この逆境を乗り越えて、新しい自分に出会える | かこちゃんのブログ

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フィギュアスケートGP・ロシア大会で、町田樹さんが優勝して、ファイナル出場を決めました。


男子は6人出場のうち、高橋大輔、羽生結弦、町田樹さんら3人が日本人で、他のカナダ、ロシア、中国の選手達も楽しみです。


このシリーズで、町田さんのコメントに注目してしまいました。実に爽やかで、インタビューには、その時の自分の気持ちを率直に伝えていました。


このロシア大会は調子が悪くて、練習でも四回転ジャンプが成功しなかったそうです。

「それでも、不安を払拭して本番で成功したのは毎日の練習の賜物。去年までの町田君とは違うのだ。よく成長したと思います』と解説の佐野さん。


このロシア大会のショートを2位で終えた時、

「全体的にジャンプが不安定で、今日の朝、また不安定な状態になってしまって、自分の中に迷いだったり、落ち込みが演技を始まるまであったのですけど、それでもこの逆境を乗り越えてこそ、新しい自分に出会えると思うので、しっかり、この逆境で自分を成長できるように頑張りたいと思います」


フリーを終えてロシア大会でも優勝が決まりファイナル出場が決まった時、

「ホントにこの大会は辛く険しいものでした。ホントにもう自分をコントロールすることだけで精一杯で、演じるということがまだまだ足りなかったので、悔しい思いで一杯です。全てのジャンプが不安定で、補正しつつの演技だったので空中でコントロールしたりで、力づくでのジャンプだったので、労力を使いましたし、筋肉も動けないくらいもう使い果たしてしまったので、ゆっくり今日は休みたいと思います」



10/21(月)のアメリカ大会で優勝した後のエキシビション後のインタビューです。

「イヤー、さすが疲労困憊できつかったですね!ゼロ点です。でもやっぱりまだ試合が終わっていないので、この3日目も試合だと思って、しっかりとした演技をお客様に届けるような選手にならないといけないと思うので、もっともっと頑張って次のロシアでもエキシビションに出て、いい演技ができるように頑張りたいと思います」


そして、ロシア大会のエキシビションの2時間余りの全てを、「CSテレ朝チャンネル」の生中継で観ることができました。

そして町田さんのエキシビション「白夜行」は心が篭った見事な演技でした。

アンコールはロシアに因んだフリーの「火の鳥」ではなくて、ショートの「エデンの東」でした。


町田さんは「わざと強気の発言をして精神力を鍛えている」と話しています。

利発そうで、ものおじしないその目力が、精神力の強さを物語っています。将来が楽しみです。