改めまして漢塾(おとこじゅく)で事務局長をしている日本プロ麻雀協会所属の阿賀寿直です。

漢塾ではプロ団体所属者を対象に体験会を開催することになりました。

知り合いの方もはじめての方も、お時間があるプロの方は是非ご参加ください!

体験会ですので今回限りの参加でも可能です。

 

【体験会概要】

9/29(土) 漢塾体験会 16:00~日本プロ麻雀連盟巣鴨道場 18:30終了予定

http://www.ma-jan.or.jp/news_doujou/access.html

講師:阿賀寿直(協会)、ケネス徳田(連盟)、仲田かな(連盟)、大和(連盟) 他

その後19:00~通常のリーグ戦を行うので参加・見学可能

22:00頃より懇親会

※当日申し込み可 こちらのブログはコメント返しが出来ませんので質問などはDMでお願いします。

 

そもそも漢塾とは?というところからですが、2001年に伊藤優孝プロと馬場裕一プロが立ち上げた勉強会です。

お二人が参加していた雀鬼会の練習が大変厳しく、一番強くなる練習という信念の元、雀鬼会ルールを用いたリーグ戦を行っており下記のような特徴があります。

 

★とにかく早く打つ(20分目標30分以内)

早く打つためには卓が回っている間に色々と考えておくことも大事ですが、無駄な動作をなくす基本動作の練習が必要です。

打牌には①順切り②縦切り③逆切りの3種類がありますが、なかなかそういった細かい部分については各プロ団体では教えていないようです。配信番組できれいな動作だとかっこいいですよね。まもなく始まるMリーグでも長考禁止なので、きっと役に立つはずです。

 

★ベタオリ禁止

これも普段の対局とは真逆かも知れないですね。振り込んでみてどこまで押せるのかを知るのも練習になります。

ここ一番で押し切る力をつけます。

 

★ペナルティをしない

漢塾では、一打目に字牌を切らない。ドラはテンパイまで切らない。即ひっかけをしないなどの決まりごとがあります。

そんなの時代錯誤ではないかと思われるかも知れませんが、それらの決まりごとを作ることで打牌に制限をかけて負荷をかけてます。

もしくは数あるトラップをミスなく打つという感覚でもいいかも知れません。

私も普段の対局では字牌から切ります笑

 

★Aトップ(一人浮き)を阻止する

漢塾の麻雀では、Aトップを取られるというのは一番やってはいけないことです。その為、南2局以降になるとアガリ制限や場合によっては差し込みなど自分を犠牲にすることも必要です。

 

★各卓に審判がつく

各卓に審判がつき、基本動作の注意やペナルティの発見、アガリ条件の指示などを出して行きます。

漢塾では審判が一番勉強になるという方も多いです。

 

【さいごに】

漢塾は普段打ってる麻雀とはまったく違う方がほとんどだと思うので、正直向いている方・向いていない方がいます。好き嫌いもあるかも知れません。

打つのが遅いとか切るのが不器用というのはコツを知って練習をすれば改善されるはずです。

私も言うほど打牌がきれいというわけではないので、一緒に練習をしましょう!

 

明日6/12(火)よりマーチャオ各店にゲストとして伺うことになりました。

平日の早い時間帯が中心ですが、お時間が会えば是非遊びに来て下さい。

夜なら行けるとかこの店舗なら行けるなどご希望がありましたら、なるべく調整しますのでお知らせください。

また各店スタッフの皆様も宜しくお願いいたします。

公式スケジュールはこちらをご覧ください。

 

 

6/12(火)  10:00~17:00       横浜μ

6/13(水)  10:00~17:00       立川レオ

6/14(木)  ※最高位戦クラシック4組

6/15(金)  10:00~17:00       立川レオ

6/16(土)              

6/17(日)  ※雀王戦Aリーグ第4節(橘、田内、阿賀、小室、宮崎)

6/18(月)~6/24(日) ※MJ Arcade パチスロ北斗の拳 修羅の国篇 羅刹CUP(三人打ち)

6/18(月)  10:00~17:00       立川レオ

6/19(火)  10:00~17:00       立川レオ

6/20(水)  10:00~17:00       立川レオ

6/21(木)  10:00~17:00       町田キャンサー

6/22(金)  10:00~20:00       池袋θ

6/23(土)              

6/24(日)  ※雀王戦Aリーグ第5節(矢島、須田、宮崎、仲林、阿賀)

6/25(月)  10:00~17:00       立川レオ

6/26(火)  10:00~17:00       町田キャンサー

6/27(水)  10:00~17:00       横浜μ

6/28(木)  10:00~17:00       立川レオ

6/29(金)  10:00~17:00       立川レオ

6/30(土)              

久々のブログになります。

第17期Aリーグ第2節5回戦東4局でリャンメンターツを払ってまでいらなそうな④を残した理由が、解説の方にもわかりづらかったようなので説明します。

 

7800点持ちと点棒がない状況です。出来れば大きくあがりたいところ。

 

四四四⑥⑦⑦⑧⑧44478 ドラ⑤ ツモ④

(マンズ一~九、ピンズ①~⑨、ソウズ1~9)

 

ここでの④残しについて説明します。

 

最高形は四暗刻ですが、まず5~6巡目にかけて1枚切れの九をトイツ落とししています。

対面で親の須田がマンズで染めており、九が既に無さそうなのと、危険牌を持ちたくないからです。タンヤオもあるけど・・

 

ちなみに須田の手牌はこちら。

イーシャンテンで思ったよりも猶予がなかった・・・

やはり九は須田に使われており、既に枯れていました。

切り時を間違えると放銃となっているかも知れません。

 

で、最初の画像がこちら。

 

78のリャンメンターツをを払った理由は、9が3枚切れなのは理由の一つですが、④を残す理由・・・

 

リーチ・ツモ・タンヤオ・三暗刻・ドラ

四四四④⑤⑥⑦⑦⑧⑧444 ドラ⑤

タンヤオ・トイトイ・三暗刻・三色同刻

四四四④④⑦⑦444 ドラ⑤ ポン⑧⑧⑧

 

こんな最終形を見ていたからです。点棒がないので・・

④はドラ表、⑦⑧は場に1枚切れとかなり厳しいと思っていましたが・・・

 

最終的には即6を裏目った後、5を引いてリーチ。

 

須田もホンイツのテンパイを入れていたが、実はやばかったのがたろうで、ドラの⑤が暗刻。

③を切っている人間が④の宣言牌でリーチ。

一発目で引いたのが⑦

何を切る?

 

俺なら⑥を切って一発で放縦してしまいそうだけど、ダブルワンチャンスの②を切って放縦回避。さすがたろうです。

 

普通はドラ表示牌が④につき、②⑤待ちなら③と④の切り順が逆ですね。

なのでシャンポンの可能性のほうが危ないと考えたのかも知れません。

宣言牌が④でなければ普通に⑥⑨のリャンメンは危ないけど・・

 

結果的にはたろうから⑨が出てあがれました。

 

出ました、1300点