絵本紹介『てぶくろ』 | ヒトミナcafe

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ママと子どもの情報ブログ

こんにちは。ちばっち@北海道函館市です。

函館は今週月曜から火曜にかけて初雪にしてドカ雪に見舞われました雪
初めての函館の冬だった昨年は、11月の終わりにチラチラ来たのが始まりだったのに、
空から雪の神様が振りまいているような大量の雪にビックリです。
あっという間に真冬の様相に…あせる

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先週末に冬タイヤに替えていたのが幸いでしたが、久々の雪道の運転は
緊張しました。
この積もった雪も、今週後半は10度を超える温かい日があったので、すっかり融けてしまいましたが、
小学校からは冬季の自転車使用禁止のお達しが出されたところです。

寒さが厳しくなったので、外出時の手袋は必須。

今日は、ウクライナ民話の『てぶくろ』をご紹介します。
私が子どもの頃大好きだった記憶がある絵本です。
ご存知の方も多いかもしれませんね!

■『てぶくろ』
ウクライナ民話、エウゲーニー・M・ラチョフ、うちだりさこ訳
福音館書店


子犬と一緒に雪の降る森を歩いていたおじいさんが、片方の手袋を落としてしまいました。
そこに小さなねずみがやってきて足あと
「ここで くらすことに するわ」。
そうしたら、次々と、他の動物が現れて
「わたしも いれて」「どうぞ」の繰り返しでお話が展開していきます。
繰り返しって、どこまで続くのか、大人でもワクワクします。
ましてや、手袋の中に、ねずみ、かえる、うさぎ…どんどん住人が増えるので、
どこまで続くの?まだ入れるの!?ど、一層ワクワクする気持ちをそそられますビックリマーク

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新しい仲間が登場するたびに、動物たちの
「くいしんぼねずみよ。」「ぴょんぴょんがえるよ。」「はやあしうさぎさ。」
なんていう自己紹介も楽しいですニコニコ
仲間が増えるたびに、手袋のおうちは、木の台の上に乗り、はしごや窓が付き、
玄関には鈴までベル
すっかりお客さんを迎える態勢です。
実際の自然界では天敵と思える関係の動物たちも、仲よく手袋のおうちの中で
気持ちよさそうに笑っています。
きっととても温かいのでしょうね!
最後には、手袋をなくしたことに気づいたおじいさんが探しに戻ってきて、
犬が吠えて…。

あっという間に終わってしまう、手袋の中の道教生活ですが、
きっと、拾って手にはめたおじいさんの手は、何とも言えない温かさに包まれたでしょう。

こんな手袋のおうちに、私も入ってみたいなあニコニコ