※大好きなメルマガと、大好きな”さだまさしさん”の歌をシェアさせて頂きます。。。☆





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 「うららかな春は、きびしい冬のあとからくる」



                    -- 宮本百合子(小説家)--


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大きな失敗をしたり、失恋したり、人に裏切られたりしたら、気分が落ち込んでしまいます。



急に世界が暗くなったように思えて、何をやっても楽しくなくなりますし、

他の人がみんな幸せそうに見えて、ひとりで苦しんでいる自分が情けなく感じてしまうのです。



そんなときには、たとえ誰かに慰めてもらっても、心が楽にならず、

この辛さが永遠に続くように思えることでしょう。




いつまでも続く不幸はない。


雨が降っても、また晴れの日がくる。


苦しみがあるから、喜びもあるんだ。



そう、頭ではわかっていても今、目の前にある問題で精一杯で、



もう二度と、気分が晴れないような気さえしてきます。





そして、『どうすれば、この苦しみから抜け出すことができるんだろう』と悩んだり、

『こんなことではダメだ』と自分を責めたりしてしまいます。




早くこんな暗い場所から出て行きたいと、

気持ちがあせればあせるほど、ますます落ち込んでしまうことになるのです。




ひょっとしたら、私たちが落ち込んでいるときには、これ以上辛い思いをして傷つかないように、

心が自分を黒い布のベールで覆ってしまうのではないでしょうか。



だから、頭をあげてみても、その黒いベール越しに世界を眺めることになるので、

いつまでも暗い世界しか見えないのでしょうね。

 


でも、そんなときこそが、

その辛い経験を糧にして、内側でいろいろな変化が起こっているのかも知れません。



木は、暖かい日の光を受けているときには、幹を伸ばし、枝を張り、葉を茂らせます。


どんどん大きく成長していくのです。


ところが、寒い冬の間は、葉を落とし、上に伸びることはしません。



外から見ると、何も成長していないように思えますが、

本当は、もっともっと大きくなるように、強くなるように深く大地に根をはっているのです。




根を深くはるから、大きな木になることができるのですね。



私たちだって、辛いとき、落ち込んでいるとき、

たとえ、この苦しさがいつまでも続くように思えても、けっしてそんなことはありません。



冬のあとには、必ず春が来るのです。



早く苦しみから逃げ出したいとあせったり、自分を責めたりする必要はありません。



だって、そんなときこそ、もっと強くなるように、もっと大きくなるように、

心が、大地に根をはっているときなのですから。




何も変化はないように思えても、確実に、私たちは成長しているのです。

あせらないで、自分を責めないで、今は、その苦しみ、悲しみと一緒にいてもいいのです。




充分に、その辛さを味わってあげてもいいのです。

いつかそれが、私たちの心の栄養になるのですから。

苦しければ苦しいほど、私たちは、強く優しくなれるのですから。



冬が寒く辛ければ辛いほど、春の暖かさを喜ぶことができます。



……心が、「もう大丈夫だ」と思うとき、今まで自分を覆っていた黒いベールをはがすのでしょう。




今が苦しくても、それは心が根を張っているとき。


苦しければ苦しいほど、深く根をはることができるのです。


いつかは、必ず元気を取り戻すことができます。


さあ、次は、どんな大きくてステキな世界が見えるのか楽しみですよね。










明日咲く花 / さだまさし




よく頑張ったねって言って欲しかっただけ
あなたが気づいてくれたら それだけでいい
よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ
あなただけの為に きっと明日咲くから

心に花の種を 抱いて人は生まれてきた
誰の為に咲くのかは たぶん別の事として
いつか咲くその日のために 今私が生きてること

あなたに出会って 何故私が生まれてきたかが解った
辛い辛い辛い辛い 心の闇を超えて
耐えて耐えて耐えて耐えて 必ずいつか咲く花
よく頑張ったねって言って欲しかっただけ
あなたが気づいてくれたら それだけでいい
よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ
あなただけの為に きっと明日咲くから


