“専制の政府には先ず第一に国憲を立定するが
その自由を保つ道なれども、
すでに国憲を立てたる者の如きは、
またこれを保持確守する事なくんばあるべからざるなり。
…人民にして政府を信ずれば、
政府はこれに乗じ、
これを信ずること厚ければ、益々これに付け込み、
もしいかなる政府にても、
良政府などいいて
これを信任し、これを疑うことなくこれを監督することなければ、
必ず大いに付け込んでいかがのことをなすかも斗り難きなり。
故に曰く、世に良政府なしと」。
（植木枝盛「世に良政府なる者なきの説」1877年）
――――――――――――――――――
“信頼は、どこでも専制の親である。
自由な政府は
信頼ではなく猜疑にもとづいて建設される。
われわれが
権力を託さなければならない人々を
制約的な憲法によって拘束するのは、
信頼ではなく、猜疑に由来する”
（トマス・ジェファーソン、1798年）
――――――――――――――――――
“〈新聞なき政府〉と〈政府なき新聞〉のどちらを選ぶと問われたら、
私は躊躇せず後者だ”
（トマス・ジェファーソン）
――――――――――――――――――
新聞を読まない人のほうが、
読んでいる人より正しく物事を認識できる。
何も知らない人は、
嘘と偽りに心を奪われている人より真実に近い。
（トマス・ジェファーソン）
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「服透視」国際線全空港で…体のライン映らず
（2016年01月12日 読売新聞）
国土交通省は、
国際線が運航されている国内の全空港に、
搭乗客の服を透視して航空機内への危険物の持ち込みを防ぐ
「ボディースキャナー」を２０２０年までに設置する方針を固めた。
国際テロの脅威の高まりを受けて、
地方空港を含め、対策の強化が必要と判断。
新年度から国が購入費用を補助し、導入促進を図る。
ボディースキャナーは、
全身に微弱な電波を当て、衣服の下の危険物を見つける装置。
金属探知機に反応しない爆発物も検出でき、
欧米を中心に広く普及している。
国内では、
１台４０００万～５０００万円とされる高額な費用のため、
導入されていなかったが、
イスラム過激派組織「イスラム国」によるテロが相次いだことを受けて、
ハイジャック防止策の強化などを目的に、国が導入を検討。
昨年１０～１２月に
関西、羽田、成田の３空港で運用試験を実施したところ、
検査は１０～２０秒程度の短時間で済み、
旅客の流れに影響がないことや、高い効果が確認された。
また、体のラインは映らず、
データは１人ずつ検査が終わるたびに消去されるため、
プライバシーへの配慮も問題ないと判断した。
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《テロとの戦い》についての動画
問題だらけのマイナンバー
～制度導入の本当の狙いとは?
（ラジオフォーラム#157）
2015.11.19「…戦争法廃止！…国会正門前集会」
12/6日比谷集会実行委員会から西谷修さん
(立教大学特任教授)【14/16】
市民連合1.5新宿駅西口映画作家 想田和弘さん
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《立憲主義》についての動画
【安保】
長谷部恭男(参考人 早稲田大学法学学術院教授)
憲法審査会 2015年6月4日
マガ９学校 第２８回 立憲主義と民主主義
～主権者って何する人？～ 伊藤真さん
「憲法９６条改正問題」小林節 慶応大学教授
2013.6.17
水島朝穂（参考人）【参議院 国会中継】
憲法審査会 平成27年3月4日
石川健治氏（東大教授（憲法））発言
（安保法案廃案へ！立憲主義を守り抜く
８．２６大集会＆パレード）
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2007年3月1日、
プリンストン大学名誉教授の憲法学者で、
『Constitutional Democracy（立憲デモクラシー）』
の著者であるウォルター・F・マーフィー教授が、
飛行機に乗ろうと空港のカウンターに行くと、
搭乗手続きの係員から
《飛行機の搭乗を拒否される》という出来事が
起こりました。
飛行機に搭乗できない理由を問うと、
“あなたの名前は、
テロリスト監視リストに載っているからだ”
という返事が返ってくるのでした。
しかも係員は、
“どこかで行われた平和のためのデモ行進に
参加したことがあるか？”
と確認してくる始末。
何故そのようなことを尋ねてくるのか、というと、
係員いわく
“何故ならば、そういったデモ行進の参加者が
大勢、このリストに載っているからだ”と。
「行進はしなかったが、
2006年9月に、プリンストン大学で講演をし、
それは放映され、ウェブに載せられたのであるが、
その講演内容は、
ブッシュ大統領による数々の憲法違反の廉（かど）で、
ジョージ・ブッシュＪｒ．大統領を
きわめて批判するものだったが」
とマーフィー教授が言うと、
その係員からは
“それで十分ですよ”
という答えが返ってくるのでした。
ぼくは、この出来事を、
堤未果『アメリカから〈自由〉が消える』で
はじめて知りました。(P.20)
同書には、
マーフィー教授のように、
同じくニューアーク空港で足止めされた、
介護職員のトム・ケネディの発言が、
紹介されています。
