すごかった。とにかく空気が違う。
圧倒されるほどの南イタリアへの濃密な愛情に満ちています。
タランテッラ ダ ルイジ@東京白金高輪
白金高輪の駅からは徒歩5分ほど。
住宅街のど真ん中、細い通りに突如として現れたのがコチラのお店。
扉を開ければ、むありとくるほどの南イタリア。
おおよそ日本人の美的感覚、色彩感覚ではありえない陽気な色の洪水に
飲み込まれます。とにかく店内のインテリアはピッツァ窯だけでなく、家具や、
食器、小物、そして床のタイルに至るまで全て南イタリアナポリのモノで
埋め尽くされているのです。まさに「圧巻」の一言。
こちらのオーナーシェフは寺床雄一さん(通称ルイジ)
ガエターノ・エスポズィト氏とアントニオ・スタリタ氏というナポリピッツアの巨匠の
元で修行。そこから複数軒のピッツエリアで腕を磨き、パン屋、菓子屋、ワイン蔵と
渡り歩きさらには、漁師料理を学ぶためにマグロ漁船にまで乗り、そしてあの
ミラノのミシュラン3つ星の名店ダル・ペスカトーレでは料理長を任されたという
異色の経歴の持ち主。
ピッツァだけでなくお料理にも自信があるんです!!というオーナーの言葉通り、
とにかくピッツァ以外のメニューが豊富です。が、とにかくメニューが多すぎて
絶対迷うから(笑)!とjaffaさん にアドバイスをもらったので、
今回はおまかせでお願いしました。
*パーネ・カラサウとフォカッチャ。オリーブオイル二種。
なんの変哲もないのにパンがしみじみと旨い。
そしてオリーブオイルは食べ比べてみると、味の違いがくっきりとわかって
面白いですね。。。最初からぐっと惹き付けられます。
アミューズ的に出てきたこちら。
カラスミの濃厚な旨味にまさかの青りんごを当てた一品。
ラルドがコクをプラスしています。食べた事ない組み合わせなのにウマイ。
貝の味が濃い!そして、トマトソースがまた旨い。
さらりとジューシーなのに、トマトの旨味や酸味がぎゅっと詰め込まれているのです。
ややしょっぱめな味付けはワインが進みます♪(呑めないけどね~w)
エ?じゃあ今までのは何だったんですか?的なタイミングでの盛り合わせ。
(アミューズだったのかな?笑)イタリア野菜にトマト、カルパッチョまで盛りだくさん。
野菜の味が濃いです。美味。変わったお野菜は自家栽培しているんだそうです。
すごすぎる。。。
スープになるのでしょうか?
*燻製のモッツァレラチーズともつと白インゲンの煮こみ。。。
真ん中のちょっと気持ち悪いビジュアル(笑)の白いのが燻製のモッツアレラ。
尋常じゃないほどの燻された香りが深みある複雑な味わいへと変化させています。
モツの旨味も素晴らしく、パンチのあるポイントで味がまとまっています。
これはハマる・・・!!!おいしい~~~~。
さて、ピッツァはいつ出るの?!と思ってきたところですが、長くなってきたので、
後編に続きます。
タランテッラ ダ ルイジ(HP
)
TEL 03-6408-5552
住所 東京都港区白金3-22-2-1F
交通手段 都営三田線白金高輪駅より徒歩5分白金高輪駅から327m
営業時間 [平日] 18:00~23:00(L.O)
[土日祝] 12:00~14:00(L.O) 18:00~23:00(L.O) *日祝 22:00(L.O)
定休日 不定休