久々のブログになります。
第17期Aリーグ第2節5回戦東4局でリャンメンターツを払ってまでいらなそうな④を残した理由が、解説の方にもわかりづらかったようなので説明します。
7800点持ちと点棒がない状況です。出来れば大きくあがりたいところ。
四四四⑥⑦⑦⑧⑧44478 ドラ⑤ ツモ④
(マンズ一~九、ピンズ①~⑨、ソウズ1~9)
ここでの④残しについて説明します。
最高形は四暗刻ですが、まず5~6巡目にかけて1枚切れの九をトイツ落とししています。
対面で親の須田がマンズで染めており、九が既に無さそうなのと、危険牌を持ちたくないからです。タンヤオもあるけど・・
ちなみに須田の手牌はこちら。
イーシャンテンで思ったよりも猶予がなかった・・・
やはり九は須田に使われており、既に枯れていました。
切り時を間違えると放銃となっているかも知れません。
で、最初の画像がこちら。
78のリャンメンターツをを払った理由は、9が3枚切れなのは理由の一つですが、④を残す理由・・・
リーチ・ツモ・タンヤオ・三暗刻・ドラ
四四四④⑤⑥⑦⑦⑧⑧444 ドラ⑤
や
タンヤオ・トイトイ・三暗刻・三色同刻
四四四④④⑦⑦444 ドラ⑤ ポン⑧⑧⑧
こんな最終形を見ていたからです。点棒がないので・・
④はドラ表、⑦⑧は場に1枚切れとかなり厳しいと思っていましたが・・・
最終的には即6を裏目った後、5を引いてリーチ。
須田もホンイツのテンパイを入れていたが、実はやばかったのがたろうで、ドラの⑤が暗刻。
③を切っている人間が④の宣言牌でリーチ。
一発目で引いたのが⑦
何を切る?
俺なら⑥を切って一発で放縦してしまいそうだけど、ダブルワンチャンスの②を切って放縦回避。さすがたろうです。
普通はドラ表示牌が④につき、②⑤待ちなら③と④の切り順が逆ですね。
なのでシャンポンの可能性のほうが危ないと考えたのかも知れません。
宣言牌が④でなければ普通に⑥⑨のリャンメンは危ないけど・・
結果的にはたろうから⑨が出てあがれました。
出ました、1300点