“なぜ自分の名前がリストに載ったのか、
その理由は決して教えてもらえない。
どう考えても
テロとの関係のない人々が
こんなにも載ってるのを見ると、
そこに明確なルールなどないのでしょう。
常に監視されているのに、
自分をじっと見ている相手の姿は決して見えない。
たとえ今はまだ一度も足止めをされたことがなくても安心はできません。
そもそも自分がリストに載っているのかすら、
調べる方法がないのですから。
テロ容疑者のひとりと同じ名字を持つトムは、
何とか自分が犯人とは無関係であることを証明し、
リストから名前を削除させようと試みているが、成果は出ていない。
電話帳をひっくり返しただけでも国内に同じ名前を持つ人間が
四千人以上存在するのだ。
一度リストに名前が載ってしまったが最後、
一般市民には
そこから削除してもらうすべはない。”
（『アメリカら〈自由〉が消える』 P.21）
同書には、
生後１１ヵ月の赤ちゃんにすら、
《搭乗者拒否リストに記載されていた》事から、
〈空港職員〉が、
その赤ちゃんのパスポートをコピーし、
それをFAXする事務処理に30分以上かかる、
ということがあったことを紹介しています。
“ 彼らはどの程度チェックされるのか。
2005年1月に発行されたアメリカ運輸省の官報によると、
「運輸上の安全に脅威を与える可能性があると思われる」人物については、照合する情報を増やし、
金融取引記録や、法執行機関、および情報機関からの情報も
すべてチェックされることになっている。
この「テロおよび関連容疑リスト」は、
2003年に〈ブッシュ大統領〉が
中央情報局（CIA）、国家安全保障局（NSA）
および連邦捜査局（FBI）といった諜報機関に
作成させたもので、
そこから国土交通安全保障省に配布されたものだ。”
自分の名前と同姓同名の人物が、
危険人物リストに載っているような事から、
2002年に空港で搭乗拒否をされて、
それ以来、飛行機利用できなくなり、
リーマン・ショックでの会社の倒産で、
失業してしまったことで
ふたたび就職の面接に行くも、
バックグラウンド・チェックでは、
『テロ容疑者』として引っかかってしまうが為に、
いつも「即不採用」になってしまう旦那さんを持つ
ナオミ・カスタンザの発言も、
『アメリカから〈自由〉が消える』で紹介されています
“ナオミは９・１１の時、
ブルックリン橋から世界貿易センタービルが煙をあげて崩れてゆくのを
目撃している。
「確かにあのテロのおぞましい体験を思い出すと、
安全保障と引きかえに
少しくらい自由を奪われても仕方がないと思った時期もありました」
「ですが、」と、ナオミは語気を荒げる。
「問題は、
市民の自由を奪うこの搭乗拒否リストが、
本当にテロリストから
私たちの自由と安全をまもってくれているのか？
ということなんです」
クリスマス・テロから一週間後の2010年1月2日、
〈オバマ大統領〉は
ラジオ・インターネット演説のなかで、
「アメリカは
『暴力と憎悪のネットワーク』と戦っており、
こうしたテロから必ずやアメリカを防衛する」
と力強く宣言している。
そのための対策として発表されたのは、
１億５千万ドルのテロ対策補助予算の支出と
警備機器の強化、
そしてテロ容疑者リストの
さらなる拡大だった。”
民主主義には、長所も短所もありますが、
議員や政治家が有権者／主権者の顔色を
うかがわざるをえないという、民主主義の特徴は、
世の中に『戦意高揚』的な風向きが吹くと、
正論を唱えづらくなる事から、
短所に転ぶように思われます。
“議会全体ではクリスマステロ以来、
反対派の声はほとんど聞こえなくなった。
安全保障について、
及び腰であると思われたい議員はいないからだ。”
（同書 P.38）
『テロとの戦い』という
《911以後に現れた新しい論理／旗色》の下では
どこまでの権力行使が許されるのか？
逆に言えば、
私たち市民は、
どこまでは法制度の下で守られるのか？
まだ《『テロとの戦い』という新しい論理》に、
“遅れる”ばかりで、
市民の基本的人権を守る法制が、
“対応できていない”としたら・・・・・
同書には、つぎのような案内が為されてあります。
“『テロとの戦い』に関する案件については、
裁判をする権利も、司法審査の権利も
適用されないのだ。”
（P.21）
※引用文でのアラビア数字は、原文では漢数字で表記。
下線・強調は引用者。
【つづく】
〈関連記事・シリーズ記事一覧〉
〇 ③「イラクに大量破壊兵器がある」論は根も葉もない話ではなかったけど、兵器は結局なかったが、結局は
〇 【1】９１１以後の、安全保障（セキュリティ）社会の“幻想”
〇 《マイナンバー（国民総背番号）制度》は、こうして「不可欠化」構築される！？
〇 「ゲシュタボ法案」と言い換えよう！【秘密保護法を先取り】「裁判資料のネット公開で起訴！」
〇 権力は、なぜ真実の「周知化」を“嫌がる”のか？
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立憲デモクラシーの会公開シンポジウム
「緊急事態条項は必要か」
安倍政権が成立を目論んでいる
緊急事態条項の危険性・問題点の
周知化に向けてのシンポジウムの開催が
決定されました。
予約・事前申込不要。
日時：2016年2月5日(金)18:30～（開場：18：00）
場所：全電通労働会館多目的ホール（東京）