いつか会うその人に 恥ずかしくないように
いつか会うその人に ふさわしい花になるように
希望と失望の狭間で 生きることの重さが
あなたに出会って 何故私が頑張ってきたか解った
揺れる揺れる揺れる揺れる 心の海を越えて
耐えて耐えて耐えて耐えて 必ずいつか咲く花
よく頑張ったねって言って欲しかっただけ
あなたが気づいてくれたら それだけでいい
よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ
あなただけの為に きっと明日咲くから


よく頑張ったねって言って欲しかっただけ
あなたが気づいてくれたら それだけでいい
よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ
あなただけの為に きっと綺麗に咲くから


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数日前伯父のことを綴ったブログでも、

さだまさしさんの曲を紹介させて頂きましたが、

この曲「明日咲く花」もとても想い入れがあり、好きな曲ですにっこり



さだまさしさんのこの曲に込められた想いと出逢った時、ますます好きになりました。



※以下、さだまさしさんのCDアルバム「美しい朝」の中から転載させて頂きます。

美しい朝/さだまさし

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さて歌の話。

「人は心に花の種を抱いて生まれてきた」というのは『ひまわり』でも同じことを言った。

僕はいつもそう思っている。

花が咲く季節も違えば、花が咲く時間も違う。

花の大きさも違えば、香りも、色も、何もかもがそれぞれに違う花が「ひと」という花だ。


そして同じ花は一つとして存在しないのだ。

「たとえ気づかれないほど小さくとも植物は必ず花が咲く、人にもきっとね」

というのは拙著”茨の木”の中で主人公が少年時代に憧れた浅野先生の台詞だが、

僕がこういう価値観をこの歳になっても凝らず信じ込んでいるということは、

どれほど素晴らしい人々と出会ってきたかという証でもある。

沢山の美しい花に出会ってきた証でもある。



その美しい花には確かな共通点がある。

「ひとの花」は必ず自分の季節に、しかも自分のために咲くのであるということ。

その時、心に決めた誰かのために咲くことが出来た花は「幸福の花」だ。

ここで咲く、と決めてもなかなか上手く行かなかったり、

咲くタイミングを逃してしまうことはよくある。

しかし「ひとの花」は心の種さえ捨てなければきっとまた咲くのである

それこそ、何度でも咲くのである。

「ひとの花」はその花に気づいた人の「心の中」に咲く。

大切な人のために頑張って生きる。

そのことに大切な人が気づいてくれたその瞬間に、見事な花が咲くのである。


女性も男性もそのことにかわりはない。


信じなければいけないことは「きっと咲く」ということだ。


諦めた瞬間に「花の種」は死ぬのだ。

しかしまたその種は生まれ変わって復活する。

そして実は一生に何度でも何度でも咲くのだと思う。



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最後に、

数年前にお逢いして大好きになったスマナサーラ長老の「慈悲の瞑想」の言葉を。。。祈る






「慈悲の瞑想」


私は幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願いごとが叶えられますように
私に悟りの光が現れますように
私は幸せでありますように(3回)

私の親しい人々が幸せでありますように
私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように
私の親しい人々の願いごとが叶えられますように
私の親しい人々にも悟りの光が現れますように
私の親しい人々が幸せでありますように(3回)

生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように
生きとし生けるものにも悟りの光が現れますように
生きとし生けるものが幸せでありますように(3回)


私の嫌いな人々も幸せでありますように
私の嫌いな人々の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな人々の願いごとが叶えられますように
私の嫌いな人々にも悟りの光が現れますように

私を嫌っている人々も幸せでありますように
私を嫌っている人々の悩み苦しみがなくなりますように
私を嫌っている人々の願いごとが叶えられますように
私を嫌っている人々にも悟りの光が現れますように


生きとし生けるものが幸せでありますように(3回)



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