちゃになってストップします。けど、そのとき、こんどは日本や人類にとって、もっと信じられへん最良のことが起こってきます。それは聖書のメシアの出現とか救世主の降臨なんて問題にならへん、人類がいっぺんも経験したことない、想像もできんような秘密の超大吉や、いうことになってます」

となり、1997年に10巻74番の詩が現実化し「ブロワ城の問答」が成立していたのではないだろうか。
ただし、具体的な効果(風が吹けば桶屋が儲かる的な)というより魔方陣のような効果という意味。
一応、五島勉氏は初めから外れていないという事で2017年5月15日が「終わりの日」という主張をしているという事にしておこう。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11963243546.html
(念のため、私は少なくとも2034年ぐらいまでは何も起こらないと思っている。)

おまけ:http://blog.goo.ne.jp/warabidaniyuukoku/e/9ff4ef97b777d8b9556e0e8d937702f4前回の「角に打たれて星が落ちる」なんて事が無ければいいね。)
http://www42.atwiki.jp/nostradamus/pages/571.html

おまけ