（最寄駅：JR御茶ノ水駅・東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅・東京メトロ丸ノ内線淡路町駅・都営地下鉄新宿線・小川町駅A7）
基調講演：長谷部恭男
（早稲田大学教授・憲法学）
「緊急事態条項の無用性などについて」
パネル・ディスカッション
司会：
杉田敦（法政大学教授・政治学）
パネリスト
長谷部恭男（早稲田大学教授・憲法学）、
石川健治（東京大学教授・憲法学）
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高浜原発再稼働反対 記者会見 本田久美子
高浜原発再稼働反対 記者会見 守田敏也
桜と予言と詩人 神隠しされた街 若松丈太郎
アーサー・ビナード
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原発再稼働に反対しないのではないでしょうか？
社会的に弱い人たちのいのちが、
犠牲になるのでしょうか？
動物たちが、また犠牲になるのでしょうか？
京都のまちも、
《神隠しにあった歴史文化的世界都市》になるのでしょうか？
あの旧ソ連ですら、
チェルノブイリ原発事故では避難させたのに、
日本政府は、しなかったし、
政権交代後の現在では
強制帰還させようとさえしています。
「共産主義が！」という主義主張の以前の問題として
原発被害を無視しての原発稼働の容認こそは、
《人として血の通った政治家かどうか／
悪魔的かどうか》の次元の問題です！
20150702 UPLAN【酷い酷い政府交渉】
住宅供与打ち切り・避難指示解除に抗議し、
記者会見＆政府交渉
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福島原発訴訟さん
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市民団体やTPP違憲差し止め弁護団の方々による
TPP協定文についての分析レポート（第1次版）
が公表されました。
ダウンロードし、御覧くださいませ。
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【報告集会】
TPP協定の全体像とその問題点
―市民団体による分析報告―
https://www.facebook.com/events/1681787532076391/
【日時】２月５日（金）18:30～
【場所】韓国YMCA ９階 国際ホール
資料代800円
ぜひお越しください！
事前予約制ではなく先着順なので
お早めに起こしください。
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当ホームページより、以下に一部転載。
「日本は主権在民の国家です。
憲法に違反するTPPは、
私たちの手で阻止できるはずです。
今こそ、国を相手に声を上げようではありませんか」
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従来はともすると別々に取り組まれていた署名運動を
１本化するという画期的な試みです。
これを全国で拡げに拡げましょう。
詳しくは☞ http://sogakari.com/?p=1095
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☝クリックすると、辺野古基金のページに、リンク移動できます。
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日時：２月６日（土）14:30～16:30（開場14:15）
場所：文京スカイホール 東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター26階
地図：http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
東京メトロ丸ノ内線「後楽園」駅徒歩1分
都営三田線「春日」駅徒歩4分
資料代：８００円
（学生・障碍者・生活困窮者 ５００円）
■宇都宮健児／辺野古視察報告
■島田清作氏（元立川市議・伊達判決を生かす会）
講演 ■島洋子氏（琉球新報東京支社報道部長)
講演 ●申し込みフォームhttp://goo.gl/forms/7PXts0Eq2W
（懇親会は会場の都合上、
予約優先とさせていただきます）
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☆里親募集中です！各地の犬猫の里親募集情報をまとめています☆
〇heart♪さんのブログ「teardrop」にリンク移動します。
熊本の保健所で期限が迫ってる犬猫ちゃんたち
〇ばなちゃん@bana_dogcatさんのツイッター
〇ヲレンジ★拡散希望@nature_orangeさん、
〇マタ @doubutukyushutuさん、
○ヨーコ(野犬、シニア犬のツイート多し)@05Birthさん
○「さち@sachitaka_dears」さん
○ねこねこ@tomoneko488さん
○雅 #END殺処分JAPAN @miyachan_888さん
○トモノラ @tomonorahさん
〇迷子犬・猫・情報 @maigoinunekoさん
がた、いろんな方が里親募集などの情報を
発信されています。